あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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「我らが少女A」 第1章 11~13 (連載第11~13回)

2017-08-13 21:36:14 | 我らが少女A 雑感
本日、10~12回分を切り抜いて、A3用紙に貼り付けましたよ。

前回、投稿したそうそう、予想ハズレて苦笑い。

スーツ姿の小野を見つけると、雄ちゃん、懐かしいね! 朱美はきさくな笑みをくれ、小野は思わずみぞおちに小さな火が入ったのを感じた。

雄ちゃん!? ・・・ああ、小野くんの名前が小野雄太だったか。 ほんのちょっとだけ、「合田雄一郎の雄ちゃん」かと思ってしまった(苦笑)

スマホゲームの『ハイドアンドファイア』

『モンスターストライク』


これまたまったく知らない&興味ないので、リンクだけ貼ります。
ハイドアンドファイア     モンスターストライク

Zepp東京の清水翔太のライブ。

Zepp東京 は大阪にもZeppがあるからそれなりにわかるけど、清水翔太(敬称略)は初めて知りました。
ご本人、小説に出たことはご存知なのかな?
清水翔太


それにしても、あっという間に殺人が起こって、あっという間に自首して・・・という展開に、戸惑っています。


「我らが少女A」 第1章 8~10 (連載第8~10回)

2017-08-11 00:11:13 | 我らが少女A 雑感
3日に1度、約10分間の定期的な作業、連載7~9回分をA3用紙に貼り付けました。
母も毎日新聞に目を通して、たまに興味のある記事は抜き取ったりするので、念のために1日遅れでやってます。


知らないことが、ぞくぞくと。

「4℃ (よんどしー)」 のブランドは、職場の近くにあるので知ってますが、「アガット(agete)」 は知らないなあ。

リンク貼りましたが、雰囲気としては似たり寄ったりって感じ? (装飾品には興味がないのでゴメン)

「アルカス」・・・? 「あべのハルカス」の略か? と一瞬でも無理に思った大阪府民の私。

これもリンク貼りましたが、セガのゲームセンターなんですか。へー。 (ゲーセンにも興味ないので、ゴメン)

そして「少女A」と思われる人物が、間接的ではありますが、出てきましたね。
ただ、最初の外大の女子大生なのか、小野くんの回想の中の上田朱美なのか、どっち? まさかの両方?

と、パスワード制をいいことに、ここで突拍子もない説をぶちまけますと、今回の犯人、小野くんなの?

この予想が当たるか当たらないかは、後日のお楽しみ。
当たればよし、ハズレだったら笑ってくれ。


「我らが少女A」 第1章 7 (連載第7回)

2017-08-08 00:44:50 | 我らが少女A 雑感
先程、4~6回分をA3用紙に貼り付けました。
3日分、まとめてやる習慣をつけておかねば。

公僕の誇りと、虎の尾を踏まない慎重さと、日和見と忖度と見て見ぬふりで裁判官の熾烈な出世競争を生き抜いてきた男

そ、忖度・・・今年の流行語大賞と言われている言葉が出てくると、少々心臓に悪い。
だけど「加納祐介」という一個の人間を、こんなふうに描写してくれるのが、素直に嬉しい。

これで高村作品を初めて読んでいる方もいらっしゃると思うのですが、下の名前、気になりませんか? なりますよねえ?
『冷血』でも、「祐介」って1回も出てこなかったもん。まさか今回も出ないの・・・?

寝かしつけるのを忘れられた白髪が数本枯れすすきになっている

加納さんの白髪について、どうして合田さんはこんなに拘ってるんでしょうねえ? 『マークスの山』からここまで、ずーっとじゃないですか。
男同士が張り合うことって、頭髪(髪があるかないか、または白髪か黒髪か)が最もわかりやすいから? 女の私には推測するばかり。

おまえの警大のほうはどうだ? 時間がありすぎて、余計なことばかり考えるよ。たとえば? そうだなあ、おまえに貸したままの『色道十二番』とか。

今回中、最大の問題の会話。

加納 「おまえの警大のほうはどうだ?」
合田 「時間がありすぎて、余計なことばかり考えるよ。」
加納 「たとえば?」
合田 「そうだなあ、おまえに貸したままの『色道十二番』とか。」

・・・で、OK?

そしてナゾの『色道十二番』。 星座の「黄道十二宮」みたい・・・と思って調べたら、「しきどうじゅうにつがい」と読む、春画だってぇぇー!?
「なんとか四十八手」、みたいなものか?

そんな本を貸し借りしてんのか、あんたたちー!
性欲なさそうな義兄を駆り立てて、あわよくば・・・と思ったのか、合田さーん。(←下品な妄想はやめましょう)

どちらも還暦まで三年という年齢になり、相談したいことはいくらでもあるが

うんうん、定年後の二人の家族計画をしっかり立てておかないと・・・って、加納さんがある程度まで回復しないと、どうにもならないね。

まさかまさかの「加納さんを介護する合田さん」が、現実に迫ってきてるのか?
しかし「おむつを雄一郎にかえられるくらいなら・・・!」と、誇り高い加納さんは舌を噛み切りそうな気がする(苦笑)

何か欲しいものはある? そうだなあ、新しい心臓を一つ。

そこは「欲しいものは雄一郎」と、心中で呟いてたかな、加納さん?

今、フッと思ったんですが、心臓移植も有り得るのかなあ。

でも、合田さんの心臓を移植するのだけはやめてね? 加納さんの中で動き続ける合田さんの心臓・・・ひーっ、ごめんなさい、何かとんでもないことを想像しちゃった。


「我らが少女A」 第1章 5・6 (連載第5・6回)

2017-08-06 21:54:16 | 我らが少女A 雑感
ねえ、駅員の小野くんが見た

ひときわ姿勢のよいその長身

って、合田さんだよね? ね? 合田さんじゃなかったらどうしよう? ううん、そんなことないよね。

教官のほうは(中略)大半が七時台の電車だ。

とありますが、今日は八時台の電車。 何かあったか、合田さん?

合田さんに「何かある」場合は、ほぼ加納祐介さんでしょう。

ねえねえ、もしかして昨夜、加納さんと一緒に過ごしたの? 朝チュンでもして、寝坊でもしたの? 過ごしたのは合田さんのおうち? それとも加納さんのおうちから、途中まで一緒に出勤してきたの? だから時間が遅れたの?
ねえねえねえ、教えて合田さん!

あともう一つ気になったのが、

当時の捜査員がもう一人

ってところ。 これ、誰でしょ? 私たちの知ってる人? あのクソ生意気な吉岡譲だったら・・・? なーんてね。

***

・・・と、昨夜入力していた第5回の分を、そのまま載せました。

だって。だってだってだって! 第6回、私の陳腐な予想を遥かに凌駕する展開が~!!

ちょっと冷静になって落ち着いて、一つ一つ検討していきましょうね。

合田雄一郎は軽い会釈をして

合田さーん!

古い友人の東京高裁判事で、合田とは違って戸籍にバツ印もない独り身を続けている。

これで義兄と判るのがね、何とも言えませんね。
東京高裁判事・・・地位も上がって、東京に戻ってきたのね。
バツ印もない独り身・・・よかった! と胸をなでおろしたのもつかの間・・・。

名を加納という、その男が昨夜の遅い時刻に久しぶりに電話をかけてきて、なにやら地下の霊安室のような声の響きだと耳をすませたとたん、実はいま入院しているんだ、ときた。
はあ? 思わず大きな声が出た。


ぎゃあああ、ちょっと待って義兄ー!! ・・・と私も叫びそうになったわ。
ホンマにちょっと待って。何の病気よ!?

おまえ、心臓サルコイドーシスって知っているか? 

出たよ、加納さんの「おまえ」呼び!
この方の、合田さんへの呼び方は「君」か「おまえ」かの2種類ありますが、この年齢だと「おまえ」の方がより一層踏み込んだ関係って感じがして、良いですね。(個人的な好みの問題ですが)

そしてナゾの病名。 私も調べましたよ。  サルコイドーシス(指定難病84)

指定難病・・・! そんなあ、加納さーん!

先々のことを思うと、こちらのほうの心臓がじわり締めつけられるのを感じて、すぐには返す言葉もなかった。

私たち読み手も、言葉が出ないわ。

今回もまた、平穏な年月がこうして途切れて初めて、人間には最期があることに思い至る自分のバカさ加減に、心底悄然としながら、合田は久々に会った旧友の顔に見入る。

きゅ、「旧友」・・・「恋人」 「愛人」 「情人」 「想い人」のどれかではないのか・・・。
もう、死が二人を分かつまで「友」のままなのか。 はあ・・・。


ちっとも冷静な雑感内容になってませんが、今回と次回に関しては、皆さんのご感想・ご意見を頂戴したいですー! よろしく!


それにしてもまあー・・・数年前、「picaresca」の以知子さんに懇願して、「義兄弟のどちらが先に死ぬと思いますか?」アンケート をやっていただいたのですが・・・現実に、高村さんが描写されると・・・ううう。

いや、まだ加納さんは死んでないから! (←勝手に死なすな)

今だから明かしますが、このアンケートで、合田さんの死と加納さんの死の両方のショートストーリーを作ったのは、私です。

ああー、ごめんなさいぃぃ。


「我らが少女A」 第1章 2~4 (連載第2~4回)

2017-08-06 00:24:00 | 我らが少女A 雑感


これは先日、自習ノートというサイトで申し込み、届いたノートで、それがたまたま東京の<PASMO>のノートだったんですよ。

(余談ながら、このサイトは月に4冊まで無料でB5サイズのノートを送ってくれる、ありがたいサイトです。ただ、ノートの内容・形式・ページ数などは選べません。私はドイツ語やアラビア語の練習問題を解くのに利用していることが多いです)

裏面に路線図が載っていて、私鉄も載っているので、「西武の多摩川線ってどこかな~?」と探したら・・・


ありました。

しかし・・・しかしだな。 原武史さんも幾度となく西武沿線について述べられていますが、路線図を見る限り、辺鄙 ニッチなところ、無理矢理開発したようなところを走ってるんですねえ・・・。

大阪に西武関連の施設が来たときも、「何でこんな辺鄙なところに建てる!?」 とビックリしたもんなあ。

茶屋町のLoftは未だに残ってるからいいとして、八尾市に西武百貨店が建てられたときは、驚いたよね。(今年、営業停止しました)

『冷血』の連載前か、単行本になる前か、「住んでいる土地で人間が形成される」 というような発言があったように記憶していますが、多摩川線や多磨駅の描写が結構シビアじゃないかと思うので、この路線を使用している人たちのご意見やご感想などを伺いたいものですね。


第5回は、第6回の展開次第で、まとめて更新予定。
だって・・・ねえ? 「ねえ、ちょっと! もしかしたら!?」と思わずにいられない、見逃せないところがありましたからね。

「我らが少女A」 第1章 1 (連載第1回)

2017-08-02 00:42:08 | 我らが少女A 雑感
ようこそお越しいただきました。 ありがとうございます♪
ここをご覧になっているということは、パスワード入力が成功したということです。

さて、記念すべき「我らが少女A」第1回(8月1日)分についての戯言や雑感など。(大したこと述べてません)


なんかどっかで見た駅名や名称だなあ・・・と思っていたら、「警察大学校」のホームページの地図 で見たんだった!

なんで<西武「多摩」川線>なのに<「多磨」駅>と、漢字が違うんだろう? と不思議に思って、印象に残っていたのでしょう。

合田さんの現在の職場が、ここにあるのですね。