こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

レッスンに行ってきました

2011年07月31日 | 勉強
8月21日のコンサートでは、連弾をします。

相手の方と、今日はレッスン。

一人で弾くときとはまた違って、相手の呼吸とか手の位置とか、気をつけなきゃいけないことが増えて、それなりに大変。

先生のアドヴァイスでだんだん曲らしくなっていきます。

あとは、練習あるのみ。

生徒のみなさん、先生だって、頑張ってますよー

ゆでだこゆらゆら~

2011年07月30日 | その他
主人が釣ってきたたこをゆでました。

頭から湯気を出してお皿の上でゆらゆら・・・・。

あんまり可愛いので、一枚パチリ。

このたこたちはこのあと、ショウガ、しょうゆ、ごま油などで下味をつけてから揚げに。

たいへん、タイヘンおいしかったです。

天使の音色

2011年07月29日 | その他
障害を持って生まれた女の子が、家族の暖かな愛情のもとでリコーダーを練習し、一家そろっての演奏が3年前CDになりました。

各地でのコンサート活動も行われ、どこの会場も感動の拍手でいっぱいになったとか。

このご一家、お住まいが仙台で、このたびの震災で大変な思いをされています。

支援の気持ちもこめて、このCDが多くの方に知っていただけますように。


  

100年に一度!?

2011年07月28日 | その他
お隣の庭に、昔から植わっているリュウゼツラン。

ランといってもアロエのお化けみたいな分厚い葉っぱで、おまけにトゲが出ていて、なんとも近づくのが恐ろしいような植物なのですが。

この五月ごろから、その中心部分からぐんぐん芽が伸びだし、あっという間に5メートルにも6メートルにもなって、今ちょうど先端に花芽がついているとのこと。黄色いつぼみがゆっくりと膨らみ始めていますが、開花はまだ先のよう。

なんでも、このリュウゼツランの花は100年に一度しか咲かないそうで、お隣さんが珍しいからぜひ見においでと、声をかけてくださいました。

配り物など持ってくるたびにこの不思議な葉っぱのお化けを大きく回っていました。

まるでタケノコのようにまっすぐ伸び、木のようにそびえているのを見るのはもちろん、初めて。

どんな花が咲くのか、楽しみです。


なかなか時間を見つけられず、夕方にお邪魔しました。
光線が足らなくて、ちょっと暗い。
花が咲くころには快晴のもとで、撮影にチャレンジしたいと思います。

サークル湖(みずうみ)コンサート

2011年07月27日 | コンサートなど
毎年、この時期は私が卒業した島根大学特音課程の卒業生によるジョイントコンサートが開催されます。

この地に嫁いできてからずっと続いています。今年はなんと、35回目のコンサートになります。お世話してくださる皆さんにはただひたすら感謝、感謝です。

30回目の年には大学の先生をお招きしてテノール独唱を披露していただき、その際の伴奏をさせていただきました。

今回はスペシャルゲストをよんでの記念コンサートです。

私も先輩のピアノ講師の方と、バッハの小品をいくつか、連弾で出演します。

歌あり、管弦楽あり、さまざまな楽器の演奏がありますので、退屈しないと思いますよ。どうぞ、聴きにいらしてくださいね!

チケットのお求めは外川まで。

当日券でも入れますが、その際には外川のチケットを指名してくださるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

クリック!

児童合唱、練習始めました

2011年07月25日 | その他
イベントのたびに子どもたちに声をかけて即席児童合唱を練習しています。


今回は河野原のふれあい生き生きサロンの方からお声かけがあり、子どもたちに歌いに来てほしい、と。

夏休みに入るのを待って、短期集中練習で本番に臨みます。このようなペースで今までもイベントに参加してきました。

あまり難しい曲は仕上げることはできませんが、違う校区の子どもたちが集まって発声体操やリズム遊び、体を動かしながらの練習を通してひとつの曲を仕上げていく時間を楽しんでくれたら、と思っています。

先週の土曜日に最初の練習を行いました。

毎週土曜(といってもあと2回ですが)10時からつばき会館で練習します。今からでもやりたい、というお子さんがいらっしゃったらおいでくださいね。一緒に歌を楽しみましょう!


人気のお店

2011年07月24日 | その他
佐用町にある特別養護老人施設はなみずきからの帰りに、一緒に行った仲間の先生に是非にと誘われて「ブリック」という喫茶店に行ってきました。

以前から佐用に来るたびにこのお店の前を通ると、たくさんの車が停まっていて、一度入ってみたいものだと思いながら何十年と横目で見るだけのお店でした。

佐用町に甚大な水害があったとき、このお店も深刻な被害をうけ、もう閉店してしまうかもしれないと聞いていましたが、こうしてまた再開されていつか行きたいと思っていた私の願いがかなえられたのはとても嬉しく、感慨深いものです。

お店に到着したとき、いっぱいだった駐車場からうまく何台か車が出てゆき、車をとめることができました。外から中をうかがうと大勢のお客さんたちがそれぞれのテーブルで楽しそうに話をしています。きっと地元の人たちなのでしょう、大勢のグループで大きなテーブルを囲んで何かの会合らしき話し合いをしている様子も見えます。

中に入るとカウンターに案内され、荷物を下に置こうとすると
「これを使ってください」
と、荷物置きのかごをさりげなく進めてくださいました。

メニューを見ると、ユニークな名前のブレンドコーヒーの数々。お店の人にお勧めを聞くと、「おしゃれな」‘佐用ブレンド’を進められ、注文しました。

友人お勧めのワッフルとセットで。
コーヒーを待っているとテーブル席が空いたと、案内していただきました。

メニューのおいしさはもとより、発想の豊かさや、お客に対する気配り、コーヒーカップのコレクションでも目を楽しませてもらい、また行きたいと思いました。

なるほど。人気のわけは、一度行けばわかりますね。


おしゃれな佐用ブレンド
浮いているものの正体は・・・・?写真をクリック!


お話コンサート・はなみずき編

2011年07月23日 | コンサートなど
今までは子どもたちを観客に「ヘンゼルとグレーテル」を演じてきました。

今回は、お年寄りの施設。今までとちょっと雰囲気が違います。

最初に懐メロをピアノ伴奏で弾くと、最初はちょっと様子見されていましたがすぐに歌詞が出てきました。そのうち、大きな声で皆さん歌われました。

体を使った手遊び歌などで少しなごんでもらって、

「それでは、ヘンゼルとグレーテルのお話、始まり始まり~」

ヘンゼルとグレーテルがお手伝いに飽きて遊んでいるところを歌とダンスで演じました。歌が終わってポーズを決めると、パチパチと拍手が起こりました。

あれ?

子どもたちのときにはなかったなあ。子どもたちは、何が始まるんだろうという感じであっけに取られてたみたいです。

その点、お年よりは前で演じる人の呼吸をとらえるということをよくご存知です。歌や踊りが終わるたびに、というか、そろそろ終わるな、というころになると、手をあげて拍手するのを待ってくださっている。

演じる側として、そのような聴き方をしてくださるのは、とても嬉しいものだ、ということを初めて感じさせてもらいました。

気分よくお話コンサートが終わり、「みんなで歌いましょう」コーナーに移りました。

「うみ」「みかんの花咲く丘」「青い山脈」「金魚の昼寝」

など、思い出話や歌の背景など話し合いながら進めていきます。

「みかん・・・」
の最後のほうに、“やさしい母さん思われる”という歌詞が出てきたところで、突然口を手で多い、涙を流すおばあさん。

手で拍子を取りながら楽しそうに歌う人、最初はあまり口が開いていなかった人がだんだん大きな声で歌うようになったり・・・・。

一人ひとりの人生がその背中に見えなくてもいっぱい詰まったものをしょってここに集まってきてくださってるんだなあとおもうと、子どもを前にした時とは違う感激を味わいながら、一緒になって懐メロを一生懸命に歌ったのでした。

ゆっくり、大きくなりなさい

2011年07月22日 | レッスン室便り
まだ、生まれてやっと10年がこようとしてるだけなんだなあ・・・・。

小柄な後姿を見ながら考えた。

もしかして、私、ひどいことしてるんだろうか・・・・?

でも、ここでさっき言ったことをひるがえすわけにはいかない。

嫌われてもこの子に伝えなくちゃいけないことなのか?

と、自問する。

わからない。

小さな子に、ここまでつらくあたらなくちゃならないのか?

わからない。

でも、やっぱりひるがえすわけにはいかない。

ストライキを始められてもうどのくらいたったのだろう。このようなストライキを何回繰り返されただろう。

ストライキを起こせばピアノを弾かなくてもいいなんてこと、教えたくない。

向こうをむいた頭がぐらついてくる。背中が曲がってきて、頭がひざの上に落ちてくる。

「寝る時間じゃないよ。まっすぐ前を向いて。」

抱き上げてピアノに向かわせるけど、また横を向く。
泣くだけ泣いて、疲れただろうな。また体がゆがんでくる。
抱き上げて前を向かせる。横を向く。

「奇跡の人」の、サリバン先生とヘレン・ケラーみたい。

言葉はあくまでも冷静に。このような甘えはいつまでも許されていてはいけない。自分に言い聞かせる。

甘えさせてあげるほうがよっぽどかんたん。私はこの子に嫌われないし、大きな声で泣かれることも、ふくれっつらをされることもない。

でも、私なりの奇跡の人を育てたいな。

チャイムが鳴って、お母さんのお迎えだ。
ああ、天の助け!
お母さんの顔を見て、少しばつの悪そうな、ほっとしたような顔。部屋の空気がやわらかくなる。最後の声かけだ・・・!
「さあ、もう一度左手の練習をしよう。練習したら、帰ろうね。」

あんなにかたくなだった後姿から手が伸びて、ようやくピアノが鳴る。

・・・・ほら、できるのに!
じゃあ、せんせい、みぎてをひくね。
一緒に弾こう!


難しくてできない!と、てこでも動かなかった左手から伴奏部分が流れてきます。

なんて、流暢なメロディー!

何で泣いてたんだろうね?
さっさと弾いて、終わりにすることできたのにね?

はにかみながら挨拶を済ませ、ドアのところでちゃんとバイバイと、手を振ってくれました。

自分でもわかってるんだよね。
押し寄せてきたできないという不安を、自分でどうすることもできないんだよね。

これでまた、ひとつ大きくなったかな。




ブタがいた教室

2011年07月20日 | その他
先日、テレビのロードショウで放映された映画です。ずいぶん昔、どこかの小学校の先生が実際に学校でブタを買い、それを食べる、という授業をしたのが本になって出版されたのを聞いたことがあります。

生き物をさばいて自分たちの命と引き換えにしている――――

そのことについてはとても興味があり、このような授業があったことにずっと関心を持っていました。このたび、この映画に出逢うことができ、大変嬉しく思っています。

卒業式が間近に迫っても、自分たちが飼ってきたブタをどうするか決められず、食べるのか、食べないのか、食べないならどうするのか、毎日毎日話し合いをし、時には意見の対立したクラスメートと取っ組み合いのけんかをしながら、答えを出そうとします。

食べるにしても、食べないにしても、卒業という時期を区切りにブタのPちゃんと別れなければならない現実を、話し合うたびに深く深く受け止めていく子どもたち。

映画とはいえ、子どもたちが必死に話し合う場面はきっとシナリオはなかったのでしょう、たどたどしく、言葉を選びながら、それでも足らず、ケンカ腰に相手を非難し、それでも話し合いを繰り返す・・・・。

これほど苦しい話し合いを重ねることは、小学生にはそうそうあることではないでしょう。実際の授業としてこのような経験をした子ども達も、そしてこの映画の中でかかわった子どもたちにとっても答えの出ないことを、人と対立しながらなんとか接点を見つけられるところまで涙を何度も流しながらたどり着いたことは貴重な体験だったことだろうと思います。

見るものにも、子どもたちのひたむきな姿や命をいただいているということの意味を考えさせ、感動を覚えさせてくれる作品でした。



それと、番外編ですが、Pちゃんをどうするかで子どもたちが家庭でそれぞれが物思いに沈む場面がありました。一人の男の子が本を読みながら、ふと顔を上げて考え込むのですが、なんと、読んでいた本がきのう紹介した、岡田淳さんの「2分間の冒険」だったのです!
あまりにもタイムリーな偶然に、もしかして、これは何かの吉兆か!!?などと、根拠はないのですが、無性に嬉しくなったのでした。