ご縁をいただいた、浦野理一さんの型絵染の着物。
実は合わせる帯を考えあぐねていて、
米沢の、柿渋染の紙布帯なら合うかな…
それとも
うっすら暈しの入った緑色の無地がいいかな…
まあ、袷の時期になってから平置きしてみようか、なんて
思っていたのですが、
つい先日、山本秀司さんと電話でお話していて、
-あのときの帯、まだあるんです。
もう(依頼主に)返さないといけない時期になったので…-
と、聞いてしまい。
いただいてしまいました……経節紬の九寸。国産の手紬糸。
コチラです。
確か着物を試着していたとき、ご一緒した着物友が
「帯はこの黄色が似合う!」と勧めてくださっていた色。
実物はこれほど辛子色にころんでおらず、もっと明るい黄色です。
生地のアップ。
このとき、確か同じような色の帯が三本あって、
年代がそれぞれ違っていたのですが、こちらは
一番、近年のではなかったかな(違っていたらすみません)。
これらの着物や帯が、小津映画に使われたという記録は
ないのですが、
映像文化にカラーが持ち込まれた1960年代~、こんな明るい色がきっと
もてはやされたのでしょうね。
さて、こうなると今度は
(帯締め、どうしよう)
となり、嬉しい悩みが続きます。
※着物をいただいたときの記事「横浜カシマシ娘」はコチラ。
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