隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「話題が飽和状態」な1か月

2016年08月19日 17時10分33秒 | 日記

2016.8.18(木)


 盛りだくさんの毎日。
 訳がわからないままに、もう8月も半ばを過ぎ、夏好きの私にはそろそろ寂しい風も吹き始めている。

 母親の誕生日と終戦の日が重なる私としては、母の状況が去年と大きく異なる現状をようやく受け入れることができたことと、こうやって「最後の戦争」の記憶のある人が確実に減っていく(誰もいなくなる日もそう遠いことではない)事実の両方を、どうにか意識できた「8月15日」付の新聞。
 (最近の新聞は、戦争の話題や原発再稼働、オリンピックや高校野球の話題で、見事な飽和状態。いっぺんに訪れて、じっくり味わう間もなく・・・。なんだかもったいないようなひと月)

 とくに思い入れのある競技者がいないからよけいに、冷静に見つつ興味を惹かれていくオリンピックの魔術。
 何十年と通い続けたパルコ劇場で「何を観たんだっけ?」と自分の記憶をたどったら案外覚えていて、芝居と芝居小屋ってつながって一つの作品なのかなと思った、そのパルコ劇場の休館。
 驚きのSMAP解散。高校生のころから一緒にライブに通っていた相手がいつのまにか嵐に鞍替えしたことを嘆いていた若い女性はその後、結婚相手が思いがけず盛り上がりの天才で「いいライブパートナーが見つかった!」と喜んでいたっけ。婚姻関係は崩れてしまったけれど「いつかライブに行けるかも」と声をかけたいと思った初夏のころ。「解散」はこたえただろう。特にファンではなかった二人の若い男性からのメールの末尾には「それにしてもスマップ解散!」という内容の小さなつぶやき。いて当たり前と思っていた存在がいなくなる不可思議な現象。「永遠」はないけれど、こんな終焉も想像していなかったな。

 ・・・とこんなふうに過ごしている間に、金メダルの数は増え、それよりもっと多くの「悔しい涙」を見る。
 今言うことじゃないかもしれないけれど、人は挫折したほうがステキになる。誰かの悲しい気持ちが前よりは見えるようになる。そういう日々を歩んでほしいもんだ。歩みたいもんだ。
 

★THE BACH HORNから
 ギターで作詞を担当している菅波栄純さんの言葉。
 『醒めない』を聴いて・・・といういろいろなアーティストの発言をあちこちで目に耳にするけれど、一つ一つがいいなあ。
 https://twitter.com/SuganamiEijun/status/765499861819072513


★「別冊スぺシャvol.14」
 スペースシャワーTV発行の「別冊スぺシャvol.14」(8/26発行)。
 29日からは全国のタワーレコードや渋谷WWWなどで配布されるそうですよ。
 スピッツ、RADWIMPSなどのインタビューもありとか。
 http://www.spaceshowertv.com/information/2016/08/20160815.html


★少年時代の憧れ
 賛否両論あるだろう。
 でも各雑誌の将来に光が見えない昨今、営業的な作戦としてはありだろう。
 また、それとは別の「編集者」としての企画の妙味という点でも。こんな刺激的な表紙にも内容にも、ここ最近は出会ったことがない。
 そしてなにより、かつての憧れへの思いか・・・。
 芸能界じゃなくてもスポーツ界じゃなくても、私たちの周囲の「普通の世界」でも、やり直すチャンスは誰にでも残しておいてほしい。それがひそかな望みです。

 http://number.bunshun.jp/articles/-/826255
 https://twitter.com/search?q=number%20%E6%B8%85%E5%8E%9F&src=tyah 


★またまたイチロー・・・すみません
 落ち着いて、3000本からの「再びの積み重ね」を見ています。
 今日現在3007本。ドラマは続く。

 http://full-count.jp/2016/08/16/post42417/
 http://full-count.jp/2016/08/14/post42298/


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2 コメント

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言葉選び (かけら)
2016-08-27 16:20:59
言葉の役割が説明や解説だけではなく、また感情を吐露する際の道具だけではなく、視覚や聴覚に直接に間接に訴えかけるものであること・・・いろいろな作品に巡り合うたびに、その深さ(と簡単に言うとチープですが)に引き寄せられる、そうやって生きてきた気もします。
「八月は・・・」の句はちょっと衝撃。そしてそれがすでに作品として存在していたという事実も。
「ミステリー」という響きに誘われます。

ご紹介いただいて、ありがとうございます。
先ほど、問い合わせました。
返信する
Unknown (平山雄一)
2016-08-21 04:18:05
終戦日をいろんな思いで迎えた人がいると思います。
平山は義母の命日と重なります。

最近、こんな本を作りました。
http://www.yuichihirayama.jp/2016/07/30/98/
偶然から始まったドキュメンタリーですが、
こんな劇的なエンディングを迎えるとは!

いま俳句界に大きな変化が訪れようとしています。
短歌も面白いです。
もちろんJ-POP、J-ROCKもね。
残暑、ご自愛を!

オリンピックで一句!

かき氷開会式はゆるゆるで  雄一
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