林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

「黒米揚げ」富士見堂のこれはのクチコミ

2011年08月31日 | 東京のせんべい
こんばんは。
今日のおせんべいも富士見堂です。
2連続で残念な結果が出ており、
今日は食べるのが躊躇われて遅くなってしまいました。

先日、妻に「富士見堂がテレビに出ていた時には
チョコのお煎餅やアールグレイの入ったお煎餅が紹介されてたよ」、
と教えてもらいました。どうやら今食べているのは
メインの人気商品ではないようです。
ますます残念。

今日食べるのは「黒米揚げ」です。
黒紫色をしたお煎餅で、
黒米のお煎餅はほとんどが粉にひかないようですね。
スーパーで売っている黒米のお煎餅も
ツブツブ感がありましたから。早速食べてみると、
塩でほどよく味付けされたお煎餅で、
塩以外の何かの味もします。
それがいったい何なのかよくわからないので、
きっとこれが黒米の味なのでしょう。
富士見堂は全てにおいて繊細な味付けのようなので、
研ぎ澄まさないとわかりません。

これまでの富士見堂のせんべいと違い、
生地の中から温もりというか、
エネルギーが感じられます。
何か持っているな、という気になる感じです。
食感もほどよく食べられるお煎餅です。




「カレーチーズ」富士見堂のクチコミ

2011年08月30日 | 東京のせんべい

今日のおせんべいは富士見堂「カレーチーズ」です。
前回同様、白い生地にカレー粉がかかっています。
匂いはあまりせず、やはり薄味なのでしょうか?
食べてみるとボソボソとしてやや硬めの生地に
少しだけカレーの味がして、そして少しだけチーズの香りがしました。
このお煎餅の良さがどこにあるのか、
拙い私の舌ではまったく見つけ出すことができず
2枚目には手が出ない味で、
家族の者はみな、1枚さえ食べきることができませんでした。
このお煎餅を売ることができる営業力に感服です。




「トマトバジル」富士見堂の禅なクチコミ

2011年08月27日 | 東京のせんべい


今日のおせんべいは東京グランスタで買った
富士見堂「トマトバジル」のおせんべいです。
青砥に本店を持つ高級お煎餅屋さんなので、大変楽しみです。
買ったのは「東京日和おもたせ」という
6種類のお煎餅が入った詰め合わせで、
いかにも東京で売っているという感じの、
包装にお金をかけている雰囲気です。
包装はさておき、早速食べてみましょう。

食べようと袋をあけると、
白い生地にトマトソースにパラパラとバジルがのっています。
薄味なのかな?と思われ淡い色あいです。
食べてみると少しだけ堅めのボソボソした食感、
そしてトマトとバジルの味はまったくせず。
え?なにこれ。。。きっと錯覚だと思い、
2枚目を食べてみると、ほんのりトマトを感じられ、
わずかにバジルもかおります。

お米の味もそれほどせず、これはもしかするともしかするのでは?と
疑念に心が波たちながらも3枚目を食べてみると
微かな甘さが生地の表面から感じられ、
もしかしたら、これがおいしいということもありうるかもしれない。
自分勝手ではいけないと思い、
社内に配ってみましたが、
残念な回答しかえられませんでした。

これはきっと「禅」なのだ。
お腹を究極に減らし、
心を極限まで研ぎ澄ませた者だけが体験できる味わいなのだ、
と自分に言い聞かせることにしました。
残り5種類のお煎餅がおいしいことを祈りたいです。




「塩こしょうせんべい」ホンダ製菓のビーフ?なクチコミ

2011年08月26日 | その他のせんべい


今日のおせんべいはホンダ製菓株式会社の「塩こしょうせんべい」です。
白胡椒と黒胡椒を使っているとのことで、
どんな仕上がりになっているか楽しみです。

生地にはもち米とうるち米をブレンド、
みためは白い生地でやわらかそうは雰囲気。
パラパラと黒胡椒がかかっていて、
味付けは薄めかな?という色をしています。
個別包装になっていて親切ですね。

早速食べてみると、食べた瞬間何の味もしません。
歯ごたえは堅くは決してないけれど、
柔らかいともいえない中間の食感です。
しばらく食べていても胡椒の味わいがやってこず、
待ちわびている間にもち米のねちょねちょ感に襲われます。
こりゃハズレだな、なんて思って食べ終わる頃、
急にビーフスパイスの味が口を満たし始めます。
え?うそ?っと思い成分を見るとそんなものは入っておらず、
つまりこれが白胡椒と黒胡椒のマジックか!!?
と思いました。できれば涼しい季節に食べたほうが
おいしいお煎餅だったと思います。

ネチョネチョするのでお茶よりはビールのほうが良いと思います。




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「鬼ひび」岩塚製菓の高級感なクチコミ

2011年08月24日 | 岩塚製菓


さて、今日のおせんべいは岩塚製菓「鬼ひび」です。
外装の袋を開けると、中は和紙風の袋に個別包装されており
高級感を醸し出しています。
スーパーで売っているのに高級感を出すとは、
かなり力が入っているようです。

早速食べてみると、げんこつせんべいクラスの堅さで、
ガリガリと食べられます。
塩気が強く、ややしょっぱく感じるかもしれませんが、
このげんこつの堅さとマッチしていて調和を感じます。
もち米を炒っているので、米の風味が塩気を感じなくなった後に
ドスをきかせてきますね。

個別包装の袋に5粒くらい入っているのですが、
ぴったりな分量で、それ以上後ひきにならない満足感があります。
これが5袋入っているので、
スーパーのお煎餅の中では高級な部類に入るように思えました。