感覚の間隔

家族、仕事、友人、知人から街中での知っている人、知らない人・・・そこでの自分の、自分との「カンカク」はどうなんだろう

過ぎた時に戻る未来 ー時間感覚が変わっていく

2020-06-24 23:27:54 | 日記
毎日明日がやってくる

この当たり前のことに、最近違和感を覚えている

自分は進んでいると思うのに、周りとの時間のベクトルが正反対に感じてしまう

あの頃に戻りたい
あの頃の楽しい時間のように過ごしていこう
あの時に会っていた人たちと同じように笑ったり、ふざけたり、喧嘩したり、泣いたり、一緒の時間を過ごしたり、
以前と同じような行事を目指していこうとしたり

あの頃のように
以前のように

時間は進んでいるのに
過去に戻りたがっている
人と社会

それは悪いことばかりではないはずだけれど

新しい生活様式ーNEW NORMAL
そう言われている中で
気持ちはいかにOLD NORMAL に少しでも戻れるか、再現できるか

自分達が知っている「普通」「日常」を回復するか

そこを目指している動きは大きいのではないかって

人数や規模は数値化してないけれど
自分の肌を通して感じてしまう

本来共存しないはずの
過去と未来

それがあたかも共存しているかのように進む時間に違和感を感じて

また僕は次の日を、次の時間を迎えるのだろう

時間の感覚が変わっていく


雨の土曜日に気づく感覚

2020-06-13 20:22:30 | 日記
午前中は蒸し暑かったが、夕方にかけて肌寒く半袖だと涼しいくらいの陽気になった。

今日の横浜は昼頃から本降りの雨で、木々の葉も空から落ちてくる雫に打たれて揺れていた。

今週は身体的不調も多くて、週初めは腰痛、中盤は左臀部痛、後半は後頸部痛と。

痛みの箇所が移動しているのですが、振り返れば

・陽気の変化についていけない
・デスクワークやスマホ操作で、首が前側にいることが多い
・左膝が内側に入りやすい

陽気についていくにも、自分の体の不具合があればついていけないわけで。
自分の体の使い方のくせに気づくことが多くて、修正しながらの週末を迎えています。

これを打っている時も顔が前に行き過ぎると気づいたら、首が楽な姿勢にスマホを上げるとか、一息つくとか。

ちょっとしたことだけれど、その積み重ねが体の不調を軽減することにもなるんじゃないかな。当たり前だけれど。

自己感覚の気づきが改めて大切とおもう週末です。

おまじない

2020-06-08 18:25:57 | 日記
一昨日見た夢

どこかの地方を訪れていた

その晩は雨で、町のお祭りを目当てに来たけれど、ほとんどの屋台はしまっている

そんな中でも、町の若者と思われる人だろう

白のふんどしと白を基調とした装束で、雨とも汗ともつかぬ水しぶきが飛び交って

それを見ている自分は、その集まりを少し離れたところから見ている中で、躍動感を感じながら、傘をさして祭りの雰囲気を味わっていた

汗と雨の雫を浴びながら


一晩が明けて、空は青空が広がっている

雨上がりの地面は、昨晩の雨の凄さを物語っているように、いたるところでぬかるみや水溜りが残っている

その中をゆっくり抜けていくと、昨日のお祭りの出店が、店閉まい前に少しでも売ろうと、昨晩の祭りの勢いそのままに威勢良く声を張りあげている

そんな中、ひっそりと民芸品や佃煮などの田舎らしいものを売っている店があった

隣にいた人が、店閉まい前に少しでも安くしちゃいなよと、自分にはっぱをかけてくる

それになんとなく乗って、900円する瓶詰の ものを「600円は?」と言ってしまう自分

お店の女性は、仕方ないなぁという表情で900の数字に二重線を引き600と赤字で書き直す

「安く見せればそれにつられて買いに来る客がいるから、儲けが増えるよ」と、
さっき自分にはっぱをかけた人が、まるでそんな実績があるかのように気楽に言う

店員の女性は、そんな言葉にもやや迷惑そうな表情をしながも、仕方ないという表情でいる

自分はそこに、変わった風車があるのを見つけた

一つは、わらを巻いたようにしたもの
もう一つは4枚羽がつい、よく見かけるもの

でも両方とも風で回すのではなく、紐を引っ張って回す仕組み

わらでできたものを回していると、引っ張る紐が二重になっていたこともあって、途中で絡まってしまった

「ごめんなさい」と店員に謝りながら、もう一つの4枚羽のものをすすめられる

「これは引っ張りながら、自分の身体の悪いところの側で紐を引っ張るんだよ。『ウルナス、ウルナス』といいながらね」

そういえば、自分の右腰は痛めやすいだっけ、と、右手で紐を持って

「ウルナス、ウルナス」
と呪文のように、

意味はわからないけれど

20回紐を引っ張る

そのメカニカルな機構が紐を引くたびに
カチッ、カチッ
と軽い音を立てて

自分はその町のお祭りに
最後に小さく参加した

そして朝が訪れていた