怪談展を紹介しましたが
実は同日、歌舞伎座に向かう途中でもう一つ
無料の展示を観てきました。
場所は…ここ!
泣く子も黙る(?)エルメス銀座です。
エルメスは自然素材を用いた芸術家たちの支援をしているようで
今回はその一環として、釉薬(エマイユ)にフォーカスし
おもに陶芸分野で活躍するインターナショナルな7人の現代作家展が
開催されています。
釉薬は、器が好きな方ならおわかりいただけるかと思うのですが
陶器にガラスやエナメルのようなつややかさ、そして色彩を与え
表情を変容させます。
その自由さを人体に重ね合わせて考察する…という、
フランスらしいといえばそうなのですが、何とも哲学的なコンセプト。
(予備知識なく行ったので説明が稚拙ですみません。)
まあ、難しいことは抜きにして、カラフルで可愛い造形や
ガラス質のひんやり感を楽しみました。
展示物も良いのですが、私はエルメス店舗のガラスブロックから
透けて見える、暮れかけた銀座の街並みの光や色彩に
アートを感じました。
こちらは9月17日まで。作品鑑賞しながら涼めるし、
不思議可愛いものがお好きな方、良かったらぜひ。
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