こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

アットホームなコンサート

2013年04月30日 | コンサートなど
ひがし蔵オーナーで私の友人、西脇さんにお誘いいただいてソプラノコンサートに行ってきました。

場所はたつのにあるガレリアという古い建物。以前は銀行だったそうですが、川沿いに建っており、会場は一階だけでなく、二階からも見下ろすようにして聴くことができ、趣のある、雰囲気のいいところでした。

時々前の道を救急車が走ったり、石焼き芋屋さんが通ったりで街のざわめきとコンサートが一体となった、この場所ならではのコンサートでした。また、その雰囲気を作ったのが、コンサートの主役であるソプラノ歌手の恩師だったり、高校時代の友人だったり、お母さんのお友達だったりと(西脇さんもそのお母様とお友達)つながりあった中での本当に暖かいコンサートだったな、と思いました。

城下町たつのの文化の奥深さを見たような、それでいてさりげない、気の張らない、素敵な一夜でした。今後の彼女のさらなる成長が楽しみであり、このようなコンサートが日本中の街のどこででもあればいいな、と思いました。



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二階の窓からの眺め


満員御礼の客席


コンサートが始まりました










体罰

2013年04月29日 | 教育のこと
言うこと聞かない子には少々痛い思いをさせないといけないのかな・・・・。

小学校の頃、クラスの男子が叩かれるのを見てそんなふうに思っていました。

クラブは文化部だったから体罰はあまり縁のない世界だったように思います。

体育系のクラブに入っている友達からは時々叩かれたことを聞いていました。

大変だな・・・

と、人ごとでした。

わたしが記憶に残っている体罰は、6年生の時、授業中にちょっとふざけていて友達の筆箱を隠した時、先生に頭を叩かれました。気さくで面白い授業をする先生で、大好きだったからちょっとショックでした。まあ、悪いのは私だったのですが。「あ。先生、叩くんだ」と、思いました。

その先生が、激しい体罰をしたことが一度だけあります。クラスの男子でやんちゃな子がいて、冬休みに火遊びをして、危うく山火事になりかけた時がありました。

お休みが明けて、クラスのみんなの前で、その子を泣きながら往復ビンタを何回もしました。「忘れるな、忘れるな」と、言いながら顔を真っ赤にして叩いていました。

中学校の時、社会科の先生でちょっと変わった先生がいて、地名や人名などをいくつも覚えてくるなど、暗記の宿題をたくさん出す先生で、覚えること自体がなかなか大変で、クラスの半分かそれ以上が宿題を全部出来てきませんでした。授業の時、一人ずつ言わせるのですが、途中で詰まったり、言われた数だけ覚えてなかったら、本気のげんこつを頭の真上からお見舞いするのです。突き刺さるようなげんこつで、すごく痛かったのを覚えています。

当時は、そういうやり方なら生徒は覚えてくるのだろうと、先生は思ったのだろうな。でも、覚えられないものは、覚えられないし。仕方ないな。痛いの、我慢しようかな、ぐらいに思っていました。

いろんなやり方があるし、もちろん効果があったかもしれない。
火事を出しそうになった子は、あの時のことをどう思いながら思い出しているのだろうと考えます。

暗記ができなかったかわりにげんこつ見舞われたことは、遠い昔の思い出です。げんこつをもらってももらわなくても、暗記そのものにどんな意味があったかはよくわからないままです。

おかげさまで、理不尽な体罰には合わずに来ましたから、そんなものだと思っていましたが、昨今の度を過ぎた体罰には、胸が締め付けられる思いがします。先生も苦しんでいる方が大勢おられることでしょう。でも、教育の意味をはき違えた事で、犠牲になった生徒の、若い育ちゆく命が踏み潰された無念を思うと、かわいそうでなりません。そこまで至らなくても、心に傷を負った生徒の気持ちを思うと、悲しくなってしまいます。

子どもたちにはやはり愛を持って伝えていきたいと思います。そう言う意味では、組織に縛られない場所にいられるのは、ありがたいことなのなと思いました。




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まちおこし

2013年04月28日 | その他

こんなの、見つけちゃった。

http://blog.goo.ne.jp/yoshi0749/e/29432bdb8843d4073599033684d41b6d


私のふるさと、岩国からこんな漫画家が出ていらっしゃったんですね。

岩国市もちゃっかりあやかってなかなか粋なことをするなあ。

中学、高校とクラブの対外的な場所への集合、ピアノのレッスンに通う時の足は、この岩国市交通局のバスでした。

そのころのどこでも見かけるお決まりのデザインのバスしか知らない私にとって、ある意味、衝撃的。

どこも、その街ならではの魅力探しに頑張っていますね。

上郡町は、円心くんにエイトちゃん、モロどんに、大鳥圭介、豊かな自然・・・・

頑張らなくっちゃね。



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アウトプットでパワーアップ!

2013年04月27日 | 勉強
はいはいはいはい・・・・・・。



なーーーんて、長いあいだ、ブログ更新を怠ってしまったんでしょう!

本当は、今日も、もう疲れているので寝ちゃおうと思ったのですが、気持ちは熱いうちに書き留めておかないと・・・。




かれこれ十年通い続けている、ミュージックキーの指導講座。

小さな生徒に、「ピアノを弾く」という複雑かつ難解な作業をどうやってわかりやすく、楽しく学んでもらえるかということをずっと勉強してきました。

このたび、この、ミュージックキーの教本をまだご存知ないピアノ指導者の方にも紹介していこうと、ミュージックキー指導者の会姫路支部ではじめて外部に向けて講座を開くことにしました。で、講師を担当するのは、不肖ソトカワでございます。

長いあいだ使ってきて慣れたとはいえ、全く知らない方に説明するのって、ちょっと緊張します。改めて教材を読み込み、こういうところを説明しなくちゃ、とか、あ、こういう使い方もあるんだ、とか、げ、ここは飛ばしていたな、とか・・・・。

使い込んでいるようで、目線が変わると新しい発見が次々と・・・・。

今までは来ていただいた講師先生のお話を気楽に聞いて、また新しいことを教えていただいた!よし、また頑張ってレッスンするぞなんて元気をいただいてきましたが、自分がたくさんの人の前で話をすることで、自分の中にあって、見えなかったものが見えてくる感じが心地よくて、大変だったけど、やってよかったな、と思っています。

取り込むだけじゃダメですね。

取り込んだら、今度は出していかないと。


で、出すって、なかなかエネルギーのいることです。でも、それをしなきゃいいものにならない。

今日のこの場を用意してくださった先生方、集まってくださった先生方に、感謝です。

疲れましたが、いい一日でした。





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大人のかんたんピアノ教室

2013年04月17日 | レッスン室便り
「菊盛さんの家」http://www6.ocn.ne.jp/~housekm/index.htmでの、シニアの皆さんのピアノ教室は、毎月2回から3回行っています。

半年過ぎた頃で、大体の練習の仕方がわかってこられた頃でしょうか。

少しずつ指の動かし方を覚えてこられたようです。とはいえ、子ども時代のようになんでも吸収できるというわけにはいかず、ゆっくりとした足取りですが、みなさん少しずつレパートリーを増やしておられます。


ピアノの練習のあいまに懐かしい童謡を歌ったり、音当てクイズなどをはさみながらあっという間に一時間を過ごしています。

何より、みなさんで集まってわいわいとおしゃべりを楽しんでもらうこと、そして、家ではご自分の楽しむ時間を大事にしていただくこと、そのサポートをするつもりでこれからも進めていきたいと思っています。

年齢に関係なく、誰もが生き生きとした時間を過ごすという成熟した社会の隅っこに、私は私の持っているもので生かされたいな、と思います。





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電話が鳴るとき・・・・・・

2013年04月16日 | その他
特に、家の固定電話が鳴る時、もしかして教室の問い合わせかも、と思って電話をとることがあります。

大抵その期待は裏切られ、
「○○化粧品です。」とか、「○○生命です。」とか、普通の電話だったりするのだけど。


でも、時々(ほんと、時々なの・・・)教室の問い合わせがあるので、そんなことがあったりすると、やっぱり期待してしまう。

なにせ、小さな町のことだから、子どもの数はどうしても少なくなる一方だし、うちは少し市街地より外れているので、クチコミからすると、ちょっと認知度が低いのが悔しいところ。

せっせとブログを更新して、なんとかアクセスを維持しなくちゃと思いますが、今のところ生徒数増加にはそれほど影響がないみたい。

・・・・などと、ちょっとぼやいてしまいました。

さて、そんなわけで、電話が鳴って時々「もしや?」とは思うものの、忙しい時にはやはり出るだけになってしまいますが、先日は嬉しい電話が。

高校へ入ってピアノを中断していた生徒ちゃんから久しぶりの電話。

保育士の勉強をするので、またピアノを見て欲しいということでした。

オッケー、オッケー!まかせなさい!

小学校の頃から教えている生徒ちゃんが、こうしてまたうちの門をたたいてくれる・・・。ありがたいことです。





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科学が遊びなら、ピアノだって・・・

2013年04月15日 | 勉強
NHK、Eテレの「スーパープレゼンテーション」という番組が面白いです!

世界屈指の科学者やアーティストが、それぞれの専門における姿勢や技術、哲学をユーモアたっぷりにプレゼンしてくれます。

先日の番組では、科学者が小学校で科学のワークショップを行い、子どもたちが行った実験を子どもたち自身で論文を書き、ついに科学雑誌に投稿して大反響を読んだ、というのをやっていました。

その内容を詳細に説明するのは難しいのですが、なにせ、科学は面白いものなんだよ、ということを子どもたちに教え、専門誌にもみんなで書いたとはいえ、論文を投稿するまでに導くことのできた彼の話にただただ引き込まれました。

やることの方向にはいろいろありますが、彼は科学という分野で、生きる喜びを子どもたちに教えました。

プレゼンの中でも言っていましたが、科学は生き方で、実験は遊びである、と。ならば子どもたちこそ遊びながら実験をし、そこから遊びの際に必要なルール、つまり実験結果を見出すことができる、と。

科学は未知の領域に入ることで、新しいものの見方や考え方、技術を獲得してきました。しかし、人は未知の領域に入ることには躊躇するものです。

それが、子どもには、未知の領域は新しい遊びを作り出すことと似ているようです。彼はそのやり方で子どもたちをうまく導いたのでしょう。


これを見て、ピアノを学習するということも同じだなあ、と思いました。

すでに現在ではいかに子どもたちに楽しくピアノを演奏すること、ひいては音楽というものにアプローチする際のあの手この手のアイデアや方法を用いたテキストや曲集が数多く出版されています。

「弾けない」「弾けそうもない」という未知の領域に、いかに遊びの要素を取り入れて、遊びのルールを見出させるか。そして、生きる喜びを教えるか。材料はそろっていますが、あとはやはり現場の力ですよね。

全然違う方向からですが、このプレゼンを聞いて、元気をもらいました。




遅ればせながら、先日の地震、怖かったですね。
目が覚めたと思ったら、携帯から緊急発信の警告音が鳴り響き、部屋全体が(というか家全体が)ガタガタと揺れていました。
半身を起こしたものの、何もできず、ただただおさまるのを待つしかできませんでした。
大きな災害にならなくてよかったです。でも、今度はいつ?どこで?と思うと、暗澹たる気持ちになります。備えだけはちゃんとしなくては、と思います。

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先日出かけた、山陰海岸の景色。春とはいえ、波が荒く風も強かったです。お天気がよくてなによりでした。












久しぶりに

2013年04月09日 | その他
時間がぽっかり空いたので、ちょっとピアノを弾こうと思い、レッスン室に入りました。

ひとしきり練習して、本棚を見ていると、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の楽譜が目に飛び込んできました。

先日姫路美術館でのレーピン展でムソルグスキーの肖像画と対面したこともあり、懐かしさも手伝って楽譜を手に取り、そのままピアノに向かいました。

有名なプロムナードのメロディ。続く地の精の不気味なメロディ。哀愁を帯びた古城をゆく旅人のうた。過酷な労働に耐える人のうた。

弾き進んでいくうちに、魔女バーバ・ヤーガの小屋まで進みました。

ここで、あっと、思い出しました。

なぜ、私が「展覧会の絵」を大学の卒業演奏会で弾こうと思ったのか。

中学校の吹奏楽部でこの、「バーバ・ヤーガの小屋」と「キエフの大きな門」を練習していたんだ。

衝撃的な、激しいリズムに若い心が躍動していたのを思い出しました。仲間のみんなで演奏していたあの曲が、自分ひとりでも弾けるかもしれないと思ったとき、自分に限りない可能性を見つけたみたいですごく興奮したんだっけ。絶対、これを弾こうって、思ったんだ。

数十年ぶりに弾いてみて、テクニックは落ちたけれど、練習したらまた弾けそうな気がして、嬉しかった。

通して弾いて、30~40分があっという間でした。

久しぶりにゆっくりピアノに触れ、自分自身と向き合う時間のあるしあわせ。

感謝です。






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うらめしや・・・

2013年04月08日 | その他
仕事に、学校に出かける家族を見送りに外へ出てみると、なんていい天気!

ああ、一日ずれていたら・・・・。

まだまだ昨日の天気が恨めしい。

関係者のみなさんもきっと思っておられることでしょう・・・・・




なんて、抜けるようなきれいな空の青!







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さくらまつり中止

2013年04月07日 | その他
やっぱり、中止になっちゃいました。残念だなあ。

練習日がちょうど前日で、仕上げもばっちりだと思っていたのですが。

いつもは一時間半の練習時間を二時間に延長したら子どもたちからはブーイングで、それでも練習しているあいだに時間は経つもので、いい時間になりました。頑張ったご褒美に最後に少し時間があるからお迎えが来るまでに遊んでいいよと言ったら「ドロケイしよう!」「先生がオニ!」と、すっかり盛り上がってしまって。

で、年甲斐もなく小学生たちと走り回ったのは昨日書き込みしたとおり。


そのうちお母さんたちもお迎えに集まってきて、中に入っていただき、即席のミニコンサートをしました。

私は息を整えるのに必死だったんですけどね。

それでも舞台に上がって発表する予行演習のつもりで聞いていただきました。

いい感じだったんですよお。

きょう、発表するはずだったんですよお。

でも、時間とともに増す風の強さに、ああ、やっぱりこれじゃあできないな、と諦めました。

お天気だけは仕方がないですね。お花見も週末ごとの悪天候に阻まれて行けていません。

でも、買い物や出かける時の車窓からふんだんに見事なさくらの花は見ることができました。

これが私のお花見かな。





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