東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

事務所見学会in富山

2007-10-23 07:41:10 | ノンジャンル
10/19、富山にある大手会計事務所に見学に行ってまいりました。

こちらの会計事務所は、40名体制の事務所。
所長先生のリーダーシップのもと、幹部が数名。
その下に、権限委譲された30名以上の職員さん達が、
本当に楽しそうに仕事をしている。

素晴らしかったのが、所長先生の部下に対する愛情。
そして「操作意識」のなさ。

縁あって入所した職員の方々に対する愛情と信頼。
「人」に対する信頼も、「能力」に対する信頼もである。

その先生は、「うちの職員は、本当に素晴らしい職員なんです。」
と躊躇無くおっしゃっていました。

その信頼があればこそ、
職員の方々を、自らの思い通りに動かしてやろう、という、
「操作意識」が無い。

ただ、一方で、ビジネスであるから、
どのように組織を運営すれば、より利益がでるか、
事業が上手くいくかも、職員の方々に対する愛情を持つと同時に、
考えていらっしゃる。

一流って、凄いです。



我々経営者はともすれば、そこで働く方々を、
「モノ」のように考え、自分の思い通りに動かそう、
動かしてやろうと考えがち。

しかし、そこで働く職員の方々は、
それぞれに、大切な人生を生き、
その大切な大切な時間を、事務所に提供してくださっている、
一人の人間であることを決して忘れてはいけない。

だから、その方々が、出来る限り、安心して
快適に働く場を提供し、
彼らが最大限の能力を発揮できるような環境を整えるのが、
経営者の役目。

経営者の立場は「黒子」でなければならない。
そう思いました。

一流の「黒子」になるためには、
まず、職員の方々に対する本当の愛情を持たねばならないと思う。

だから、どんなシチュエーションであろうとも、
職員の方々に対する不平、不満、悪口は言った時点で、
経営者失格に近い、と思うのです。





コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブルースカイ | トップ | ゴールド金賞 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛭くん)
2007-10-27 22:36:55
ちょっと、想像しにくいのですが、自分の財布も管理出来ません。
返信する

コメントを投稿

ノンジャンル」カテゴリの最新記事