2008年10月28日 (火)
▼裏切られたことのないバンドだから~スピッツ「若葉」
「若葉」、聴きました?
映画「櫻の園」のPVがテレビで流れるので、さすがに「リリースまでは聴かない!」を守ることはできないけど。
メロディーのせつなさはもちろんだけど、歌詞がいつにもまして「スピッツ臭」(笑) 強めなようで。
今回は「おかしな、ちょっとエロ」な部分ではなく、人の心のひだをおおげさでなく、さりげなく深く表現してくれる、その「スピッツ臭」でしょうか。
いずれにしても楽しみ。「まもるさん」のロックチューンも待ち遠しい限りです。
ラジオではかなり流れているようで、J-WAVEの「TOKIO HOT 100 CHART」では、リリース前なのにこんなことになっていました(ココをどうぞ)。
まあね、スピッツの場合、オリコンランキングやCD売り上げはいいんですけど(だって、リリース前にフルダウンロードとか始まっちゃってるし)。
待っている今は、ちょっとおおげさに言えば、至福の時。裏切られたことのない数少ないバンドだから、こうやってゆったり待っていられます。
●ココで、今年の夏の「ROCK IN JAPAN FES 2008」でのライブ直後のスピッツのインタビューが見られます。12月25日まで配信だそうです。よかったら、どうぞ。
●ココでは、22日のFM ROCK KIDSのライブでのことを、鈴井貴之社長が熱く書いています。
▼無念と悲しみ
受け入れを拒否された妊婦の方が脳内出血で亡くなったケース(事件、と言ってもいい)。
国の責任とか、東京都には任せられん!とか、トップがそうやって相手の言葉尻を捉えて罵倒しあってどうするんだ。
情けない、恥ずかしい。それ以上書くのもいらだたしい気がする。
こうやって恥も忘れてしまっている政治家を見つつ、わが身を振り返る。
亡くなられた方のご主人の会見を見る。
悲しみや怒りはいかばかりか、想像もできない。
その気持ちをきちんと言葉にして伝え、妻の無念と望むことをしっかり話されている姿にこそ、心が痛む。
この姿に、先の政治家ふたりは何を思うのだろうか。
▼「ほたる」なんだ~
話があちこちにいって恥ずかしいのですが。
倉本聰脚本の 「風のガーデン」。少ない会話で、見ている私たちの心や頭を刺激してくれる。
そうそう、岳のかわいがっていた犬が亡くなったけど(生と死について、岳に静かに語る祖父の言葉が胸に響く)、あの犬の名前、「ほたる」でしたね。
富良野に「蛍」は、よく似合います。蛍ちゃんが母親の乗った列車を泣きながら追いかけているシーンを、なぜか思い出した。
▼寅さんにまつわる諸々
朝日新聞夕刊の 「人脈記」 で、今は寅さんに関係したさまざまな人の人生が連載中。
マドンナ役の女優さんも登場するけど、脇役の人のエピソードや、渥美清さんの交友関係など、取り上げ方もすごく興味深い。
タコ社長役の太宰久雄さんの遺言、「葬式無用。生者は死者の為に煩わさるべからず」。異論のある方もいらっしゃるでしょうが、やっぱり潔し、みごとだなあ。
神戸浩と渥美清、佐藤峨次郎とアラカン…、小さなコトバが人を導いていく。こういうエピソードを読むと、傲慢で不遜な私も少し謙虚になって、優しい気持ちで誰かと対したいと思ってしまう。
▼裏切られたことのないバンドだから~スピッツ「若葉」
「若葉」、聴きました?
映画「櫻の園」のPVがテレビで流れるので、さすがに「リリースまでは聴かない!」を守ることはできないけど。
メロディーのせつなさはもちろんだけど、歌詞がいつにもまして「スピッツ臭」(笑) 強めなようで。
今回は「おかしな、ちょっとエロ」な部分ではなく、人の心のひだをおおげさでなく、さりげなく深く表現してくれる、その「スピッツ臭」でしょうか。
いずれにしても楽しみ。「まもるさん」のロックチューンも待ち遠しい限りです。
ラジオではかなり流れているようで、J-WAVEの「TOKIO HOT 100 CHART」では、リリース前なのにこんなことになっていました(ココをどうぞ)。
まあね、スピッツの場合、オリコンランキングやCD売り上げはいいんですけど(だって、リリース前にフルダウンロードとか始まっちゃってるし)。
待っている今は、ちょっとおおげさに言えば、至福の時。裏切られたことのない数少ないバンドだから、こうやってゆったり待っていられます。
●ココで、今年の夏の「ROCK IN JAPAN FES 2008」でのライブ直後のスピッツのインタビューが見られます。12月25日まで配信だそうです。よかったら、どうぞ。
●ココでは、22日のFM ROCK KIDSのライブでのことを、鈴井貴之社長が熱く書いています。
▼無念と悲しみ
受け入れを拒否された妊婦の方が脳内出血で亡くなったケース(事件、と言ってもいい)。
国の責任とか、東京都には任せられん!とか、トップがそうやって相手の言葉尻を捉えて罵倒しあってどうするんだ。
情けない、恥ずかしい。それ以上書くのもいらだたしい気がする。
こうやって恥も忘れてしまっている政治家を見つつ、わが身を振り返る。
亡くなられた方のご主人の会見を見る。
悲しみや怒りはいかばかりか、想像もできない。
その気持ちをきちんと言葉にして伝え、妻の無念と望むことをしっかり話されている姿にこそ、心が痛む。
この姿に、先の政治家ふたりは何を思うのだろうか。
▼「ほたる」なんだ~
話があちこちにいって恥ずかしいのですが。
倉本聰脚本の 「風のガーデン」。少ない会話で、見ている私たちの心や頭を刺激してくれる。
そうそう、岳のかわいがっていた犬が亡くなったけど(生と死について、岳に静かに語る祖父の言葉が胸に響く)、あの犬の名前、「ほたる」でしたね。
富良野に「蛍」は、よく似合います。蛍ちゃんが母親の乗った列車を泣きながら追いかけているシーンを、なぜか思い出した。
▼寅さんにまつわる諸々
朝日新聞夕刊の 「人脈記」 で、今は寅さんに関係したさまざまな人の人生が連載中。
マドンナ役の女優さんも登場するけど、脇役の人のエピソードや、渥美清さんの交友関係など、取り上げ方もすごく興味深い。
タコ社長役の太宰久雄さんの遺言、「葬式無用。生者は死者の為に煩わさるべからず」。異論のある方もいらっしゃるでしょうが、やっぱり潔し、みごとだなあ。
神戸浩と渥美清、佐藤峨次郎とアラカン…、小さなコトバが人を導いていく。こういうエピソードを読むと、傲慢で不遜な私も少し謙虚になって、優しい気持ちで誰かと対したいと思ってしまう。