カンテレあんさんぶる

カンテレコンサ-トに考える

11月2日、札幌市教育文化会館でミンナ・ラスキネンのカンテレコンサ-トが開催されました。

彼女は5弦、15弦カンテレを得意とし沢山の後進も育て、そしてカンテレ奏者として今でも世界中で活躍中です。

私たちカンテレを学ぶ者にとっては5弦や15弦などは一番身近なものだったはずなのに、なぜ 今までこの様なコンサ-トが開催されなかったのだろうか?と思わせるほどミンナさんの演奏は円熟された素晴らしいものでした。

コンサ-トカンテレはカンテレを学ぶ者にとってはあこがれの楽器です。
でもお値段も高いし奏法などもどちらかというとクラシック楽器に近いので基本をきちんと学びコツコツと練習をしなければそれなりに上手になりません。それに重量も結構あるので持ち運びも大変です。

でも5弦や15弦はお値段も安いし何といっても持ち運びが簡単でどこへでも持っていくことができます。そして奏法などもある程度のテクニックを習得すれば後は自分でそのテクニックを好きなように応用して即興演奏をすることも可能です。
ミンナさんも含めてフィンランドのスモ-ルカンテレを指導する先生方は

”あなたが弾く音はどんな音でも間違いはないのよ。だから好きなように弾きなさい”

とおっしゃいます。何と素晴らしいことか・・・

ミンナさんの演奏を通してつくづく small kantele の魅力を再認識しました。
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