今年5月5日にフィンランドのユヴァスキュラで開催されたカンテレ国際コンクールに参加しました。
75歳の初挑戦でした(苦笑)
昨年11月頃に私の師であるフィンランドのカンテレ奏者エバアルクラさんから
『美津子、コンクールに出てみない?』と言われた時は
『えっ、この歳ででコンクールに出るの?』と半信半疑でしたが、思い切って参加することにしました。
動画をアップしました。
お陰様で無事終了して私は『アレンジメント特別賞』を頂きました。
受賞式で
賞として
頂いた11弦カンテレと美しいシルクのスカーフ
3年ぶりに開催されたこのコンクールは例年になく参加者も多くレベルも格段に上がっていたとか(現地の知人の話)
私はさほど緊張感もなく落ち着いて演奏出来たと思います。
今から5年ほど前にも参加を表明していて、練習もして航空券やホテルまで手配していたのに出発の3日前にパスポートが切れている事に気が付き泣く泣く出場を諦めた事がありました。
その時私は
『アー、私はコンクールには縁のない人なんだなぁ』と思いました。
ですから今回のこのコンクールに参加して賞を頂けたことはとても嬉しかったですし
更に励みにもなります。
75歳と言えば後期高齢者(差別用語ですよねー苦笑ー)ですが、最近は更に体力、知力とも充実しています。
まだまだ色々な曲を弾きたいですし新しい事にも挑戦したいと思う日々です。
カンテレは奥深く学ぶ事が沢山あります。
この楽器と出会ってホントに良かったと思っています。