なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カモガヤ(イネ科・カモガヤ属)多年草

2019-06-07 16:13:12 | 草花
 花粉症の人たちを悩ませたスギ、ヒノキの花粉シーズンに続いて、5~7月には、
カモガヤの花粉シーズンになるということです。
 カモガヤは、明治時代に牧草として日本に導入され、今では広く野生化しているそうです。
 曾根沼公園の水辺にカモガヤが群生している所がありました。最初はカモガヤと
知らなかったのですが、数年前に教えてもらいました。丁度雄しべの葯を開いて、花粉放出中
のようでした。






























スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ属)常緑つる性木本

2019-06-06 16:41:06 | 樹木
 愛知川の堤防、竹藪の縁にスイカズラが咲いているのを見つけました。
最近は出かけていなかったので、スイカズラを見たのは、今年初めてでした。
つる状に伸びた茎に短い柄の葉が対生しています。この葉は、季節によって形が違って
くるということです。
 花は、葉腋に2個ずつついているようです。色が白から黄色に変わっていき、金銀花とも
呼ばれています。花冠の先端は5つに分かれ、4つは上に1つは下に反り返っています。
雄しべは5本、雌しべは1本で、雌しべの先の柱頭は、丸く大きくなっています。
 常緑で、冬でも葉をつけていることから「忍冬」の名でも呼ばれるとか・・。






























オオトキワツユクサ(ツユクサ科・ムラサキツユクサ属)常緑多年草 和名ノハカタカラクサ

2019-06-05 16:37:42 | 草花
 愛知川河川敷の薄暗い木立の下に、白い小さな花をたくさんつけた草が群生して
いました。調べてみて、これはオオトキワツユクサではないかと思いました。
花柄が赤紫色をしていなかったので、トキワツユクサではないと思ったのですが、
よく似た種もいくつかあって、正確なところは、不明です。
 オオトキワツユクサは、南米原産で、昭和初期に渡来した帰化植物だそうです。
今では、多くが野生化し、林縁や林床など、やや湿った日陰に自生しているという
ことでした。
白い3枚の内花被片は、広卵形で、先端は尖っています。6個の雄しべは、白色の
花糸に黄色い葯をつけています。中心に1個の雌しべがあります。
雄しべには白色の長い毛が密生していて、華やかに見えます。






























ミツバ(セリ科・ミツバ属)多年草

2019-06-04 19:00:28 | 草花
 畑に放置していたミツバが大きく成長して、花を咲かせていました。
ミツバの花は、小さくて(2~3mm)撮り辛いので、敬遠していたのですが、今回カメラを
向けてみました。
花びらは5個で、雄しべも5個のようです。ヒメヒラタアブがやってきました。
アブの大きさと比較して、花の小ささがおわかり頂けるでしょう。
ミツバは、香味野菜として、お吸い物やおひたしに利用しています。






























ゼンテイカ(ユリ科・ワスレグサ属)多年草 別名ニッコウキスゲ

2019-06-03 17:02:06 | 草花
 今年もわが家のゼンテイカの花が咲いてきました。この鮮やかな橙色の花を見ると、
夏が来たな・・と思います。北側の、やや湿気の多いこの場所が気に入ったのか、もう
何十年も咲き続けています。
ゼンテイカは、一日花で、次々と毎日新しい花が咲いては萎んでいきます。
雄しべは6個で、咲いたばかりの葯は黒い色をしていますが、すぐに縦に裂けて、黄色い
花粉を出します。