林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

おせんべいの保存には幅広クリップ

2021年03月26日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月25日木曜日


こんにちは、拓三です。
ノベルティグッズを作るのが好きです。
しかし作るなら、お煎餅にかかわるもの、役に立って使ってもらえるものにしたい。
前回は「おせんべい保存袋」でしたが、今回は「幅広クリップ」です。
おせんべいの袋を開けた後、普通のクリップだと両端が少し開いてしまうので、空気が入ってしまいます。
こちらのクリップは幅が広いので、結構しっかりとめてくれます。
もっと大きいクリップの方がもちろんもっと止めてくれますが、今度はクリップを開くの力が必要で使いにくくなります。
ちょうどいいサイズのクリップ、それがこちら林田のおせんべいの「幅広クリップ」です。


煎餅の型をとる~のし機~

2021年03月25日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月24日水曜日


こんにちは、拓三です。
練りだしたしんこを丸く型をとることを「延し(のし)」と言います。
次から次へと型をとっていくのですが、機械が古いのでキャンパスが右や左に動いてしまい、常時キャンパスを引っ張りながら、シンコを入れ、網を入れ。大忙しです。
この間にもしんこは温度を下げ、水を吸い状態を変化させてしまうので、時間をかけるわけにはいきません。
とっても慌ただしい時間です。

しんこの練りだし

2021年03月24日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月23日火曜日


こんにちは、拓三です。
先日おもちの練り出しをご紹介させていただきましたが、本日はしんこの練りだしです。
しんこはにょろにょろ棒状で出てきます。
それを水を貯めた水槽の中にいれます。
表面が乾くの防いで、しんこの温度を調節するためです。
よく業界では「アクを抜くため」という理由があるのですが、
米にアクってでるかなぁ?と思っていて、私はあまり信じていないのでした。


煎餅の蒸練機としんこ。

2021年03月23日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月22日月曜日


こんにちは、拓三です。
うるち米から作るお煎餅。
うるち米を粉にして「新粉(しんこ)」となり、これを蒸して練ると、このようになります。
粉の粒の大きさ、水加減、蒸し時間、練り時間。
条件が変わると、蒸練機から出した時の状態が違うのでよく確認して、その後の作業をするときの修正や予測に役立てます。



職人の道は素材に手をかけることから

2021年03月22日 | 日常
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月21日日曜日


こんにちは、拓三です。
DIYで作るにあたって、木材をどうするか?というのは非常に大きな問題であります。
簡単なのは、コンパネや集成材を作ること。
だいたいまっすぐ平で、とくに手をかける必要がなく、寸法を決めて切ればOK。
その後塗料を塗ってしまえば良いのであります。

ところがです。
仕上がったものは、果たして作った甲斐のあるものでしょうか。
たいがいにおきまして、これだったら出来上がっている物を買った方が安い。
唯一、自分の希望の寸法通りのものができたというだけなのであります。

無垢の檜の板材を買って、つなげて、一枚の大きな板にする。
反ってます、歪んでます、その板は。
それを必死に鉋で削って平にしていくと、それはそれは迫力のあるものが出来上がるのであります。
魂があると言っていいとおもいます。

魂がこもるこの仕上がりこそ、職人にとってのやり甲斐なのであります。