神奈川絵美の「えみごのみ」

浦野理一さんの帯

春先に、横浜の山本きもの工房で
ご縁をいただいた、浦野理一さんの型絵染の着物。



実は合わせる帯を考えあぐねていて、


米沢の、柿渋染の紙布帯なら合うかな…


それとも


うっすら暈しの入った緑色の無地がいいかな…


まあ、袷の時期になってから平置きしてみようか、なんて
思っていたのですが、


つい先日、山本秀司さんと電話でお話していて、

-あのときの帯、まだあるんです。
  もう(依頼主に)返さないといけない時期になったので…-
と、聞いてしまい。


いただいてしまいました……経節紬の九寸。国産の手紬糸。

コチラです。

確か着物を試着していたとき、ご一緒した着物友が
「帯はこの黄色が似合う!」と勧めてくださっていた色。
実物はこれほど辛子色にころんでおらず、もっと明るい黄色です。


生地のアップ。
このとき、確か同じような色の帯が三本あって、
年代がそれぞれ違っていたのですが、こちらは
一番、近年のではなかったかな(違っていたらすみません)。


これらの着物や帯が、小津映画に使われたという記録は
ないのですが、
映像文化にカラーが持ち込まれた1960年代~、こんな明るい色がきっと
もてはやされたのでしょうね。


さて、こうなると今度は
(帯締め、どうしよう)
となり、嬉しい悩みが続きます。


※着物をいただいたときの記事「横浜カシマシ娘」はコチラ

コメント一覧

神奈川絵美
辛夷さんへ
辛夷姐さん、お久しぶりです
そうなんです。茶色の帯も深みがあり
良かったのですが、
姐さんが選んでくださったこちらの黄色が
私の性格的にも(笑)合っているかなーと。
帯締め…ホントどうしましょう。
池之端のお店へ一式持って参じましょうか。

秋、ぜひぜひ、紅葉狩りデートでも
辛夷
おお・・・浦野コーデ!
絵美さん、お久しぶりです。

久しぶりにブログ訪問させていただいたら、なんとどこかで拝見した記憶の帯が・・・。
そうです、あの時のコーデではございませんか!
キャ~楽しみです!そして本当に小物遊びが楽しみでもありますね。

いつも春デートなので、今度は秋にでもこのコーデお姿を拝見させていただきたいものです!
神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
そうなんです、浦野理一セット(笑)。
芽生え帯もいい風合いですよね。
色の系統が似ているので、小物次第かな、という気も。

(最初にいただいたコメントがなぜか
こちらの管理画面になかなかこなかったみたいで、
新しい方のコメントを反映いたしました。
遅くなってしまいすみませんでした)
香子
わあ、セットで浦野理一コーデになったんですね♪
ワタシも実際の着姿拝見したい物です。
芽生え帯とか合わせてもいいかも〜とも思いましたが
絵美さんには色合いがキッパリしすぎになるかな。
神奈川絵美
こむぎさんへ
コメントありがとうございます
着物と帯、トータルで“らしさ”というか、
一つの世界が出来上がりますよね。
袷の時期になって、着てみたらアップしますね~
こむぎ
こんにちは。当たり前ですが、素敵な着物にぴったりの帯ですね。私もこんな味わいのある帯を、いつか手に入れたいものです(^^)

ぜひ着姿も見せてくださいませ♪
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