こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

ピアノを弾くときの知識・2

2013年08月08日 | レッスン室便り
昨日ご紹介した

「いちばん親切な楽典 入門」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%81%AA%E6%A5%BD%E5%85%B8%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%BD%9F-%E5%8D%83%E5%B0%8B/dp/4405071691/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1375758505&sr=1-1&keywords=%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%81%AA%E6%A5%BD%E5%85%B8%E5%85%A5%E9%96%80


を知る前にも、初心者向けの楽典の本を見つけていたので、現在高校生になって進路のためにピアノを習い始めた生徒にはその本を使っています。

「CDでわかるみんなの楽典」

http://www.amazon.co.jp/CD%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%85%B8-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E9%AB%98%E7%94%B0-%E7%BE%8E%E4%BD%90%E5%AD%90/dp/481635171X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1375935789&sr=8-1&keywords=%EF%BC%A3%EF%BC%A4%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%85%B8

実際の曲や音をCDで聞けるようになっており、音楽の決まりや仕組みがわかりやすくまとめてあって、今現在読みすすめているところですが、何も知識のないところからよりも、とくにリズムを感じる時に必要なビート感とか、拍子感を教えるのに都合が良く、実際の曲の中でも、
「ほら、楽典の本に出てきたじゃない」
といえば、生徒も“あ、ほんとだ”と、気がついてくれるので、話がすすめやすいです。

速度記号で

ANDANTE(アンダンテ)・・・ゆっくり

とか、

ALLEGRO(アレグロ)・・・はやく

というものがあり、それを勉強したあと、バイエルの曲にその記号を早速見つけて生徒自身も嬉しそうでした。

私もいきなり見つけてくれて、嬉しいやら驚くやら。

ピアノのスタートは遅かったけれど、楽典の知識はこのような本でカバーできそう・・・・。

指を動かすコツさえつかめれば、曲の把握は難しくないかも。

ピアノに限らないでしょうが、スタートはいつだって可能ですね。

そして、何よりこの生徒はまだまだ若い!

たくさん勉強して、練習して、保育士や幼稚園の先生になった時、

世の中には楽しいもの、美しいもの、心地よいものがたくさんあるんだよ、ということを

小さな子ども達に伝えられるようになってほしいと思います。







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ピアノを弾くときの知識

2013年08月06日 | レッスン室便り
音符が読めることはもちろんですが、楽譜全体に散りばめられている作曲家の思いをくみとったり、音楽上のルールなどを知っていると、演奏がもっと素敵になる・・・。

そのためには良い先生についてレッスンを受けるのはもちろんなのですが、いつもいつもというわけにいきません。そんな時に目に飛び込んだのが、

「いちばん親切な楽典入門」

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%81%AA%E6%A5%BD%E5%85%B8%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%BD%9F-%E5%8D%83%E5%B0%8B/dp/4405071691/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1375758505&sr=1-1&keywords=%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%81%AA%E6%A5%BD%E5%85%B8%E5%85%A5%E9%96%80

という本。

最近、小さな子どもにもわかるように、とか小さな子どもでも弾けるような、とかいったわかりやすい教本が出てきてるなあ、と思うことがしばしばあります。

それだけ、小さな子どもの音楽を研究する人や教えることを研究する人が増えたのかなあ、と思います。

私が駆け出しの頃はまだこんなにわかりやすい教本って、見当たらなかったような・・・・。

楽しい曲集はたくさんあっても、子どもの技術に追いつかなかったり、本当に簡単すぎてかえってつまらなかったりという印象があります。(もしかしたら、本気で、一生懸命みつけようとしなかっただけかもしれませんが)

この度見つけた本は、もちろん一人で読むにはある程度の理解力のある人が読まなければなりませんが、小さな子どもには、先生と一緒なら説明を聞きながらならわかりそうな内容。

本当に音楽を楽しむために必要な知識はやはり大事。
でも、レッスンの中ではなかなかあれもこれもは盛り込めなくて。
一冊にまとめてあり、疑問に思ったところだけを開けて読めるのも、便利。

みんな、いろいろ工夫してくださってるなあ。
私もいろんな情報仕入れて、生徒にうまく渡せるようにしなくては。

全ては、豊かな人生のために!



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道免先生

2013年08月03日 | その他
中学校時代の家庭科の先生は、初老の、貫禄のある、それでいて上品な道免(どうめん)先生という女性の方でした。

授業中にちょっとしたルールを守らない生徒がいると、厳しく叱る、我々の世代の頃にはよくおられた、ちょっと怖い先生でした。

私が、ミシンの授業の時にミシン針を持っていくのを忘れた時、恐る恐る忘れたことを告げると、
「忘れたの?・・・・はい、一本百円」
と言って貸してくださったのを思い出します。

なぜ、そのことを覚えているかというとそれに後日談があって、世間知らずの私は次の日、母親にお金をもらって百円玉を握りしめ、職員室の道免先生のところに行き、
「先生、きのうはミシンの針を貸していただき、ありがとうございました。これ、百円です」
と、差し出すと、先生はそれを見て突然大笑いし、
「あなたみたいな正直な子はしらんわ」
と言って差し出した手を握りしめて返してくださいました。
世の中にある、人にものを貸す時の言葉遊びみたいなものだということを知らなかっただけなのですが、道免先生には大ウケだったらしく、私が卒業するときも廊下で呼び止め、「ミシンの針百円」のことを持ち出し、それがとても好ましかったこと、これからもその素直さと正直さを持って生きていってほしい、みたいなことをはなむけに頂いたことを思い出します。

さて、時は流れ、今の私が道免先生のおっしゃったような生き方が出来ているかどうか・・・・・。

何かと用事を作ってはあちこちに首を突っ込んでいる私は、時々昼食を街中の店で取ることもあります。
こんな時、いつも道免先生の授業中に言われた言葉を思い出すのです。
「もうすぐあなたたちは卒業だけど、一言いっておきたいことがあります」
いつもの、キリッとした顔で、私たちを見据え、

食堂には一人で入らないこと、女性がひとりで食事をしている姿ほどみっともないものはない、

絶対にそんなことをしないで欲しい、

と言われました。

頼んだメニューが来るのを待ちながら、いつも道免先生のこの言葉が私の頭をよぎります。
そして、見えない道免先生に、いつも言い訳をしています。
「だって、先生、今の時代、女性もどんどん外に出てますよ。昼食だって、私の周りで何人も女性のおひとりさまが食事をしています。先生の思われるような女性像は今は無理なのかもしれません」

それでも、後ろめたさを感じるのは若い頃、曲がりなりにも私を認めてくださった先生の言葉だったからだと思います。

後ろめたい、ということを教えてくださった道免先生に出会えたことを、何十年経った今でも感謝しています。



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麦を刈ったあとにゴイサギが餌をついばみに下りてきました



まいった!

2013年08月02日 | その他
四日前から体にかゆみが走り、最初は下着の締め付けかな、ぐらいに思っていたら首や腕、手やお腹に発疹が現れ、どうにも痒くてかきむしってしまいました。

これは、じんましんというものか!

と、気がつき、さて、何か悪いものでも食べたのだろうかと思うのだけど、心当たりは、ない。

二日ほどかゆみに苦しみ、そのうち体もだるく、咳も出るので病院に行くと、
風邪からくるじんましんです、と。


風邪でじんましんになったりするもんなんですかね!?

ともかく、その場でちくっと痛い注射を打ってもらい、薬を出していただくと、その日の午後からは発疹もかゆみも引き、
いつもどおりの生活に戻りました。


だいたい、私は風邪をひいてもすぐにお医者さんに行ってお薬いただいたりしない人なんです。
だって、寝てたら治るんだもの。

ただ、さすがに今回のじんましんは寝て治るものではありませんでした。
(いやまあ、時間をおけば治ったかもしれないが、その間の不愉快さを思えば、これは注射と薬の力に脱帽しなくてはなりません)

じんましんなんてそもそも、なったためしのない私なのに、いきなり全身に世界地図が浮き出るなんて、
(発疹の島がつながり合ってまるでどこかの地図のようでした!恐ろしや・・・・)
ああ、抵抗力が低下した証拠だ、なんて情けない気持ちでおります。

熱もなかったし、食欲もあったのに不調がいきなり襲ってくる怖い年代であります・・・・。

巷では熱中症を含め、救急車のサイレンがひっきりなしに聞こえてきます。

皆様、お互いに健康管理には十分注意いたしましょう。

自戒を込めて。




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鉢植えの株から、なんと、パイナップルが出てきました。収穫できるでしょうか?