器用貧乏海珠堂

”魚大好き海珠堂”のほうがいいかな・・・?

千葉みやげ2019

2019-12-29 12:06:54 | 料理(魚貝)

ま・ず・は・・・・・
幕張ハンドメイドフェスご来場のお客様、スタッフ、運営の皆さま、出展者の方々皆様にお礼申し上げます!
初めて幕張メッセに行ったんですが、
幕張って思った以上に千葉なんだな・・・と、今更知りました・・・

せっかく千葉まで来ているので・・・
・・・ここからはイベント終了後・・・
片付けが終わったら海浜幕張駅から帰りと逆方向の電車に・・・
千葉の太平洋側の町まで行って電車を降りたとこ
・・・今回はグダグダ旅行記って感じです・・・

駅は無人、駅前なのに真っ暗・・・

これ・・・ドキドキする・・・(笑)

海の近くのアットホームなゲストハウスに到着


翌朝・・・
前日雨だったので海が荒れてる・・・
結構怖い・・・

太平洋だからこの先はずっーと海・・・
この景色をみてると東京の住宅地での生活では感じることの無い・・・
何て言うかぁー・・・
うーん・・・
うまく言えないからやめとこ(苦笑)
海すげー・・・って感じです・・・来てよかった。

まず漁港の街、勝浦へ・・・・・

・・・行ってみたけど魚の収穫は無し・・・
海があんなんじゃ仕方ないかな・・・昨日雨だし
勝浦は湾になってるし港は防波堤あるし波が穏やか・・・。

電車少ないし駅から歩いて行ける範囲って限られてるんで勝浦の先・・・
房総半島へ行くには車が必須かも。
いろいろ行ってみたいけど・・・
・・・ペーパードライバーの自分には厳しいかな・・・

昔は乗用車でも2tダンプでも普通に運転してたはずなんだけど・・・
・・・いやっ、当時から周りはあまり自分に運転させたがらなかった気もする・・・(苦笑)
もう10年以上まともに車運転してないし
もともと車の運転は向いてないみたいなので自粛してます。

駅で30分くらい次の電車を待って引き返す・・・
一宮まで戻って行ったのがこちら

街道沿いにあるでかい鮮魚店

インドア派には有難いなかなかの品揃え・・・

朝ゲストハウスで知り合ったサーフィンしに来てるフランス人に
「魚買いに来た」・・・って言ったら
「フィッシングかい?」と元気よく聞かれ
「・・・いや・・マーケットに行くんだよ・・・」
と答えて少し恥ずかしかった(苦笑)・・・。

ここで手に入れたのが最初の写真の魚、チカメキントキ
まとまって獲れない魚なんで産地で消費されることが多いそうです。

キントキダイの仲間はびっちりついた細かい鱗が取りにくくてやっかい・・・
・・・なんだけど、チカメキントキはいつもなんとか鱗剥がせる感じ。

それからこの魚屋のある一宮の目の前
九十九里浜産ハマグリも購入・・・写真撮るの忘れました。

そのほか、旨そうだったから買った宮城産のごついサバ
同じく宮城産の生本マグロ・・・
千葉産のメジマグロもあったけど自分には手に負えないサイズなのでパス・・・


それからこれ・・・”ナバナ”って野菜
広東料理でよく使われる菜心って野菜によく似てたんで購入。

・・・ささやか過ぎて申し訳ないんですが・・・
これが自分に出来る災害の復興支援ってことで・・・

2時間半くらい電車にのって帰宅
下ごしらえだけして寝る・・・
というか気が付いたら寝てた・・・って感じ・・・疲れてました。

翌日・・・昼間っから・・・
まずはチカメキントキを刺身

キントキダイは白身だけど食感がアジによく似てる。
たいした値段じゃないのに旨い魚です。

こちらの写真はチカメじゃなくてキントキダイ

見た目は赤い皮した白身魚なんだけど・・・
皮の下に銀色の脂の膜ががあって身にも結構旨味がある・・・
アジから青魚臭さをとった白身魚ってこんな感じ?
・・・というのが自分のキントキダイの感想。
銀皮あるせいでタイみたいな普通の白身とは方向が違う感じ。
こういう個性のあるやつは好き・・・。
皮の下の銀色の部分は時間が経つと臭くなるのでキントキダイの類いは早く食べた方がいいと思う。

次は肝合え
肝は前日捌いてすぐ蒸しておいたもの・・・生じゃないです。

肝はそんなに大きくないけど、クセが無くて旨味があって食べやすい
肝×刺身×醤油・・・の旨味三重奏(笑)
・・・酒が進む・・・
会場行って2日間立ちっぱなしの忙しいイベント出展終わって・・・
部屋でボケーと・・・
あれこれ思い出しながら昼間っからゆっくり飲むのが結構好き
・・・インドア派です(苦笑)


そしてナバナ・・・
茹でたナバナにハマグリの煮詰めをかけたもの

広東料理でよく出てくる菜心って野菜にオイスターソースをかけるやつを一宮のナバナと九十九里のハマグリの煮詰めで・・・
ナバナも菜心も多分同じアブラナ科、形はよく似てる。
この地産地消的な組み合わせは悪くないはず・・
と思ったんだけど・・・味わぁー・・・・
ハマグリの煮詰めの旨味が勝ちすぎてたかな・・・

お米出してみたらなんと千葉産・・・偶然


今回は種類は少ないけど強者揃いって感じ

写真撮り忘れたりと九十九里浜ハマグリは扱いがぞんざいになってしまったけど・・・
口に入れると笑みがこぼれる・・・って感じの旨さ。
この時期はやっぱりサバが強えー・・・
・・・サバは千葉産じゃなかったけど・・・

アラは食べるとこあんまりないサイズなのでスープに・・・

煮てるときの香りがなぜか薄っぺらいベラの類い↓によく似てる・・・
全然別種の魚のはずだけど・・・

ややエビっぽい感じのにおい・・・
・・・たぶん、住んでる環境、食べてるものに共通点があると別種でも似てくるんだと思います。
魚だけじゃなくて人間も・・・
・・・同じようなことあると思う・・・・。

ひと煮立ちしたら身の部分を取り外してまた煮る・・・
このはずした身で団子作ったんだけど・・・
・・・これ、久しぶりに料理で失敗しました・・・


翌日の昼ごはん
魚丸粉
・・・ナバナ入り

魚丸=魚のすり身を団子にして茹でたもの
粉 =ビーフン
・・・生のすり身を作って茹でたらよかったんだけど・・・
一度茹でた魚肉を片栗粉で固めてみても・・・
「こんなの魚丸じゃねー・・・」
という出来・・・粉っぽくて不味い・・・
チカメキントキごめんなさい・・・。
・・・次回はちゃんとすり身作って魚丸作ろう・・・
スープとビーフンは旨かったです。


・・・グダグダ旅行記+知っててもしょうがない魚知識・・・
で、申し訳ありません!

来年も宜しくお願い致します。

















いきもにあ戦利品2019 其の二 コロダイ

2019-12-10 20:14:29 | 製作中

まな板からはみ出るコロダイ、2.7㎏

前回の記事の続き・・・
神戸からの帰りに寄ったのがこちら・・・
大阪の天満市場


コロダイはこの2.7㎏の1匹だけ。
このサイズならコロダイとして立派に成長したサイズ・・・
季節だって非常にいいはず・・・
・・・なんだけどキロ当たり1200円という微妙な値段・・・
こんだけ立派なサイズで季節もいいのに大した値段が付かない
=不味い   の・か・な~?
・・・と、しばらく迷ったけど結局購入
もし高級魚のハタの類いでこのサイズだったら・・・
「わー・・・すごいなー」って見るだけで終わってたと思う
・・・高くて買えない・・・(苦笑)

この日天満市場で見かけたその他の珍しい魚はハガツオ
次見かけたら試してみたいです。

京都行きの電車の中でコロダイについて調査・・・
もっと安いこともあるみたい・・・
味のほうは旨いとも大したことないとも・・・
たくさん獲れる魚ではないので評価も人それぞれ・・・

・・・これから自分で試してみます・・・。


”タイ”って名前についてるだけあって鯛顔
体型もタイっぽいけど分類はイサキの仲間
鱗の感じ、特にお腹のほうはイサキに似てると思う


同じくイサキの仲間のヒゲダイやヒゲソリダイだったら髭がある部分・・・
・・・穴があいてる・・・
何のためかは不明、それから口が横にでかい・・・
普段何食べてんだろ・・・


まずは刺身で・・・

おおー・・・そうそう、手前の真鯛の小皿、
これも今回の戦利品、きたむら工房さんの作品です!
次回はもっと大きい皿買いたいな・・・。
きたむらさんの陶芸作品はいきもにあ初日でほぼ売り切れという人気っぷり・・・
・・・憧れてます・・・


不味かったらどうしよう・・・
なんて心配は必要なかった・・・というのがコロダイの最初の感想。
巨大なイサキで年取ったやつってこんな感じかも・・・って味かな?
普通のイサキの~・・・やや水っぽくて柔らかい感じ??
・・・が、全く無くてやや硬いイサキ?

・・・これは自分の包丁が下手なんでしょうが
皮引いたときに皮の下も筋張った部分が身のほうにくっついてきてしまう・・・。
これがちょっと口に残る・・・
これも年取ったでかいイサキって言った理由。
全然褒めてないけどちゃんと身に味があって総合評価は悪くない白身です。

イサキの仲間なら塩焼きも・・・


箸で割るとほぐれた部分から魚汁が”ぶしゃー”


身を崩すと皿に水たまりが出来るくらい・・・
非常にジューシーでみずみずしい・・・
塩焼き旨い・・・・・・
・・・さっきは年寄りイサキなんて言ってしまってごめんなさい・・・コロダイ

刺身で気になった皮の下の筋張った部分
焼きあがるとぬるっと柔らくなってしかも刺身で感じなかった強い旨味が・・・
塩焼きはかなりいいです。
大きいと皮が厚いんで中火でじっくり焼いてパリッと仕上げた方がいいみたいです。

出張で疲れてるんで・・・魚介による栄養補給

左がコロダイとコロダイの漬け
エビは蝦麺で使ったアシアカ
その他は東京で買い足したもの・・・
コロダイみたいなそこまで個性のない白身って寿司にすると妙にまとまったいい感じになる気がします。
寿司ってご飯に刺身のっけただけじゃない何かが・・・こう・・・
・・・・・上手く説明出来そうにないのでやめときます(苦笑)
コロダイの握り・・・美味しいってことです。
・・・コロダイのキロ1200円は有難いけど可哀そうでもある・・・


残った頭と中骨を煮て・・・
頭は後日頂くので出しておきます。

中骨はそのまま煮続けてスープとります。

後日中骨スープと頭で作ったのがこちら・・・

本場サイズのフィッシュヘッドカレー!
つくり方はこんな感じです→アオダイカレー

コロダイはやっぱりイサキの仲間って感じで出汁の旨味はそこまでではないみたい・・・
本場の材料、ハタやフエダイには負けてると思う。
ただ、これだけ大きいと目のまわりや口の周りのプルンとした部分がたっぷり味わえます。
まずはプルンプリンの部分を酒の肴に・・・
年取るとこういう部分なるべく沢山食べたほうがいい気がする・・・(苦笑)

食べきれないカマの部分や頭の上の肉の部分を小分けにしたもの。
後日お昼ごはんで頂きます。


残さず頂くのが・・・


裏面はナマズ・・・

作ったときのことすっかり忘れてしまって・・・
なんでこれナマズなんだろ・・・??
と自分でもたまに考えてしまうのですが(苦笑)
これはこれで気に入ってくれる方もいるのでいいのかな・・・

・・・話それました・・・
味が悪くなる・・・
ってわかってて冷凍庫に入れるのは嫌なので・・・
残りのコロダイもきれいに片づけます。

人に配る・・・っていう方法もあるかもしれませんがー
本当に喜んでもらえる場合もあれば・・・
タイミングによっては、押し付けているだけ・・・
にもなりかねない気がします。
調理してから渡せば一番いい・・・と思います。
・・・が、面倒なのでやってません(苦笑)

残りのコロダイをサイコロ状に切って醤油に漬ける


たっぷりの油でたっぷりの葱、ニンニク、生姜を弱火で炒める・・・
なんとなくシメジも入れてみました・・・

汚いフライパン使ってるのは、このフライパンが厚いから
厚いほうが温度を均一に保てます。

野菜の水分飛んで小さくなったらさっきのコロダイを投入


油を指で触ってみて・・・
熱々のラーメンスープって感じの温度になるように火加減調整します。
・・・多分70℃くらい。
たまに優しくかき混ぜながら20分間70℃をキープ・・・
・・・これ、何料理なのかよくわかりませんが・・・
自家製味付きシーチキンかな?
皿に移したら具が油に埋まって空気に触れないようにしたら完成

これで1か月以上保存出来ます。

これどう食べるかというと・・・

朝ごはん・・・
パサついた玄米食べるのに丁度いいんですよ・・・こういうおかず・・・。
・・・冬はカサカサするから脂分とったほうがいいし・・・

あとは腹骨の部分を干物にしてコロダイの調理完了



(旨くないかも・・・安いし)
(2,7㎏って食べきれるかな・・・)
・・・なんて思いながら結局買ってきてしまったのはこの手作り珍魚図鑑のネタにしたかったから・・・

イベント出展のときこの珍魚図鑑あるといいんです。
・・・単純に見て楽しんでもらえるし・・・
そう、見て楽しんで貰える・・・。
お客さんとの話の切り口にもなります。
お子様向け・・・という意味でも意外に活躍します。
お買い上げ頂いて梱包を待ってもらってる間見てもらう・・・
なんて使い方も出来ます。
・・・自己満足のコレクション・・・というう部分ももちろん少なからず(苦笑)

・・・ただ、この珍魚図鑑のネタにしたいがためだけに
食べきれないサイズの魚を買ってくる。
・・・というのはなんか気が引ける・・・。
なので今回はこんなにきっちり使ってるんですよ!
・・って感じでやりました。

・・・いきものイベントのいきもにあの後日談・・・
ということで少しだけ・・・・・お許しを
ブログで・・・
sns等で・・・
動画サイトで・・・
いろいろな方が魚をネタにしたものを見てます。
・・・魚絡んでないものは興味ないから普段自分からはみないな・・・(苦笑)

たまーに・・・ほんとたまにですけど・・・
話しのネタにすること優先で材料の魚(いきもの)を粗末に扱ってる・・・
・・・見てて嫌だな・・・と、思うこと有ります・・・。
閲覧数=収入・・・って方は悪気は無くてもどうしてもそういう部分出てきてしまうのかな・・・とも思います・・・。
たまーに問題になるテレビ番組のやらせ・・・こういうことの延長線上と自分は感じます・・・。
・・・見て楽しんで頂く・・・っていうのが元々の理由で・・・

・・・魚が余っちゃった・・・どうしよう・・・
ってときは冷凍庫に放り込む・・・とか
人に押し付ける・・・その前にこのブログをご覧になって下さい(笑)
貧乏人の編み出した材料を無駄にしない調理法色々書いてあると思います。
皆さんに活用して頂けると嬉しいです!

今年最後のイベント出展
千葉幕張 12月20日(金)21日(土)22日(日)
マクハリハンドメイドフェスタ
ブースNo105-548でお待ちしています。






いきもにあ戦利品2019 其の一 蝦麺

2019-12-06 21:11:26 | 料理(魚貝)


まずは・・・・いきもにあ2019にご来場頂いたのべ6200名のお客様にこの場で改めてお礼申し上げます。
毎年出展させて頂いているので、お客様に顔を覚えてもらい今年もまた見に来て頂ける・・・
こんな時は買い物して頂かなくてもそれだけで嬉しいです。
これは、言っておきたいです。

それから・・・スタッフの皆さん、自分と同じ出展者の皆さんにも感謝です。
毎年出展させて頂いてると、周りの人たちがだんだんいきもにあの仲間って気持ちになってきます。
これからもこのいきもにあが続いていって欲しいです。



・・・で、ここからがイベント終了後・・・
撤収後まず会場のサンボーホールから歩いて中華街に・・・

ここで調味料を調達・・・
普段スーパーで買えないような材料が手に入るのは非常に魅力的です。

翌朝向かったのが神戸新鮮市場
五つの商店街がつながっていて合計500店のお店が並び神戸の台所・・・なんて呼ばれてるそうです。
新開地駅側の入り口、湊川商店街


雰囲気は・・・昔ながらの商店街
今、身近な場所で探そうとしても見つからないような・・・でも子供のころは近くにあった昔の商店街
それがびっしり500軒・・・そんな感じの場所かな・・・。
詳しくは神戸新鮮市場公式HPでご覧になれます。

阪急の新開地駅から歩いて行けます。
鮮魚店は・・・新開地駅から見て奥の方、東山商店街が多いです。

午後2時くらい・・・かな?
明石でその日の朝獲れた魚介が店頭に並ぶみたいです。

今回ここで手に入れたのが最初の写真のエビたち
関西で”アシアカ”って呼ばれてるエビ・・・標準和名クマエビ
クルマエビ科のエビです。

名前の通り脚が赤い・・・
今回は神戸での利益を少しは神戸に還元出来たかな・・・。
このあと大阪の天満市場にも寄ってから京都へ。

エビの頭と殻をを焼いたもの


これを砕いてからぐつぐつ煮てスープとります。


京都で食べたエビの身のほう
つくり方はだいたいこんな感じ→清炒蝦仁

こんなエビが普通に買える神戸の人が羨ましい・・・
エビだけで腹いっぱいになるって結構な贅沢・・・

夜行便で東京に

真ん中の瓶は中華街で買ってきたえびペースト、タイ製です。
多分、エビの塩辛油漬け・・・って感じのものだと思います。
・・・それから左がすりおろした玉ねぎ
手前がトマト、おろしニンニク、干しエビを砕いたもの、唐辛子


まずえびペーストを油で炒めます。
そのあと玉ねぎニンニクも・・・・・

しばらく炒めたら明日のために半分とっておきます・・・

残りのトマトや唐辛子、干しエビ、それから塩、砂糖を入れて更に炒めて水分を飛ばしたのがこちら・・・

”サンバルプラチャン”で調べると作り方出てくると思います。
これで準備OK

左、東京で用意した鶏がらスープ 右、温め直したエビ殻スープ

スープはえび2対鶏がら1って分量かな・・・
・・・この時点で勝利を確信・・
これ旨いに決まってる(笑)

中華麺をゆでてさっきのサンバルをスープでのばしたのがこちら・・・

シンガポール、マレーシアの”蝦麺”!!
えびペースト、干しエビ、エビ殻スープ、具にもエビ・・・
蝦麺を名乗るに相応しいエビっぷり・・・。
麺が写った写真撮り忘れたんですが・・・太目ストレートの中華麺です。

皆さんはご存知だと思いますが・・・
今回は敢えてわざわざ言わせて頂きます!


"エビのスープはエビの涙”
一滴も残しちゃダメです
・・・こんな旨いスープ残す人あんまりいないとおもいますが。


えびペーストの独特な香りが入ると一気に本格的な仕上がりになります。
中華街まで買いに行って良かった・・・
そして神戸で買い揃えた材料で作った神戸らしい1杯。
・・・えびペースト、通販でも買えるみたいなんですが・・・



翌日・・・
手前左が前日残しておいたえびペースト玉ねぎニンニク炒め、右は生姜
それから後ろはカレーのスパイス、これを同じように油で炒めます。


今日の麺は中華街で買ったビーフン、もうちょっと太いのが欲しかった・・・


スープはえびスープの残りとココナッツミルク、更にこれ・・・

冷やしてゼリーの状態になっている濃厚魚スープ

最近有名になってきてるのかな・・・
ココナッツミルクカレー麺、、ラクサ!

・・・写真で見ると蝦麺とあんまり変わらないような気もしますが・・・
味付けもスープも全然違います
でも、本当はもっと黄色く仕上げたかったな・・・。

・・・四角い油あげ上手く作れたのが地味に嬉しい・・・

昔旅行で行ったシンガポールでこのラクサを食べて感動しました。
当時の自分にとって非常に斬新な組み合わせだったココナッツミルクカレーとスープ麺
しかも旨いし・・・
ゲストハウスで知り合ったシンガポール人のおじさんにやや興奮気味に
「ラクサって美味しいですね!!」
って言ったらおじさんは意外にも微妙なリアクション・・・
「えっ、・・・ああーそうだね・・・」
「うーん・・・でもいつも食べてるしいつでも食べれるからさ・・・」

そして今度はおじさんが
「それよりさぁ、香港の雲吞麺って美味しいよね!昔旅行で行って食べたのが忘れられないよ!」
「えっ・・・そーですね・・・」
・・・当時の自分にとって香港式雲吞麺こそいつも食べていつでも食べれる外食の無難な選択肢・・・
香港の名店に行って行列に並んだりしたらまた違うのかもしれないけど・・・

図らずも同じことを言い合ってた・・・
・・・というのを思い出しました・・・。
旅先での食事
いつもと違う雰囲気とかテンションとか・・・
いつもと違う材料、調味料、そこからくるいつもと違う栄養の組成
そういうのに体と心が喜んでより美味しく感じるんだろうな・・・と今思います。

今回のラクサと蝦麺の味にもいきもにあと神戸の思い出がプラスされているのかも(笑)


ラクサに使った濃厚魚スープは天満市場で手に入れたこの魚から・・・

・・・まな板からはみ出るサイズのコロダイ・・・
いきもにあ戦利品その2でご紹介します。