神奈川絵美の「えみごのみ」

もののけの後に、エルメス

前々回の記事で、伝統芸能情報館で開催中の
怪談展を紹介しましたが
実は同日、歌舞伎座に向かう途中でもう一つ
無料の展示を観てきました。

場所は…ここ!



泣く子も黙る(?)エルメス銀座です。



エルメスは自然素材を用いた芸術家たちの支援をしているようで
今回はその一環として、釉薬(エマイユ)にフォーカスし
おもに陶芸分野で活躍するインターナショナルな7人の現代作家展が
開催されています。

釉薬は、器が好きな方ならおわかりいただけるかと思うのですが
陶器にガラスやエナメルのようなつややかさ、そして色彩を与え
表情を変容させます。
その自由さを人体に重ね合わせて考察する…という、
フランスらしいといえばそうなのですが、何とも哲学的なコンセプト。

(予備知識なく行ったので説明が稚拙ですみません。)

まあ、難しいことは抜きにして、カラフルで可愛い造形や
ガラス質のひんやり感を楽しみました。


展示物も良いのですが、私はエルメス店舗のガラスブロックから
透けて見える、暮れかけた銀座の街並みの光や色彩に
アートを感じました。

こちらは9月17日まで。作品鑑賞しながら涼めるし、
不思議可愛いものがお好きな方、良かったらぜひ。

コメント一覧

kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
ここは地下鉄の直通出口もありますし、会場には作家さんたちの
画集を見られる小さな図書スペースもあるので、
ちょっと涼みたいときにいいですよー^^

J.バーキンは、(ネット情報の受け売りなんですが)
後年は動物愛護の観点から、自分の名前が使われるのを
嫌がっていたとも…。
もっともご自身も40㎝だったかの大きなバーキンに
ワッペンぺたぺた貼って、ラフに使い倒して
いたようですね。昔、写真を見て衝撃を受けました^^;
香子
まあ、お暑い中いろいろと廻られたんですね (@_@;;;
(中に入っちゃえば平気だけどw)
エルメスと言えば J・バーキンさんが亡くなられましたね。
とてもお高いバッグなど目にした事もありませんが
ご自分の名前を冠したバッグがずっとトップセールスされてるって
どういった気持ちだったんでしょう?
彼女の事だからそういう事には無関心だったかな。
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