林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

「海のおかき」北多山製菓のイカいりおかき

2013年06月18日 | 埼玉のせんべい


今日のおせんべいは京成船橋駅の下にある
輸入食品屋さんで売っていた「海のおかき」です。
揚げたおかきで、なんと中にイカが入っているのだそう。
他にも2種類同じシリーズのおかきが売られていましたよ。




さて、早速開けてみると小麦色したおかきと、細い棒状のイカが入っていました。
お皿にあけて食べてみると、これがいい具合。
おかき自体にはそれほど「海」を感じさせる味わいはなく、
シンプルに魚介出汁と塩、そして少しの甘みがバランスよく
ついつい手が伸びてしまいます。
イカは形状の問題で下のほうにたまっているようで、
最後の方はイカバランスが高まっていました。
このイカは食べる時の気持ちの切り替えが出来る程度で、
味わいとしてはほとんど意味をなしていないようでした。

揚げ煎餅は食べ過ぎると胃がもたれるので
一人で食べる時は半分くらいでやめるようにしましょうね。




「沖の石」小宮のせんべいのクチコミ

2012年04月12日 | 埼玉のせんべい


今日のおせんべいは小宮のせんべい「沖の石」です。
石重ねよりも一回り小さく、
厚みも普通の堅焼きくらいの厚みです。
食べてみると醤油はおそらく違わないのだと思いますが、
味わいの違うこと違うこと。
石がさねが芳醇な味わいに対し、沖の石はとてもストレートで、
味が横道にそれたりしません。
醤油をあっさりめにして、生地を生かしたところはかわりませんが、
お米の味と焦げ加減で勝負している感じです。
お煎餅は生地の厚みを変えるだけでも
味わいが随分と異なるので、それを知るいい例でした。




「石がさね」小宮のせんべいのむしろを使った煎餅のクチコミ

2012年04月09日 | 埼玉のせんべい


次なるお煎餅は小宮のせんべい「石がさね」です。
最近お店をリニューアルして、
おしゃれな店内になっておりました。

社長の娘さんが販売店員をしていて、
この内装はきっとこの女性が
デザインに携わったのだなぁと思いました。
こちらのお店の特徴として、
生地を乾かすのに普通はかご網を使うところを、
「むしろ」で作っているそうです。
正直ものすごく興味があります。
一体どういう風味になるのでしょうか?

早速食べてみると、非常に堅い生地で、
味付けは薄めの醤油。
まさに生地を味わってくれといわんばかりの仕上がりです。
むしろを使い天日干しということで、
時間をかけた乾燥は生地に収縮する余地を与えるため、
生地が厚くなるのでしょう。
その代償として、食感にボロボロとした食感、
といいましょうか、口の中で粒粒しないで、
微妙な塊のまま結合している感じになっています。

生地の味わいは他のお煎餅とは一線をかくしており、
「むしろ」効果なのか天然の匂いがあります。
自然の温かみともとれる優しい香りで、
こういう作り方も味わい深いものだなぁと
大変参考になりました。



「堅焼き」まるそう福一のまとまった味のせんべいクチコミ

2012年04月07日 | 埼玉のせんべい


今日のおせんべいはまるそう福一「堅焼き」です。
FFCという名の奇跡の水を使っているそうで、
一体どんな効果を与えるのか楽しみです。
早速食べてみると、
ものすごく堅いおせんべいで
最初のひと噛みに相当の顎力が必要とされます。
お年寄りは絶対に食べない方がいいでしょう。
味付けは醤油味、比較的濃淡なく、抑揚なく、
醤油と生地が一つになって、
調和しているけれども特徴が薄いお煎餅です。
全体的にはやや塩気の効いたお煎餅という印象をうけました。



「堅焼き」巽屋の堅いしっかり味なせんべいのクチコミ

2012年04月06日 | 埼玉のせんべい




今日のおせんべいは巽屋「備長てやき」です。
生地はしっかり押し焼きして作られているようで、
厚みが一定してしっかりあります。
見た目は濃いきつね色で濃い味なことが予想されます。

食べてみるとしっかりした歯ごたえの堅焼きです。
味わいは白しょうゆよりもとがった感じがなく、
鰹のだしも醤油に混ざっているような
マイルドさがあります。
その味わいにはコクがあって、
味は濃すぎず、バリバリと楽しめます。
一枚食べると、それで完結。
満足感があり、もう一枚に手を・・・
という感じにはなりません。
次々食べちゃってこまっちゃう
主婦の方には丁度よいと思いました。