東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

TKC全国会書面添付推進委員会

2014-12-17 17:52:00 | ノンジャンル
TKC全国会書面添付推進委員会でした。

税理士法33条の2の書面添付の普及は、平成25年の法人税の場合、
税理士が関与する法人のうち8.1%の添付率となっています。

そう・・・まだまだ少ないのが現状なのです。



書面添付の実施により、その法人は、税務調査の前に「意見聴取」の機会が与えられます。

意見聴取とは・・・・

税理士が日々関与先企業の申告書を作成する上で、相当注意義務を果たすわけですが、
それをどのように果たしたのか詳細を明記した書面を添付することによって、
税務署側が私たち税理士の立場を尊重し、その意見を聴くという制度です。

よって、直接「税務調査」と言うことはなく、その前に必ず「意見聴取」となるのです。

一般的には「税務調査」を前提に、どのように対処するのか?
と会社も税理士も考えがちですが、その前段階で、申告是認を目指す制度なのです。



平成25年の意見聴取率は、8.1%のうち、3.1%。
その3.1%のうち、半数以上が調査に至らずに申告是認となっています。
書面添付を行うだけで、どれだけ調査無しの申告是認率が上がるか、
この数値が示していると思います。



したがって、この書面添付制度を活用することは、「税理士の権利」であると同時に、
申告納税制度に基づいて申告をしている「納税者の権利」とも言えます。

活用しないのはせっかく使える「権利」を使わないことになるのではないでしょうか。



にも関わらず!添付率・添付数ともに少ない現状を何とか打開すべく、
日々頑張っているのが「書面添付推進委員会」です。



TKC全国会20地域会から、有力な税理士が集まり、このように会議を開いています!
タスキまで作って!wink


私は、仙台の青木先生とパートナーを組んで、
さらに書面添付の延長線上にある「会計参与」の普及に向けて、
「会計参与推進小委員長」として、頑張っています。

来年も、書面添付と会計参与の普及に向けて、頑張ってまいります!



青木先生と、懇親会にて!meromero2
青木先生、よろしくお願いします!







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