個人的雑感
結論から書けば「8Kで撮れる・・」なんて謳っているカメラはまだ要りません、数字に惑わされる必要はない。
各メーカーが売らんがために、自社の優位性をアピールするために高画素化8KなどをCMで謳います。
確かに高精細で残すなら高画素8Kの方が良い、でもどうやって見る?
ビデオカメラが流行った頃、ダラダラ撮りの見難さを知り家庭編集が出て来ました。
ではその編集、子や孫の運動会を4k8k撮って帰って編集する? 出来る環境が有る?
私の編集環境では、100Mbps4K撮りをストックフォト完成30秒間出しのレンダリングに50秒ほどかかります。(4K mp4 29.97fps 100Mbps出しとして)
多分よほどのマニアでもなければ、長時間撮りのデータを素早く処理できるパソコンやソフトは持たないでしょう。
動画より切り出し この30秒出しにレンダリング処理 50秒必要
結果8Kなんて時期尚早、買うなら4Kまでで実用ならFHDで十分。
それも静止画カメラではなく、専用のビデオカメラを使う事。
何かといわれる長時間使用時の放熱処理や使い勝手はまだまたビデオカメラが上。
撮影途中で熱エラーになるなんて過去、ビデオカメラで経験したことは一度も無い。
ビデオを専門にする人は、使い勝手悪いカメラ撮りなんてしない。
ビデオ機器から発したSONYが、アマチュアでも手の届く数十万の安いカメラにビデオ機能を強化し始めたのは販売戦略の一つ。
本格撮りビデオ機器を買えないアマチュアの需要も取り込みたいからで、疾うに開発終わっている技術を小出しにする。
各メーカーとも、24p、30p、60p、120pで撮れるなんて、順序良く小出しにしてアマチュア心をくすぐる。
SONYにすれば静止画カメラでの8K撮りは遊びレベルで、全てのビデオ機器をカメラ型に置き換える気は更々無い。
静止画カメラは「フルサイズCMOSで4K8K動画が撮れる」の、自称ハイアマチュアを釣る(沼へ誘う)道具なのです。
各メーカーが謳う8Kなんて時期尚早、数字に惑わされる必要は全くありません。
4K8Kカメラ買っても編集なども含めて、「今まで写真やってました、これからビデオを・・」程度のアマチュアでは使いこなせないのですから。
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