【ご注意】 「新 冷血」 を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。
今回から日付が変わったので新記事です。
「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)
第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)
第十二回~第十五回 (2002年12月19日木曜日)
第十六回、第十七回 (2002年12月20日金曜日)
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●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)
★第十八回 (「サンデー毎日」 2010年8月22・29日合併号)
・本日もいつもの書店で買う。2冊しか残ってなかった。
・買う時に一応「新 冷血」の部分だけ汚れがないか等、軽くチェックするのですが・・・今回はそんなことする余裕もなかった。
・いきなりか! いきなりですか、高村さん! だってまさかの急展開、日付が24日、クリスマスイブになっている・・・。誰がこんなことを予想出来たでしょうか。
・通報から初動体制まで、丹念に描写されているのが読み応えがあってよいのだが・・・あああ、あゆみちゃん・・・。
・「臨場」の単語で内野聖陽さんを思い浮かべた私は、実はドラマを観てない。
・ついに出た! 合田さん(の名前)が!! 待ってたよ~ん♪(・・・と喜んでいいものやら)
・そしてここで2週間待てというのか!? せっかく合田さんが出るかもしれないというのに! 何という焦らし方ですか! WOWOWの焦らし作戦よりも更に上手をゆく、本家本元の高村さん。
「合田」の2文字で2週間耐えろというのでしょうか。ここで2週間開けるのはわざとでしょうか。確信犯と思ってよいでしょうか。
・余談ながら、
じょんさん、私もそれを微かながら期待しています。だってイブですもん。もしもなかったとしても、甘い妄想で2週間、耐えましょう。
(ここまで、2010-08-10 23:16:16)
★第十九回 (「サンデー毎日」 2010年9月5日号)
・昨日も21時過ぎまで残業してたので、22時まで開いているいつもの書店にギリギリ飛び込んで、買いましたよ合田さんを!(もとい「サン毎」) 2冊しか残ってなかったので、選択の余地はなし。
・合田さん・・・合田さん合田さん、ああ合田さん・・・(壊れてます)
懐かしい合田さんの習慣や習性がてんこもりの今回。
・お仕事中の合田さんから始まりましたが、この2週間で楽しい妄想をいろいろと見ることが出来ましたよ、ええ(負け惜しみではない)
・あのイラストで、合田さんの携帯電話のメーカー・機種・品番が分かる方がいれば、教えてプリーズ! もしもあれで分かるのであれば、相当なマニアだと思いますが。
・現実の世界(2010年夏)の臓器移植法の改定で、「脳死と診断されたら、家族の判断で臓器移植が出来る」がシンクロしてしまう、今回の医療事故の案件。「心臓にもう個人の名前はない」の一文が、重いです。
・亀有駅近くのイトーヨーカドーでお買い物。相変わらずの清潔さ。
・うーん、ここで合田さんから「クリスマスイブ」(の文字)を見ることになるとは・・・。
この単語だけで、加納さんも思い浮かべてしまう。焦らすわね~。
・四十三歳、合田さん。未だに30代のイメージが払拭できない私。
・『利根川図誌』、また難しそうな書籍を・・・。ちなみにこれも岩波文庫で、何年か毎に復刊されてるそうな。
・赤羽台に住んでいたのは約10年。『照柿』から『LJ』の間に八潮に引っ越したから、赤羽台付近に来るのも約10年ぶり、か。
・えっ、合田さん、サッカー場で試合を観たの!?(「観た」とは書いてないが、そう解釈も出来そう) だって年月とチーム名まで覚えてるんだもん。調べたら試合結果も分かるでしょうが、それは後日にしましょう。
しかしサッカーのチームも増えすぎで、何チームあるのか、何が何やら分からない状態(苦笑)
【追記】 Jリーグの公式サイトでは2002年からしか記録が残ってない!
続いて「ヴィッセル神戸」のサイトを見たら、これがよく分からない(苦笑) 最後に「FC東京」のサイトを見たら、試合結果が残ってた! これ↓です
1999年04月07日 西が丘サッカー場 ( ヤマザキナビスコカップ ) 1対1の引き分け。
・やっぱり凄いね、刑事・合田さん。西日暮里駅から現場に到着するまでの約30分で、犯人(ホシ)の大方の目星をつけている。雑すぎる、土地勘がある、などなど。
・8係の土井誠一警部。これで何人目の「どい」で、何人目の「せいいち」だろうか、とツッコんだのは私だけではあるまい。
(ここまで、2010-08-25 23:20:46)
★第二十回 (「サンデー毎日」 2010年9月12日号)
・本日もいつもの書店で買う。立ち読みしてる人もいたので、平台に6冊くらいはあったか。
・合田さんの持ち物、「リュックにもなる手提げカバン」はどれくらいのお値段だろうか。『太陽を曳く馬』で二万五千円の傘を衝動買いした人だが、この人のお金の価値観はいまいちよく分からん。
・一方の土井警部はグッチのバッグ、推定十万円。
・特4係長・合田さんの部下、主任の野田淳一と川村春樹。前回の土井警部と同じく、これで何人目の「のだ」で、何人目の「はるき」だろうか、とツッコんだのは、これまた私だけではあるまい・・・どころか、「名前、付けて差し上げましょうか」と喉まで出掛かったのも私だけではなかろう(←失礼すぎ)
・高梨家の検分。高梨夫妻の遺体。侵入方法、殺害方法、犯人像などなど、一つずつ積み重ねていく合田さんは、勤続二十一年の刑事さん。
・「いまは一年前に平気だったことが~身体を一寸重くしているのを感じた」 の部分。うーん・・・まだ昨年の事件を引きずってるのだろうか、と少々心配。
メンタル部分で必要不可欠な加納さんを呼び寄せなくて良いの?
(ここまで、2010-08-31 22:37:09)
★第二十一回 (「サンデー毎日」 2010年9月19日号)
・本日もいつもの書店で購入、3冊残ってたので、真ん中を選ぶ。
・合田さんご一行、もとい捜査陣、渉くんのお部屋へ。
・合田さん、いつものように「自分がホシだったら」の視点で渉くんの部屋をチェック。だけどあなたにも子供がおりませんからね。それを棚に上げずに、含めておかないと。
・続いてあゆみちゃんのお部屋。
・『赤と黒』、私も2年半前に読んだが、細かい部分は忘れてる。合田さんのほうが記憶力は上か~。負けた。
・あゆみちゃんの日記、「高梨家」がどういう一家なのかという手がかりになってしまうのね。死人にはプライバシーはないことが、残酷だけど改めて思い知らされる。ことわざの「死人に口なし」とは、よく言ったもんだ。
・もしも私が殺されたなら、ここに記されてることもマスコミで公開されたりするんだろうか、とふと思う。
でもね、どこまで本当か嘘か、事実か虚実かなんて、本人にしか分からんもんだよ。どうしても残したくないこと、言ったりしてはいけないことは、書いたり入力したりしないことがあるもん。
だからあゆみちゃんの日記も、虚虚実実はどれくらいの割合で混ざってるのか、当人にしか分からないって。日記だからって、事実を記してるわけではないってこと。多少はフィクションが混じるもんだ。
だけど「死人に口なし」だから、全ては事実、と捕らえられてしまうんだよねえ。
・あゆみちゃんの本箱の蔵書。「高村薫はないのか!?」と思ったのは私だけ?(笑) 昭和60年代生まれの女の子が読むには、まだ早すぎるかな。
・しかしまったく容赦がない、戸田&井上。
・8係の主任は、本間と島袋。フルネームは出てくるだろうか?
・合田さんを「もとの出発地点」へ戻すのが、加納さんという存在だと思うんだけど、ねえ?
(2010-09-08 00:00:50)
★第二十二回 (「サンデー毎日」 2010年9月26日号)
・購入はいつもの書店で残り4冊。但し「初見」は昼休み、職場近くの書店で。手に取り、「新 冷血」のページを開いた途端、ピン! と来るものがあって、ざっと探す。そして4ページ目。
あったぁぁぁ! 出てたぁぁぁ! これだけで固有名詞と断言してもいい、待ち焦がれていた漢字三文字!
この部分だけを3回読んで、会社に戻る。午後からの仕事が手につかないかも、と危惧したが、意外とヒマだったため、逆に妄想にふける(←アブナイ)
・ここからは平静に、いつもどおりにいきましょう。
・合田さんはジャンケンに弱いのか? 何を出して負けたのか教えておくれ。
・直前までかかわっていた事件も平行して、か・・・辛いね、合田さん。
・野田、川村の主任は、合田さんより数歳上なのか。
・合田さんの「男としてこうあるべき」という思考は、高村さんの理想なんでしょうね。
・強行犯捜査に属していた頃の自身と、今の特4の自身を比較する合田さん。
・10年前に住んでいた赤羽台の変わりように気を取られる合田さん。・・・ホントはこの辺りであの方を偲ぶのかと思っていたのよ。
・『黄金を抱いて翔べ』にある「箱寿司と牛乳」の組み合わせで、物議をかもしたことを髣髴とさせる、今回の合田さんの昼食「握り飯二個と豆乳」。
握り飯の「具」は、おかかか鮭か梅干しか昆布か? ツナマヨは合田さんは食べなさそう。
余談ながら、私は豆乳は飲めない。
・滋賀県の湖北地方と兵庫県の豊岡市にお住まいの合田さんファンの皆さん、お気の毒でございます。この事件さえなければ、2002年末から2003年初に、合田さんは訪問していたのですよ。
ところでこの二つの地域の共通点は? 即座に思い浮かんだのが「温泉」なんだが、違うかな。合田さん疲れてるだろうから、ゆっくりのんびり命の洗濯を、と思ったの。
・加納さんは2002年現在も、大阪にいるのね。
・なのになんで「年末年始は大阪で過ごす」とは言わんのだ、合田さん!?
・加納さんの携帯電話に留守電メッセージを入れたということは、返信があるかもしれない、と期待していいんだろうか。
・『レディ・ジョーカー』連載時も「義兄」の表記が圧倒的に多かったため、「これ、誰?」と首をひねった読者がかなりいたそうな。
というわけで、今回の加納さんは「元義兄」2回。
・しかしあっという間に「犯人」の足取りが判明、というのが・・・。戸田&井上、あんたら合田さんにとっくに見抜かれてまっせ。
・ここで挙げられているコンビニ一覧、高村さんは実際に行ったんだろう・・・なあ。時間も計ったんだろう・・・なあ。
(2010-09-14 22:43:49)
★第二十三回 (「サンデー毎日」 2010年10月3日号)
・今回の表紙の人、数年前にイケナイお薬で再逮捕された某アイドルに見えて、「いつ芸能界に復帰したの?」とうろたえた(苦笑) ほんの一瞬だけですので、ファンの皆さん、ごめんなさい~。
・いつも買う書店で配置換えが行われたので、探すのに手間取る。4冊残ってた。
・合田さんは地どりや鑑はしないのか。係長もいろいろと雑用があって、大変とは思うが、現場重視の合田さんには辛いところだな。
・出たぞ、吉岡くん! 合田さんの天敵!(←違う) 実は登場するとは1ミリたりとも思ってなかった(爆)
しかも今回はフルネーム!(『太陽を曳く馬』では下の名前が出てなかった)
まさかまさかの「吉岡譲」!?(「ゆずる」か「じょう」か、ふりがなはなし) 電車で読んでて、ずっこけそうになったわ。
ちょっと高村先生、《十姉妹》こと「松岡譲」は~? 忘れてしまったんですか~?
・合田さんが手帳に書き込んだ「オレンジ色のニット帽・☆A」と「黒のニット帽・☆B」の、どちらが戸田でどちらが井上か現時点では分からんが(衣装替えてる可能性もあるから)、顔を隠すという基本的なことはやってんだね~。
・高梨家の親族に恐れを抱く。人並みの情、というものがないのか。あくまで「医師」としての立場を優先させるのか。それともこれが「医師の情」なのか。医師としても顔を背けたくなる遺体と化したのに・・・。
(ここまで、2010-09-21 23:07:27)
★第二十四回 (「サンデー毎日」 2010年10月10日号)
・今回もいつもの書店で買うが、先週から平台から雑誌ラックに置場が変わったので、個人的に非常に困る。立ち読みしている人と人の間をぬって取らないといけないから。
・部下の報告を聞き、指示を与え、合間に出てくる雑用もこなす合田さん。ルーティンワークといってしまえばそれまでだが、慣れて器用にやってる感じがします。
・歯科医院の患者さんのカルテから、一人ずつ身元を割り出す作業と、コンビニの映像も解析する作業。とぢらも気の遠くなるような話だが、やらなきゃならないのだ。
・面割れを気に入る吉岡くんに「サングラスとマスクでしのげ」と言う合田さん。かつて写真週刊誌にばっちり撮られて、捜査に支障が出た森義孝巡査部長がおりましたからね~。合田さんも相当堪えたんだろうな、と思いたい。
・高梨家の遺体と対面した親族は、ここで「遺族」になってしまうのね。「遺体」を見て「死」を認識するわけだが、やりきれんなあ。
同時に、一年前のニューヨーク、元妻のことを思い出す合田さん。彼女の「遺体」は出ないままなので、「死」を認識出来ない、したくない心境なんだろうか。
・確かに「遺族」が医師ばかりだと、検視官はやりにくかろう。
・8係の管理官・早見武史。合田さんはこの人とは合わないらしい。そもそも合田さんが「合う」人物は、警察内にいるのか!?
・今回の見過ごせない表現、「身体の声を聞いて損はない」。「合田さん、あなたは義兄の「身体の声」を聞いたのか!?」 あるいは 「自分自身の「身体の声」を義兄に聞かせたのか!?」 と 思ったのは私だけじゃないよね? (私は前者を先に思い浮かべた)
まあ「身体ちがい」ということは分かってますよ。俗に言う「相性がいい・悪い」という意味であることは。だけど普通に文章を読んでいて、稀にドキッと動揺するような表現を織り込むのが、高村さんの特徴なわけで・・・。これがあるから、高村作品を読むのはやめられない。
・事件を報道するNHKニュースを戸田&井上は、テレビかラジオで視聴しているのだろうか。
(ここまで、2010-09-29 00:06:33)
★第二十五回 (「サンデー毎日」 2010年10月17日号)
・本日もいつもの書店で買う。買う前に「歌劇」を立ち読み(笑)
・誰が合田さんの特4で、誰が8係のメンバーなのか、混乱してきたぞ。自分自身の整理のために、一度まとめたほうがいいね。・・・時間があればね。
・『太陽を曳く馬』は特殊な案件だったので、いまいち実感がなかったのだが、今回は階級が一つ上の「係長・合田雄一郎警部」の立場が描かれていて、これはこれで面白い。
・任務分担表を作成している合田さん。「これはどこかで見たな~」と思ったら、『LJ』で東邦新聞社が同じようなことやってましたね。
・七係や大森署にいた頃の合田さんも「中間管理職」の立場と思ってましたが、特4の合田さんの方がよっぽど神経すり減らしてるよね。8係との兼ね合いやら、上司の管理官との確執やら。
・「どんな家族も外から見える姿と実際の姿は違う」 に、『アンナ・カレーニナ』の冒頭部分を思い出す。しかし高梨パパとママの親族にも、いろいろややこしい問題があるようで・・・。これからありとあらゆることがさらけ出されるのかと思うと、死んでしまった被害者にはプライバシーというものはないんだね。そして被害者たちの内面にも心情にも程遠いところで、事態は動いていく。
(ここまで、2010-10-05 22:42:45)
★第二十六回 (「サンデー毎日」 2010年10月24日号)
・何でこんな時間(午後10時)に・・・とお思いでしょうが、母親が「裏番組を観たい」と言うので、リアルタイムで「マークスの山」を観られません! 録画はしてます。
・発売日もいつもの書店で購入、残り3冊。
・今回の描写は<合田シリーズ>では欠かせない部分。シンクロして懐かしい。
・今回の見過ごせない表現、「男の園」。桑田乃梨子さんの「男の華園」を思い出した人も多かろう。男性新体操競技のストーリーなんですが。
・「お野菜の値段、高騰してるもんねえ・・・」と思いながら読んだ、次々出てくる「キャベツ」の描写。ああ、トマトを丸ごと一個食べたい!(←無関係なことは書かないように)
・妹尾一課長。『LJ』で一課長だった神崎さんから、何代後の一課長なのか。
・これでもかと他人に対してキャベツの羅列をした合田さん、ところであなたは「何キャベツ」なの? いろんな虫がついて食い荒らされるほどの美味なキャベツ?
・「外に出ろ」とハッパをかける早見管理管。そう言われたら、合田さんは出て行くってば。出て行きたくてうずうずしてんだから。次回、「あなたは違う」と言われて反発しそうな気がする。
・珍しくラストに5行ほどの余白があったので、少々違和感。損した気分になるのは、文字がギッシリ詰まった高村さんのスタイルに慣れたせいね。
(ここまで、2010-10-17 22:27:44)
★第二十七回 (「サンデー毎日」 2010年10月31日号)
・今回もいつもの書店で購入、残り五冊。
・私の予想は当然外れ、そちらの意味で早見管理官に合田さん反発。
・「最近は滅多に押し出すことはない自分の意思を押し出す」・・・ほー。警部補だった頃も、押し出していたようなイメージがあるんですけど、合田さん?
・土井係長は、ペコさんをもう少し肉体派+大雑把にした雰囲気ですかねえ。
・誰かが吐き捨てた「クリスマスイヴだもの」に複雑な思い。
・合田さん、「死刑だ」と決め付けていいのか? と思いつつも、これはそうなるだろうなあ、とも思う自分がいる。
・「首都圏のコーナンの数は少ない」とあるが、ホンマや、調べたらひと桁しかない。
・「女優にしてもおかしくない美貌のアナウンサー」とは、滝クリですか? 民放最後のニュースといえば、これでしょう。
・あゆみちゃんの日記を読み始める合田さん。しばらくはこの日記が続くんだろうか否か。
(ここまで、2010-10-24 22:51:48)