2003年3月9日 (火)
ちょっと食料調達に近くのコンビニに行き、ATMで振り込みを終えて帰ってくる途中、昔ながらの「スナック」閉店のお知らせのごあいさつのメッセージ。
一応「会員制」らしく、地元の高齢のおじさまたちが、これまた高齢だけどどこか色っぽいママさん(たまに外にもれてくるカラオケの歌いっぷりがエンターテーナー!!)に送られて「また来るよ」なんてうれしそうにタクシーの乗るところに遭遇することがあったけど、「閉店」とは…。
どうされたんでしょう。お元気で、悠々自適の暮らしに入られるならいいけど。
■おばあちゃんはどんなお客さまにもお茶を出します。
SoftBankのケイタイで手に入れた「ひなたぼっこ」のflash。待受に使って心癒されています。
使っている人、いるかな? 私のまわりのSoftBank仲間は、「へ~、そんなのあるんだ」という冷たい反応ですが。
ひとり暮らしの田舎のおばあちゃん。ネコとイヌを飼っていて、膝の上で丸まっているネコを優しくなでたり、庭のイヌ(赤い首輪をいてる)に微笑みかけたりしている。
おばあちゃんのもとには、いろんなお客さんが訪れる。おもには動物たち。
サルは昼時にやってきて、ざるそばを食べるおばあちゃんの前で長居をする。
リズは夕飯を終えたおばあちゃんのもとを訪れて、ちゃぶ台の上に座って何やらおばあちゃんと話をしている、これも長居。おばあちゃんが寝る間際までいるので、お泊りしてるんじゃないの?と私は思っている。
庭にはタヌキもやってくるし、縁側でひなたぼっこしているとクマ(ただし、クマだけはぬいぐるみにしか見えないんだけど)だってやってくる。で、長居…。
おばあちゃんは毎日夕方5時からは姿が見えないんだけど(たぶん買い物か夕飯のしたくだと思われる)、その留守に得体のしれない黄緑色の生き物が縁側で騒ぐ。赤い靴下と赤い手袋。「バッタじゃないの?」と言う人もいるけど不明。
で、おばあちゃんはそのみんなに(黄緑色の物体のときはお留守だけど)、ちゃんとお茶をふるまう。自分のカラシ色の湯のみよりちょっと大きめの湯のみ。動物たちはそれを手に持って、おばあちゃんと会話している。
おばあちゃんの表情はいつも優しい。
■おばあちゃんはマッチョには興味がありませぬ
動物以外にも、おばあちゃんの交際範囲は驚くほど広い。
最初「なまはげ」かと思ったけど、実は「天狗」も訪れる。こいつはいつも夕方5時に訪れるので、この天狗におばあちゃんがどういう反応を示すのかは知る由もない(ま、いつもの控えめな笑顔で迎えるんだろうけど)。天狗は縁側で威張ってうちわを振っている。「おばあちゃんはいないのか?」と騒いでいるのかもしれない。
そうそう、演歌の歌手みたいな男性が三味線をもって歌っていったこともあったな。「新内流し」の人かしら。
午前中には王様まで現れる。トランプのキングのコミック風な王様。この王様は何か悩みを相談しにくるのか、いつも頭を抱えて困った表情をしている。おばあちゃんはいつもの笑顔で、お茶を手に話をじっと聴いている。
マッチョなボディービルダーも庭先にやってきて、得意のポーズを見せる。このとき、おばあちゃんは奥の部屋で一人お茶を飲んでいて、ボディービルダーにはまったく関心を示さない。私もこういう人にはまったく興味がありませんが(笑)、ホントにみごとな鍛えよう。おばあちゃんはお茶も出していない…。それでも頻繁に訪れるところをみると、このマッチョマン、かなりの「年上好み」なのか…。
一転して、縁側に白いスーツを着たホスト風のイケメンがやってくることがある(これには心底驚いて、見た瞬間むせってしまった)。長い足を組んでリラックスするイケメンの脇で、おばあちゃんはいつもの控えめな笑顔。その「いつもの」笑顔がちょっと色っぽく見えるのは、私の錯覚かしら。もちろんイケメンは大きな湯呑を手にしている。
おばあちゃん、なかなかやるじゃないか!
■おばあちゃんには専属のソムリエがいます
おばあちゃんは朝5時ごろ起きて、しばらくちゃぶ台の前に座っている。
そして朝食は、サラダと目玉焼きと、たぶんパン。緑黄色野菜をちゃんと摂って健康には気をつけている感じだ。そんなとき、庭にはイヌがいたり、スズメが2羽、エサをついばんでいたりする。
昼食はざるそば。
で、夜…。ひとりで食べていることもあるけど、週に2、3回はソムリエがいて、おばあちゃんはワインをたしなむ。相方は「きっと田崎真也だ」と言うけど、顔は見えない。
食卓にならぶ料理はいつもと同じだけど、いつも湯のみが置いてあるところにワイングラス。おばあちゃん、いつもの控えめな笑顔。
だけど、ソムリエに給仕されての「ディナー」のあとは、9時の就寝時間まで、おばあちゃんはテレビもつけずに(いつもはニュースや旅番組や歌番組なんかを見ている)、膝の上のネコをなでながら、なんとなく疲れ切った表情を見せる(単に私がそう思うだけで、いつもの控えめな笑顔なんだけど)。
おばあちゃんはお年だし、ソムリエの給仕つきディナーは週一回くらいで十分なんじゃないかと、マジで心配しています。
そして、9時になると、急に障子が閉まり電気が消えて、おばあちゃんはお休みになる。夜中に目を覚まして外をのぞいたりしないかと楽しみにしていたけど、そういうことはなく、朝まで熟睡みたい。
だから、夜中の2時に軒先にかわいいお化けが現れてふわふわ浮遊しているのを、おばあちゃんは知らないんだろうなあ。
■寅さんが来るとか~♪
毎日新しい訪問客にびっくりさせられてきたけど、もう出揃っちゃったのかしら。
私としては、もうすぐ桜の花びらがチラチラ風に舞ったり、夏には遠くにいる息子一家が遊びにきたり、亡くなったおじいちゃんの命日に花を飾ったり、宅配便のお兄さんが来たり、寅さん風な風来坊が遊びに来たり…、いろいろ期待しちゃうんですけど。
ちょっと軽く息抜きできたな。仕事に戻ろう…。
こんな時期とスピッツのツアーが重ならなくてよかった。なんて言いながら、いざ、そうなったら、いろいろ画策して出かけていくんだろうけど。
ときどき、どんなセットリストになるのかなあ、なんて楽しみにしている。
いろいろ希望はありますが…。
ちなみにおばあちゃんは今、ひとりでざるそばのランチ中。
テレビでは、ドラマ? 韓国の歴史もの?かも。韓流系、好きなのかしら。
午後は誰が遊びにくるかな。
ちょっと食料調達に近くのコンビニに行き、ATMで振り込みを終えて帰ってくる途中、昔ながらの「スナック」閉店のお知らせのごあいさつのメッセージ。
一応「会員制」らしく、地元の高齢のおじさまたちが、これまた高齢だけどどこか色っぽいママさん(たまに外にもれてくるカラオケの歌いっぷりがエンターテーナー!!)に送られて「また来るよ」なんてうれしそうにタクシーの乗るところに遭遇することがあったけど、「閉店」とは…。
どうされたんでしょう。お元気で、悠々自適の暮らしに入られるならいいけど。
■おばあちゃんはどんなお客さまにもお茶を出します。
SoftBankのケイタイで手に入れた「ひなたぼっこ」のflash。待受に使って心癒されています。
使っている人、いるかな? 私のまわりのSoftBank仲間は、「へ~、そんなのあるんだ」という冷たい反応ですが。
ひとり暮らしの田舎のおばあちゃん。ネコとイヌを飼っていて、膝の上で丸まっているネコを優しくなでたり、庭のイヌ(赤い首輪をいてる)に微笑みかけたりしている。
おばあちゃんのもとには、いろんなお客さんが訪れる。おもには動物たち。
サルは昼時にやってきて、ざるそばを食べるおばあちゃんの前で長居をする。
リズは夕飯を終えたおばあちゃんのもとを訪れて、ちゃぶ台の上に座って何やらおばあちゃんと話をしている、これも長居。おばあちゃんが寝る間際までいるので、お泊りしてるんじゃないの?と私は思っている。
庭にはタヌキもやってくるし、縁側でひなたぼっこしているとクマ(ただし、クマだけはぬいぐるみにしか見えないんだけど)だってやってくる。で、長居…。
おばあちゃんは毎日夕方5時からは姿が見えないんだけど(たぶん買い物か夕飯のしたくだと思われる)、その留守に得体のしれない黄緑色の生き物が縁側で騒ぐ。赤い靴下と赤い手袋。「バッタじゃないの?」と言う人もいるけど不明。
で、おばあちゃんはそのみんなに(黄緑色の物体のときはお留守だけど)、ちゃんとお茶をふるまう。自分のカラシ色の湯のみよりちょっと大きめの湯のみ。動物たちはそれを手に持って、おばあちゃんと会話している。
おばあちゃんの表情はいつも優しい。
■おばあちゃんはマッチョには興味がありませぬ
動物以外にも、おばあちゃんの交際範囲は驚くほど広い。
最初「なまはげ」かと思ったけど、実は「天狗」も訪れる。こいつはいつも夕方5時に訪れるので、この天狗におばあちゃんがどういう反応を示すのかは知る由もない(ま、いつもの控えめな笑顔で迎えるんだろうけど)。天狗は縁側で威張ってうちわを振っている。「おばあちゃんはいないのか?」と騒いでいるのかもしれない。
そうそう、演歌の歌手みたいな男性が三味線をもって歌っていったこともあったな。「新内流し」の人かしら。
午前中には王様まで現れる。トランプのキングのコミック風な王様。この王様は何か悩みを相談しにくるのか、いつも頭を抱えて困った表情をしている。おばあちゃんはいつもの笑顔で、お茶を手に話をじっと聴いている。
マッチョなボディービルダーも庭先にやってきて、得意のポーズを見せる。このとき、おばあちゃんは奥の部屋で一人お茶を飲んでいて、ボディービルダーにはまったく関心を示さない。私もこういう人にはまったく興味がありませんが(笑)、ホントにみごとな鍛えよう。おばあちゃんはお茶も出していない…。それでも頻繁に訪れるところをみると、このマッチョマン、かなりの「年上好み」なのか…。
一転して、縁側に白いスーツを着たホスト風のイケメンがやってくることがある(これには心底驚いて、見た瞬間むせってしまった)。長い足を組んでリラックスするイケメンの脇で、おばあちゃんはいつもの控えめな笑顔。その「いつもの」笑顔がちょっと色っぽく見えるのは、私の錯覚かしら。もちろんイケメンは大きな湯呑を手にしている。
おばあちゃん、なかなかやるじゃないか!
■おばあちゃんには専属のソムリエがいます
おばあちゃんは朝5時ごろ起きて、しばらくちゃぶ台の前に座っている。
そして朝食は、サラダと目玉焼きと、たぶんパン。緑黄色野菜をちゃんと摂って健康には気をつけている感じだ。そんなとき、庭にはイヌがいたり、スズメが2羽、エサをついばんでいたりする。
昼食はざるそば。
で、夜…。ひとりで食べていることもあるけど、週に2、3回はソムリエがいて、おばあちゃんはワインをたしなむ。相方は「きっと田崎真也だ」と言うけど、顔は見えない。
食卓にならぶ料理はいつもと同じだけど、いつも湯のみが置いてあるところにワイングラス。おばあちゃん、いつもの控えめな笑顔。
だけど、ソムリエに給仕されての「ディナー」のあとは、9時の就寝時間まで、おばあちゃんはテレビもつけずに(いつもはニュースや旅番組や歌番組なんかを見ている)、膝の上のネコをなでながら、なんとなく疲れ切った表情を見せる(単に私がそう思うだけで、いつもの控えめな笑顔なんだけど)。
おばあちゃんはお年だし、ソムリエの給仕つきディナーは週一回くらいで十分なんじゃないかと、マジで心配しています。
そして、9時になると、急に障子が閉まり電気が消えて、おばあちゃんはお休みになる。夜中に目を覚まして外をのぞいたりしないかと楽しみにしていたけど、そういうことはなく、朝まで熟睡みたい。
だから、夜中の2時に軒先にかわいいお化けが現れてふわふわ浮遊しているのを、おばあちゃんは知らないんだろうなあ。
■寅さんが来るとか~♪
毎日新しい訪問客にびっくりさせられてきたけど、もう出揃っちゃったのかしら。
私としては、もうすぐ桜の花びらがチラチラ風に舞ったり、夏には遠くにいる息子一家が遊びにきたり、亡くなったおじいちゃんの命日に花を飾ったり、宅配便のお兄さんが来たり、寅さん風な風来坊が遊びに来たり…、いろいろ期待しちゃうんですけど。
ちょっと軽く息抜きできたな。仕事に戻ろう…。
こんな時期とスピッツのツアーが重ならなくてよかった。なんて言いながら、いざ、そうなったら、いろいろ画策して出かけていくんだろうけど。
ときどき、どんなセットリストになるのかなあ、なんて楽しみにしている。
いろいろ希望はありますが…。
ちなみにおばあちゃんは今、ひとりでざるそばのランチ中。
テレビでは、ドラマ? 韓国の歴史もの?かも。韓流系、好きなのかしら。
午後は誰が遊びにくるかな。