kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ターミネーター4

2009年06月20日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:6月3日
映画館:広島ルーブル
パンフレット:A4版700円。

人類と機械の全面戦争が勃発。全世界は廃墟と化した。ってフレーズ、好きだなあ。
一大時代を築き上げた「ターミネーター」(ホント、ひと頃の映画って、「T1」と「ロボコップ」の影響を受けまくっていた。)から25年。遂に来るとこに来たって感じ。

最近、ご無沙汰だったポストアポカリプスもの(核戦争後のサバイバルを描いた映画)だけど、最新技術で絶望的な雰囲気が表現されるといいねえ。大満足の出来。

カーチェイスの描写なんか、明らかに「マッド・マックス2」の影響があるんだけど、さらにはマカロニ・マッドマックスものの「カー・バイオレンス」とか「マッド・ライダー」までを彷彿とさせてくれる。(そんなことを思うのは、かなりのマイノリティ。(笑))

チープなその頃の映画に比べ、銃器類や輸送機やヘリ、A-10と言った空モノも充実しているのも嬉しい。さらに、暗い未来好きのお得意様にはもれなくマイケル・アイアンサイドが付いてきます。(笑)

敵メカも大充実。特にモトターミネーターを搭載したハーベスターは「コンバトラーV」(←古い)みたいで大笑い。

と、ディテールばっかりの話で申し訳ないのだが、何度も出てくる1シーン1カットの長回し撮影もいい。(って、やっぱりそっち方面の話)

で、肝心のストーリー的にはちょっと説教臭くて中だるみするきらいがあって、ラストへの運びが若干、強引なのは気になった。

T1~T3を見ていると、ニヤリとさせられるシーンも多々あり、特にT1の時は思いつきだったに違いないジョン・コナーの顔の傷の由来となるシーンは拍手モノ。

ところで、こうなると「T5」もそうだが、秋冬あたりに公開されそうなヴィーゴ・モーセンテンの「ザ・ロード」に期待が高まるなあ。
題名:ターミネーター4
原題:Terminater Salvation
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベール、サム・ワーシントン
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