カンテレあんさんぶる

こんな夜更けにバナナかよ

新年早々私は入院していました。

実は今から4年ほど前から肺に翳りがあるので一度検査した方が良いと言われていてずっと経過観察でした。医師の見解によると今はまだ癌化されていないけれど95%将来的に肺癌になる可能性があるから70歳前の体力免疫力があるうちに検査して調べた方が良いと言うのです。
PET検査をしても光らないしCTやMRIでかろうじて翳が映るくらいなので病名も付かない物です。

で、1月3日に入院、4日に手術、そして昨日退院してきました。
私はいたってとても元気でその肺の翳り以外はどこも悪くなくむしろ健康過ぎるくらいです。
まあ、手術は結構大変でしたが、これで疑わしい部分は切り取って頂いたので今年は元気に羽ばたこうと思っています。病理結果は2週間後らしい。でも多分大丈夫!!
そうそう私の胃癌は昨年7月に満5年を迎えて無罪放免となりました。

ま、そんなこんなの新年でしたがその入院中に読書に没頭。昨年暮れに買っておいた

こんな夜更けにバナナかよ  を読破





大泉洋さんの主演で昨年暮れから封切になり話題の映画でしたので、是非原作を読んでみたいと思い本屋さんで買い求めていました。

読み始めて10ペ-ジくらいまでいったらとても内容が重くて手術前の私にはその先を読むことが出来ませんでした。
でも、管が外れて少しずつ元気になってくると気になる本でまた読みだしました。

映画も沢山の方が感激しているようですが、原作も是非読んで頂きたいと思います。
これは筋ジストロフィ-という難病を持った鹿野靖明さんがこの病気の為に健常者が出来ることは自分には出来ないから他人の手を借りて健常者のように生きたいという強い信念の元に生活した物語。
健常者のように生活するためには自分では出来ないから他人の手を借りる。いわゆるボランティア(有償、無償)の方々との交流を描いたものです。
鹿野さんのストレ-トな生き方に感動し、又そこで得た体験を元に立派に成長していく方や、去っていく方など悲喜こもごも。

色々と考えさせられる本でした。

健常者である私はこれからどうやって生きていこうかなどと再度考える機会になりました。

私にはカンテレがある。やはりこの分野で突き進んでいこう。
もし癒しの音色を求めている人がいればそこで奏でよう
その為に精進を惜しまず努力を続けようと心に強く誓いました。

私の記念すべき一年の始まりでしたよ。
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