日時:1月24日
映画館:バルト11
パンフレット:なんと公開10日で売り切れ!後述するが、元ネタの充実ぶりゆえか。
ちょっとこれは面白すぎる!!
友だちが出来なかった少年がクリスマス・プレゼントにもらったくまのぬいぐるみに「一生、友だちでいて。」と願いをかけたら、本当に魂が宿ってしまう。その後、一瞬で26年後、少年は35歳のダメ男、くまのぬいぐるみもオッサンに。
しかもただのオッサンではなく、正真正銘のエロオッサン。いつも全裸の露出狂。(当たり前か。)外見がかわいらしいことをいいことにやりたい放題で、どうもちゃんとセックスもできるらしい。
ダメ男、マーク・ウォールバーグの方には人生の不測の事故としか思えない素晴らしい彼女がいるのだが、彼女からエロくまとのダラダラ同居に終止符を打って欲しいと頼まれて・・・。
このダメ男とエロくまのダメダメライフだけでも充分、面白いのだが(実はワタシはハリウッド映画の下ネタ系はあまり好みではない。)、何が面白いかって、ふんだんに盛り込まれた80年代の映画ネタ!!
詳しく書けないが、重要なモチーフの1つが「フラッシュ・ゴードン」!クイーンの「フラッシュ、あ~あ~」のアレである。他にもダメ男の着メロが「ナイトライダー」だったり、ステイン・アライブが流れたり、インディ・ジョーンズにランス・ヘンリクセンネタがあったりと1つ1つがツボに入って大笑い。
「007オクトパシー」の主題歌「All TIME HIGH」のくだりなんて、まさに前日、その「007オクトパシー」を見たもんだから、笑い価も前日比で50円高。(そう、あそこが難しいのだ。)もちろん、劇場を出るときには口ずさんでいた、「オール・タイム・ハ~イ」景気の気は気分の気である。
かようにオッサンは爆笑続きなのだが、観客のほとんどは20代。元ネタが分からず、クスリとも笑わない・・・。
中盤のビックリするようなクレイジー・パーティーのくだりなんて、久しぶりに本気で腹を抱えて笑ったし、これをマーク・ウォールバーグがやるもんだから「ブギーナイツ」かっ!ここでのテディの友情とジョンの選択は非常に正しい。ワタシだって、パーティーにルイジ・モンテフィオリだとか、エン ツォ・G・カステラーリだとかが来ていると分かれば、同じことをする!(断言)あの展開が許せない彼女なんか別れてしまえ!(←ダメ男の言い訳)
さらに続くホテルの大乱闘なんて、あまりのダメダメさに涙を流しながら爆笑。これをリアルな人間同士がやるとダメダメさを通り越して、悲壮感しか出ないところだ。
中盤の怒涛の展開に全てを持っていかれ、お決まりの後半の収束にもっていくようになるとちょっとパワーダウン。まあ当然なんだけど。
80年代に娯楽映画ばかり見て過ごした、ちょいダメな中年のオッサンは必見の映画です。
ところで、マーク・ウォールバーグ、「ブギーナイツ」に「アザーガイズ」とパーティーで乱痴気騒ぎしている場面しか思い出せないが、「ザ・シューター/極大射程」でストイックなタフガイ中のタフガイ、ボブ・リー・スワガーを演じていたような気がするのは、ワタシの記憶違いだろう。
映画館:バルト11
パンフレット:なんと公開10日で売り切れ!後述するが、元ネタの充実ぶりゆえか。
ちょっとこれは面白すぎる!!
友だちが出来なかった少年がクリスマス・プレゼントにもらったくまのぬいぐるみに「一生、友だちでいて。」と願いをかけたら、本当に魂が宿ってしまう。その後、一瞬で26年後、少年は35歳のダメ男、くまのぬいぐるみもオッサンに。
しかもただのオッサンではなく、正真正銘のエロオッサン。いつも全裸の露出狂。(当たり前か。)外見がかわいらしいことをいいことにやりたい放題で、どうもちゃんとセックスもできるらしい。
ダメ男、マーク・ウォールバーグの方には人生の不測の事故としか思えない素晴らしい彼女がいるのだが、彼女からエロくまとのダラダラ同居に終止符を打って欲しいと頼まれて・・・。
このダメ男とエロくまのダメダメライフだけでも充分、面白いのだが(実はワタシはハリウッド映画の下ネタ系はあまり好みではない。)、何が面白いかって、ふんだんに盛り込まれた80年代の映画ネタ!!
詳しく書けないが、重要なモチーフの1つが「フラッシュ・ゴードン」!クイーンの「フラッシュ、あ~あ~」のアレである。他にもダメ男の着メロが「ナイトライダー」だったり、ステイン・アライブが流れたり、インディ・ジョーンズにランス・ヘンリクセンネタがあったりと1つ1つがツボに入って大笑い。
「007オクトパシー」の主題歌「All TIME HIGH」のくだりなんて、まさに前日、その「007オクトパシー」を見たもんだから、笑い価も前日比で50円高。(そう、あそこが難しいのだ。)もちろん、劇場を出るときには口ずさんでいた、「オール・タイム・ハ~イ」景気の気は気分の気である。
かようにオッサンは爆笑続きなのだが、観客のほとんどは20代。元ネタが分からず、クスリとも笑わない・・・。
中盤のビックリするようなクレイジー・パーティーのくだりなんて、久しぶりに本気で腹を抱えて笑ったし、これをマーク・ウォールバーグがやるもんだから「ブギーナイツ」かっ!ここでのテディの友情とジョンの選択は非常に正しい。ワタシだって、パーティーにルイジ・モンテフィオリだとか、エン ツォ・G・カステラーリだとかが来ていると分かれば、同じことをする!(断言)あの展開が許せない彼女なんか別れてしまえ!(←ダメ男の言い訳)
さらに続くホテルの大乱闘なんて、あまりのダメダメさに涙を流しながら爆笑。これをリアルな人間同士がやるとダメダメさを通り越して、悲壮感しか出ないところだ。
中盤の怒涛の展開に全てを持っていかれ、お決まりの後半の収束にもっていくようになるとちょっとパワーダウン。まあ当然なんだけど。
80年代に娯楽映画ばかり見て過ごした、ちょいダメな中年のオッサンは必見の映画です。
ところで、マーク・ウォールバーグ、「ブギーナイツ」に「アザーガイズ」とパーティーで乱痴気騒ぎしている場面しか思い出せないが、「ザ・シューター/極大射程」でストイックなタフガイ中のタフガイ、ボブ・リー・スワガーを演じていたような気がするのは、ワタシの記憶違いだろう。
題名:テッド 原題:TED 監督:セス・マクファーレン 出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、くまのぬいぐるみ |
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