2015.10.27(火)
■「見なきゃいいのに」なのかなぁ
http://mainichi.jp/opinion/news/20151024k0000m070131000c.html
1995年に大阪で起きた、小学6年女児が焼死事件は、なぜかとてもよく覚えている。
ちょうど事務所の移転の時期で、短期間ではあったが自宅で仕事をしていたことがあり、この事件のテレビ報道をその時期に自宅で見聞きしていたせいだろう。
母親と内縁の夫の犯行に間違いない、という印象を受け、それに対して、憤りをやりきれなさを抱いた記憶が鮮やかに残っている。私の勝手な印象というより、テレビ局(いわゆるワイドショーだな))のMCやコメンテーターの説明がそのような方向づけで行われていたとしか思えない。
こういう経験はほかにもたまにある。
冤罪はこうして作られていくのか。短い上っ面の取材で、容疑者は限りなく「怪しい人物」になりうるし、それが真実かどうかなんて、私が判断力できるわけもない。
逮捕時の警察発表の写真(たぶんどんな人でもとんでもない人相になる)と、「挨拶をする」とか「しない」とかの、マニュアルか!とツッコみたくなる取材で、人物像は製造されていく。
「見なけりゃいいんだよ、その類の番組は」と言われそう・・・。
そして、失われた幼い命だけがせつない。
■コレクターズと僕らの30年
http://columbia.jp/collectors/special/index01.html
第1回、第2回のゲストが山中さわお(the pillows)と百々和宏(MO'SOME TONEBENDER)というのも魅力的。
愛されるバンドとその歴史は、こうやって重ねられてきた?
■「刑事フォイル」
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/foyle/
NHK BSの海外ドラマ「刑事フォイル」にはまりつつある。
時代背景が第二次世界大戦中のイギリス、ということからして、なんだか興味をそそるでしょ?
戦時下であっても、人々の生活は、人々の心理は変わりなく日常をさまようし、それでも会話や背景に戦争のにおいが静かに浸透していて、それも怖いしおもしろい。
なにより、主人公のフォイル(マイケル・キッチン)の知的で冷静で、でも体温が伝わってくる人間性が魅力的。兵役についている息子への心づかいも丁寧に見せてくれる。
彼についている運転手サム(ハニーサックル・ウィークス)の、若い女性らしいしぐさや行動にも、気持ちがひかれる。
戦地での体験を越えてフォイルのもとに復職した部下ポール・ミルナー(アンソニー・ハウエル)の陰影のある様子もきちんと描かれる。
2話完結なので、録画して2回分を続けて見る・・・という方法をとっている。
そうそう、待望の「ワンス・アポン・ア・タイム」のシリーズ3も、ようやく始まった。
向こうではもうシリーズ5?くらいまでいっているのに・・・忘れちゃったの?なんて思っていたから、展開が楽しみ。
永遠の少年ピーターパンがラスボスみたいになっているのも、辛口でユニークで、「らしいな」なんて。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/once3/
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