このフランス旅行の メイン・イベント
ラベンダーの蒸留所と農家を訪ね
ラベンダー街道を行く
もう、これに惹かれて 参加希望したようなものです
もちろん一日目のアルルも魅力でしたし
先ず、蒸留所なんて なかなか個人では行けそうにありませんし
ましてや、蒸留するところをまじかに見学できるなんてことは
そうそう、無い事でしょうから
もう、これだけでも この旅は価値あり!
ホテルのロビーに8時集合、バスで出発
道も空いていて、一時間半足らずで 蒸留所に到着
早すぎて・・・
蒸留所の説明をしてくださる方が、まだでした・・・
待つ間に、写真撮影
ラベンダーが綺麗に咲いてます
昔の蒸留器が 無造作に置いてあります
なんだか景色に溶け込んでいますね
オリーブの木とラベンダー 南仏らしい取り合わせ
ラベンダーは、開花前の状態で 周りの雑草などと一緒に刈り取られます
大きな蒸留釜に水と一緒に入れます
大きなタイヤが重石になって、ギュッと押し込むんですね
釜の蓋はしっかりとねじで固定されます
かなりの圧力がかかるそうです
そうして蒸留され、冷却された物がパイプを伝って
こちらに湧き出てきます
中央の中が 蒸留されたオイルと水の混ざった物
キャニスターに取り出し見せてくださいました
上層部に少し黄色っぽく見えるのが、オイルです
ここから出ているのは、いわゆるラベンダー・ウォーター
南仏ではリネン・ウォーターとして
シーツなどのアイロンがけの時に良く使われているそうですよ
この蒸留をしただけでは、まだ完成でなく
ここから寝かせて熟成させるのだそうです
この蒸留所では、オイルや石鹸類のお土産も販売されています
正直、ラベンダーの香が噎せ返るほどで・・・
鼻がバカになってしまいそうでした (^^ゞ
蒸留するところが見られるなんて ほんと ラッキーでした\(^o^)/
このあと、ラベンダー農家へ
さすが ラベンダー街道 紫の絨毯を敷き詰めたよう
金茶色の所は、麦を植えているそうです
数年に一度、麦を植えて 畑を休ませるのだそうです
憧れのラベンダー畑
青空にはためく旗が可愛らしくて・・・
ソーセージ屋さん?
店先に 子豚と山羊の人形が・・・
子豚は全部で3匹 居ました
可愛いような 可愛くないような・・・
ちょっと日本人には理解できない感覚かも~
ソー という村で ランチを頂きました
暑さに弱冠 疲れてしまって ランチの写真はパス!
この日は風が強く、埃っぽくて サングラスも砂埃で汚れてしまいました
南仏の乾いた空気は、日本人のやわなお肌には 大敵です~
ランチの後は、ゴルドを目指します
こちらは、「天空の城 ラピュタ」のモデルになった と、いわれています
なんとなく そんな気がしますね
この辺りは、リュベロン地方といわれるのですが
この地方には、丘の上に向かって石造りの家が階段状に重なっている
美しい村々が点在しています
が、中でも一番美しいとされているのが この「ゴルド」です
裾野と頂では 表情が違いますね
村へ向かう途中の展望台? が 撮影スポット
展望台とは名ばかりで、柵も何にも無い場所です
足を滑らせると 危ない 危ない・・・
村には 有名なリゾートホテルやスパなどがあり お洒落です
ブティックの看板
ここのホテルは、なかなか予約が取れないんだそうですよ
誰かが、一泊6万円くらい? と聞いたら
ガイドさんが、そんなのじゃあ無理ですねぇ~と、
庶民には関係ありませんわぁ~~~
ゴルドを離れ 最終目的地のセナンク修道院へ向かいます
この修道院は、谷の底にひっそり佇む といった所でした
かなり戒律の厳しい修道院で
昔は石のベッドに毛布も何も無い状態で
寝起きするのが決まりだったのだとか・・・
そのため、平均寿命は三十いくつ だったのですって
現在は、ちゃんと暖房もあり 少しは改善されたそうです
ラベンダー畑の向こうに 修道院が
とても 厳かな建物ですね
とちゅう 修道士の方とすれ違いましたが
なにかこう オーラとでもいうのでしょうか
おしゃべりなどしていては、いけないような
そんな雰囲気に包まれてしまいました
昔から、一度 南仏は無理でも
富良野のラベンダー畑を訪ねたいと
思っていたのです・・・
それが、まさか南仏のラベンダー畑に来たなんて
なんだか不思議です
バスの運転手さんも 善い方で
運転も、かなりの腕前でした・・・
ここからホテルまで直帰
運転手さんも明日から バカンスだとおしゃってました
次は、マルセイユ最後の一日