神奈川絵美の「えみごのみ」

立春を過ぎたので

立春を過ぎると、着てみたくなるこのコーデ。

新田織物さんの紅花紬に、
中来田万里さんの型絵染め、通称「春待ち」帯だ。
帯締めと帯揚げはブルー系で清々しく。

いつもならこれに、

これは過去の写真だけれど
こんな風に羽織を合わせるのがお約束。

ところがこの日は、立春を過ぎたとはいえ
低温注意報が出るほど寒く、
アウターが羽織では心もとない。
そこで、分厚いウールの道中着で出かけることに。

せっかくの、春コーデだけど……。
北風も冷たく、“浮いて”しまったかな。
でも、打ち合わせで行った出版社でも
途中で寄った化粧品店でも、「春らしくていいですね」と言われたので
先取りということで、よしとしよう。


もう少し季節が進むと……

これも過去のコーデで、昨年3月初旬の写真。
こんな風に、軽やかな八寸帯と、三分紐で遊んでもいい。

並べてみた。

みなさんは、どちらのコーデがお好みでしょうか……。

--------------

(おまけ)
立ち寄った化粧品店「樹音」さんで
店長さんに撮っていただきました。
ちょっと白っぽいかな。

コメント一覧

神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
確かに前帯がお雛様っぽい?春の色合いですね。

そろそろ観梅の時期…今年は吉野梅郷がないので
もう少し遠出しようかな、と計画中です
香子
わ、ピンクと黄緑色って
おひな祭りを連想させる色味ですね
あぁ、春ですねえ♪
近所の梅もだいぶ咲いてます
神奈川絵美
U1さんへ
こんばんは
関係性…確かに着物は洋服と比べ、着物も帯もどっしり?と存在感がありますから、互いに共鳴しあったり、
バランスをとりあったり、と、良好な関係性が求められるのかも知れませんねぇ。
生け花とか、音楽でいえばオーケストラ、も、
個々がいいだけでは成り立ちませんよね。

この着物は割としっかりした紬なので、春たけなわになってしまうと暑くて着にくいのです。なので、
今の時期が旬かな、と思っています
U1
こんばんは。
景観は「関係性」の問題だと指摘する本を読んでいて、和装のコーデ、組合せって関係性の美なんだと気付きました。生け花もそうですね。個々の花が美しいだけではダメですから。
春を感じさせるコーデですね。
神奈川絵美
とうこさんへ
こんにちは
暦の上では春…でも実際には、
寒さがもっともつのる時期ですよね。
こちらも、天気はまあまあ良いのですが、冷え込んで

新年会、旧正月、楽しい集いだったことでしょう
とうこ
紅花紬の色が、なんとも良いお色!
どちらの帯も甲乙つけがたいわ。
着物で春が表現できる。。。最高の幸せですね。
(こちらは雪で春の「は」の字も思い浮かばず、日曜日、しっかり真冬正月?柄でした。。。(遅い新年会))
絵美さんのお着物で、春の声を聴かせていただきました。
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