こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

マーラー 「巨人」

2014年06月15日 | コンサートなど
いや~


すごい


やっぱり、オーケストラは、ええなあ。





ブルーレイディスクを買ってからというもの、音楽関係(断然クラシックが多い)の番組を撮りためている。

当然、収録時間が長いので、「そのうち見よう(聴こう?)」と、ディスクばかりが溜まっていく。

今日はちょっと作業時間があったのでポータブルBDを脇に置き、適当なディスクをかけてBGMにしていた。

最初はモーツァルトのピアノ協奏曲なんかで軽快に気楽に聞いていたのだけれど、なんとそのあとに出てきたのは、マーラーの交響曲、「巨人」。

若い頃、この曲をテープに収めて車に積んでこの曲をBGMに運転したこともあったのだけど、ゆっくり交響曲なんかコンサートにでも行かない限り聴く機会もめったになくなってしまった。

それが、何年ぶりの「巨人」だろう!

冒頭の、彼方から聞こえてくるトランペットの、物語を予感させる響き。

弦楽器の若々しい、新芽が吹き出すようなメロディー。

ホルンの勇ましい雄叫び。



うおー。

終わった途端、年甲斐もなく吠えてしまった。



・・・・・・・っ、かっこええなぁぁぁぁ・・・・。



世の中には探せばいっぱい、いっぱい宝物がころがってる。

レッスンのことではちょっとへこんだりしてたのだけど、


元気もらうわあ。


またがんばろう、って思う。

マーラー先生、素敵な作品を残してくださって、ありがとうございます。






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若い芽

2014年02月23日 | コンサートなど
息子の高校時代の先輩が岡山でコンサートをされました。

そのお母さんとは役員で親しくさせていただいた、とても気さくな方で、去年から「来てね」と、声をかけていただいていました。

息子が卒業して久しぶりの岡山。

会場に着くと、懐かしい顔がたくさんで、それだけでも出かけることができて本当によかったと思いました。

クラリネットのソロと三重奏の、普段はあまり聴くことのないプログラムでしたが、高校生の頃からうまかったけど、さらに丸みや力強さが出てきて、どんどん成長されている様子が伺えました。

また、共演されるピアノやチェロ奏者も彼のお友達ということで、演奏の舞台が全員男性(譜めくりも含めて!)という光景も私には珍しく、ちょっとした刺激でした。

プログラムが終わり、アンコールでは高校時代の仲の良い友達と演奏した曲をアレンジしたものが流れると、一気に会場内に和やかな空気が流れ、そして暖かな涙を誘いました。

三月にはまた別の先輩のジョイントコンサートも行われるそうです。

みなさん、自分の夢に向かって歩いているのですね。




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高田陽光保育園で童謡コンサート

2014年01月23日 | コンサートなど
季節ごとに懐かしい童謡を歌いに行ってこれで三回目。

一月の終わりということで、お正月と節分にちなんだ季節の歌を中心にプログラムを組んでみました。

一月一日(と~しのはじめのためし~とて~)、たこあげ、富士の山、春よ来い、おにはそと

など。

あと、今はもうあまり歌われなくなった牛若丸(京の五条の橋の上・・・)や一寸法師(指に足りない一寸法師・・・)など、昔話を歌にしたものも紹介したい。

でも、古い歌ばかりじゃなく、今の子どもたちと一緒に歌って楽しい歌も歌いたい。トラや帽子店(新しいこどものうたを歌うバンド。「世界中の子どもたちが」も彼らの作品)のオリジナル、「オニはうちでひきうけた」も絶対に歌わなきゃ。

プログラムをいろいろ考えて準備しているうちに、

「はっ!そうか。お正月や昔の日本の古き良き時代の歌を集めてるんだ。一月だし。・・・・がんばって着物着てみようかな・・・・。」
などと、無謀なことを思いついてしまい、着付けの本を引っ張り出し、慣れない手つきで半衿を縫い付け、着付けの道具を揃え・・・・。

当日の朝、さあうまくいけばお慰み!

汗かいてかいて、なんとか着てみました。

歌も珍しければ、着物姿も珍しい。

子どもたちだけでなく、先生方も珍しがってくださいました。

ひさしぶりに来た着物は、背中がシャキーン!

暖房の効いた部屋では、歌って踊る!?うちに暑くなってきて、最後には汗かいてしまいましたが、終わったあとも子供たちに囲まれて、
「これは帯締め、これは帯揚げ。」
「足袋はこんな形。」
と、会話も弾みました。

と、そこで先生が、いま練習している和太鼓を聞いてもらっては?と、提案してくださいました。
5歳児のクラスは和太鼓の練習があり、いろんなイベントで発表しています。
生活発表会に向けて練習の真っ最中だそうで、それでは、ということで聞かせていただきました。

小さな子ども達が、からだいっぱい太鼓をたたいている姿はこちらまで気持ちがしゃんとしてきます。
さすが、練習を重ねてきて、卒園に向けての集大成という迫力のある演技に、すごく元気をもらいました!

私はもう、終わったあとの余韻に感激して「すごいねー!えらいねー!上手だねー!」と、褒めまくり。
伴奏してくれた西川先生にも感想を振ったら、
「私、・・・・もう感動して・・・」
と、絶句してはらはらと涙を流されて・・・・。

すてきな、すてきな朝のひと時となりました。
小学校になったら、またどこかでコンサートなどしてるところで会えるといいな。




「これが草履と言ってね、着物を着た時に履くんだよ・・・・」


「みんな、とってもお行儀がいいねー!」


「オニはうちでひきうけた」身振り手振りをつけて、鬼のお面をかぶった先生たちと一緒に踊ります。
♪オニはうちったら、オニはうち~♪




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お年玉コンサート

2014年01月18日 | コンサートなど
高田幼稚園で昨年から行っている、おもしろ連弾コンサートをしてきました。

今回は、園長先生の発案で、年明けということで、園児のみんなにお年玉を上げたいなあ、と思い、お金じゃない楽しいお年玉を用意したとのこと。で、今回は中身はおんなじだけど、

「お年玉コンサート」。

なかなかしゃれてますね。

上郡町内のほかの幼稚園が統合したことで、町内で一番規模が小さくなったという高田幼稚園の園児は30人ほど。

演奏の合間におしゃべりをはさみ、時々質問すると、元気よく手をあげてこたえてくれます。

「このおばさんは何をするんだろう?」
という好奇心に目を輝かせて、私をまっすぐに見つめてきます。

ああ、いいなあ。こういう、子どもとのやり取り。

最後にひとつ、聞きたいことがあったので聞いてみました。
「この中でピアノを習ってる子?」

すると、


手が上がらなかったの!

うーーーん、ショック・・・・。

30人の中に一人もいないとは・・・・。

この子達の親世代を教えてきたのも、私たち。彼ら、彼女らにピアノを友達にしてあげなかったツケが来ているのかもしれません。

もちろん、いろいろな状況があってここでのピアノ人口ゼロが出現したのでしょうが、どこかで自分たちが見落としていたことがあったのかもしれません。

悔しいなあ。

お母さんも数人聞きに来てくださってたので、アンケートをお願いしました。

「生の演奏を聴く機会がないので、良かったです」
という声がいくつかありました。

ああ、そうか。


ならば、やはり音楽の楽しさを少しでも広めるために、頑張らなくちゃと思いました。

何より、やってる本人が楽しいんだもの。みんなで楽しんで元気になりたいものです。

そして、ピアノ人口ももう少し増やしたいという願望も引っさげて、また次のコンサートを計画しよう。





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安堵

2013年12月01日 | コンサートなど
今日は上郡町文化協会所属の音楽講師合同発表会でした。タイトルは「洋楽・器楽の集い」となってて、私が入会した当時は幽霊!?会員も含めて40人ぐらいいましたが、今はすっかり寂しくなって10人程度の先生方で運営しています。

この日に向かって、出演する子にレッスンをしてきたわけですが、まあ、道のりは様々で毎回楽しませてもらっています。

何年も教えていると、教えるって、本当に一筋縄で行かなくて、でも、精一杯頑張ればそれなりの成果が出て、子どもの可能性にびっくりさせてもらったり、喜ばせてもらったりして、ああ、教えるって、楽しいなあと思います。

今回も、どうも間に合いそうにない練習量・・・・。どうする?と、内心ヒヤヒヤした子もいましたが、本番一週間前になってガーーーーっと仕上げていき、弾けるようになると面白いらしく、お母さんがおっしゃるには、「びっくりするほど練習してました。今日も来る前に何度も弾いてて、『もう行くで』というまで弾いてました」とのこと。

また、一週間前に突き指をしてどうにも両手で弾けそうにない状態になって、お母さんと「どうしましょう・・・」と、話してたところ、はたとひらめいて、「お母さんとの連弾にしましょう!」と、提案すると、お母さんは驚天動地!

それでも、なかなかない機会!一週間でお母さん、頑張りました。素敵な演奏になりました。舞台袖で親子で連弾する姿を見てて、なんだかとても羨ましい・・・・。自分の子どもとこういう時間を持ちたかったと思います。

そしてそして、6人がかりの入れ代わり立ち代わりの連弾、というか三手連弾。
幼児と小学校低学年の子達をピアノを弾くことから始まり、舞台への登場の仕方、挨拶の仕方、弾く時の立ち位置、もちろん表情のつけ方など、ありとあらゆる注意と指示を、これでもかと繰り返しました。

そして迎えた本番。
いろいろあったけど、みんなよく頑張った。
この一瞬のきらめく時のために、先生は時には厳しいことも言って、みんなに頑張るって素敵な事なんだと言うことをたくさん経験して欲しいと思っているのです。


親子で連弾





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動画をアップしました

2013年11月02日 | コンサートなど
10月28日には高田陽光保育園にも出かけていき、おもしろれんだんコンサートを行ってきました。

保育士の先生にお願いして、デジカメで動画を撮っていただきました。

「逆光で暗くなってしまいました・・・」と、すまなそうにおっしゃいましたが、あまりこういうことに慣れていない二人なので、初アップにはちょうどいい絵ヅラかも。

とにかく、ルパン三世のテーマとバッハのフーガが見事にミックスされていて、とても素敵な曲です。よろしければ覗いてやってくださいませ。
奥側の、伴奏パートを弾いているのが、ワタクシ。

http://youtu.be/fxoA49Wkir4



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芸術の秋!

2013年10月31日 | コンサートなど
イタリアの偉大な作曲家でヴェルディという人がいます。今年は彼の生誕200年という年で、いろいろなコンサートがあちこちで開かれていますが、先日、BSプレミアムで放映されたミラノ・スカラ座が上演したオペラ「リゴレット」や「アイーダ」を録画したのを時間を見つけては少しずつ観ています。

高校生の時にNHK教育番組で見たオペラ「ラ・ボエーム」で衝撃を受け、それ以来密かなオペラファンです。その時のミレッラ・フレーニの繊細なソプラノ、パバロッティの伸びやかなテノールは今でも忘れられません。

正直、「ラ・ボエーム」はじめ「蝶々夫人」「トゥーランドット」などプッチーニ作品しか興味のないオペラファンでしたし、田舎のことですから、なかなか舞台を見に行くような環境でもなく、子育て、仕事、家事に地域の行事と走り回っているうちに、口先だけのオペラファンではありますが、長いこと、本物の舞台を見たいと憧れています。

で、いまだになかなか夢は実現しませんが、ありがたいことに文明の発達により、最近ではブルーレイ録画のできるレコーダーと、デジタル放送のおかげで気になる番組を予約録画し、観たい時に観ることのできる時代となりました。


遅ればせながら数々のオペラを満喫しています。
で、今年はヴェルディの作品を堪能しています。

すばらしい・・・!


学生の時、オペラの好きな友人たちの輪の中に入り、話を聞いていても実は見たことも聞いたこともないオペラの話が出てきて、ただ黙って聴いてるしかなかったのですが、なるほど、あの人たちが熱く語っていたのはこういうことだったのかと懐かしく思いながら鑑賞しています。

技術の確かな歌い手や演奏者がいて、それを支えるスタッフがいて、上演する場所とそこへ足を運ぶ観客がいて初めて実現する、壮大な舞台。
それがリビングで、手を伸ばせば届きそうな歌手たちの表情や仕草を鮮明な画像とクリアな音質で楽しめるなんて、本当にありがたいことです。


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反応

2013年10月01日 | コンサートなど
山野里幼稚園での連弾コンサートがケーブルテレビで放映されてから、何人かの方から声をかけていただきました。

中には、若い頃吹奏楽で演奏した曲が流れてきて懐かしかったという声もいただき、聴く人それぞれの思いがあるのだなあと思いました。

また、生徒のお母さんたちにはあらかじめメールでお知らせをしていたので、見たあとすぐに感想メールもいただき、なんだか嬉しいです。

思えば、生徒たちはプロや半プロといった、お手本となる演奏をどれだけ聴いたり見たりする機会があるでしょう。

よほど音楽、しかもクラシック系の音楽を聴く趣味のあるおうちなら馴染みがあるでしょうが、そうでなければ田舎のことですからコンサートに出かけるのも思い切りないと出かけられません。

私たちの演奏がちょっとでも刺激になってくれればいいなと思います。




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赤穂グッドウィルコンサート

2013年09月03日 | コンサートなど
9月1日(日)は明誠学院高等学校吹奏楽部の赤穂でのコンサートの日でした。

卒業して五ヶ月、すっかりスーツやネクタイが馴染んできた卒業生たちもまるで同窓会みたいにあちこちから集まってコンサートの裏方を手伝っています。
息子もそのうちの一人。

卒業生保護者たちも懐かしい顔ぶれが集まり、あちこちで話の花が咲いています。

今年の卒業生は三年間あれほど憧れた全国大会に縁がなく、今年の朗報にどこかチクリとくるものがあって、余計に親しみや懐かしさがこみ上げるというか・・・・。

燃えたよなあ・・・。

がんばったよなあ・・・・。

諦めきれない何かが漂う中、それでもコンサートは楽しく、力強く、頼もしく、あっという間に時間が過ぎていきました。

一緒に演奏した中学生達の初々しい感じがまた笑顔を誘います。こうして音楽の輪がどんどん広がっていくのですね。

明誠のコンサートを聴いていつも思うのは、なんて人を楽しく、元気づけてくれる演奏なんだろうと、気持ちが明るくなります。こんなふうに人を元気づける演奏をしたい、生徒たちにもそんなふうに演奏してほしいと願っているのですが。

さあ、元気をもらってまた私も頑張りましょう。



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おもしろ連弾コンサート

2013年08月31日 | コンサートなど
8月26日の高田小学校学童クラブに引き続き、30日は山野里小学校の学童クラブでのおもしろ連弾コンサートを行ってきました。

山野里では、人数が多く、音楽鑑賞ということで、先生方が「静かに」と、気を使ってくださっていたので子どもたちも少し硬くなっていたかも。せっかくきちんと聞かせようとされているところへ、ざっくばらんにしゃべる外川にどう反応していいかちょっと戸惑っている様子でしたが、おもしろ連弾で次々に出てくるどこかで聞いたメロディーに興味を持ってもらえたかな、と思っています。



去年に引き続き第2集も出版され、この曲集は人気があるようです。第2集の最後に載っていた「ルパンのフーガ」は、ルパン三世のテーマとバッハ作曲フーガト短調のミックス。技術的に難しい箇所がありますが、とても魅力的!今年も新鮮なプログラムでコンサートに臨めました。

さて、山小の音楽室にはグランドピアノがあり、蓋を開けるとびんびん響きました。

クーラーがないので、窓は開けっ放し。

折しも、先日行われるはずだった奉仕作業の日が悪天候で中止となったそうで、先生方が総出で窓や渡り廊下や校庭などを掃除しておられました。そんな中でのコンサート。お掃除されている先生方にも耳だけでも楽しんでもらえてたなら、嬉しいな、と思いました。



プログラムと何の曲が使われているかのヒントを書き、最後に聞いたあとの感想も書いてもらいました。



やっぱり、ルパンがダントツ人気でした。難しいけれど、頑張って練習して、よかった。

二学期に入ってからは幼稚園、保育園と訪ねていきます。
行く先々での反応や子供たちとのおしゃべりが楽しみです。





こちらは、高田小学校での様子。




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