あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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義兄好きな方に捧げる「新 冷血」(「サンデー毎日」版)

2012-10-16 00:28:33 | 「新 冷血」 連載 雑感
【2012.10.22 追記】 「サンデー毎日」の掲載号と、第35回の中略部分を追記しました。

***

今更ですが、「新」をなくしたために、他の作家の作品と紛らわしいんじゃないか、と思うこの頃。
どこでもいいですけど、試しにネット書店や本の検索サイトで「冷血」と検索してみれば、カポーティ以外にもあるので。

これからは「○○(作家名)の『冷血』」と表現しなければならないのですね。
この場ではもちろん 「高村薫さんの『冷血』」 ですよ。

11月下旬発売予定までには間があるし、映画「黄金を抱いて翔べ」が公開されたらきっとそれどころではないので、今のうちにアップしちゃいましょう。

雑誌から単行本、単行本から文庫と媒体が異なると、もしかしたらカットあるいは変更されている場合があるのが、高村作品の特徴。
かつて『太陽を曳く馬』でも、雑誌連載では読み手が動転・動揺するような加納さんの発言があったのですが、単行本ではバッサリとカットされて良かったような、残念なような、惜しいような・・・。

「サンデー毎日」連載時も、直接は「加納祐介」本人は出て来ず、合田さん視点からの描写でした。
まあ、それだけでもいろいろと想像をかき立てられて、充分に悶えるんですけどね~。

それでは雑誌版の復習と単行本版の予習を兼ねて、「合田雄一郎視点の加納祐介」をピックアップ!
但し一度たりとも「加納祐介」の固有名詞は出ておりません。高村さん、徹底してますねえ~。

ついでに補助的説明は一切入れませんので、あしからず。どういう状況なのか、連載を未読の方はあれこれ想像なさって下さい。悶えること請合います。


★連載第22回 (2010年9月26日号)

こんな事態もあろうかということで、今は大阪の官舎暮らしの元義兄にも「行くかもしれない」という程度の言い方しかしなかったし、 (後略)

それから、携帯電話を開いた勢いで、元義兄の官舎の留守番電話にも短いメッセージを入れた。今日、北区の事件に駆り出されたので、正月が無くなった。また手紙を書く、と。


★連載第30回 (2010年11月21日号)

あと半時間ほどで新年になるというとき、めずらしく大阪地裁判事の元義兄から携帯電話がかかってきた。「そっちはどんな様子だ?」そう聞くので、「年明けに動きがあるかもしれないし、ないかもしれない」と答えると、「そうか、少し期待してもいいということだな」という返事があった。互いに四十を越え、相手が先々の人生をどう考えているのかを探りながら、たまには小旅行でもしようと話し合ったのが夏のことだった。こうして新年を迎える前に、元義兄は元義兄で何かを期待し、雄一郎も何かを期待し、「じゃあ、よいお年を」と言い合う。


★連載第35回 (2010年12月26日号)

またその間に、大阪の判事宛てに《神戸市長田区駒ケ林町はどんな町? 時間が空いたら返信乞う》と送っておいた私用メールに応えて、元義兄から短い返信があった。それに曰く、『明石出身の事務官に聞いた。古い漁師町で、小さな漁港がある。震災で壊滅する前からさびれていたそうだ。住宅は少しずつ再建されているが、復興住宅へ移った世帯も多く、市道も海岸通りもまったく人けがない。いまはイカナゴ漁が始まっているが、駒ケ林地区から出ている漁船は少ない。JRからも少し距離があり、昔からある商店街はシャッター通りになっているが、ハイカラな神戸らしからぬ風情がある、といったところだ。ひょっとして、君のほうは朗報か?』
いつもながら簡潔なメールだった。



★連載第67回 (2011年8月21・28日号)

(前略) 「私にも、もう四半世紀も付き合っている男友達がいるんだが、考えてみれば、そいつは私にとって誰よりも大きな異物なのだと思う。異物だから、それについてあれこれ考えるのだと思う」 (後略)


★連載第73回 (2011年10月9日号)

(前略) また少し自問自答する雄一郎がおり、かと思えばクリスマス前には、大阪の元義兄から今年は湖北に正月の宿を取ったから間違いなく来いよと電話があって気持ちがふとそちらへ飛んでいったり、 (後略)


入力しつつ、ツッコミいれたくなるのをグッと我慢。
ホントにこれだけでもいろいろと、想像したり悶えたりしてしまう。酒饅頭の大きさのセムテックスの破壊力並みですね(←作品が違う)

万が一「ここ見逃してるよ!」という箇所がありましたら、教えてくださいませ。

さて、単行本では雑誌よりも義兄の描写が増えているか、減っているか!?


「新 冷血」 連載終了。

2011-10-19 00:10:57 | 「新 冷血」 連載 雑感
高村薫さま。

「サンデー毎日」誌上での約1年半に渡る「新 冷血」の連載、お疲れ様でした。
そしてありがとうございます。
毎週の発売日が楽しみでした。来週から「サン毎」を買わないのが、ちょっと不思議な心地。

来年の単行本発売をひたすら待ちますが、高村さんご自身が心ゆくまで、納得のいくような作品に仕上がりますように・・・。
もちろん他の作品の単行本化や文庫化も、楽しみにしております。


途中でこのカテゴリの「雑感」を脱落してしまいましたが、高村さんの繰り出されるジャブやフックやアッパーに、何度マットに沈んだことか。

完全にKOしてしまったのは、合田さんが戸田吉生に語った、加納さんをさした言葉 「○物」 でしたが。
(連載を読んでない方のために、伏字にします)

振り返れば去年のお盆休みの頃は合併号で、誰かが合田さんの名前を出したところで1週休み、今年のお盆休みの時も合併号で、合田さんの「○物」発言で1週休み・・・。
「早く合田さんを出せー!」やら、「義兄にその発言、聞かせてやりたいー!」やら、随分と悶えましたよ、はい。


さて、最終回。
雑誌を入手されてない方々もいらっしゃるので、あまり記せませんが、この突き放し方はいかにも高村さんだなあ、と感じました。

1つだけツッコミいれると、

合田さん、あんた、半田さんの時と随分違うじゃないのよ。

数はほぼ同じなのにねえ・・・。


最終回はどうなるのか、想像と妄想は働かせてたんですけどね。

高村さんが決して書かないだろう甘い妄想としては、可能性は低いと分かっていてもギリギリ妥協して、合田さんが関西へ転属願いを出すとか。
逆に加納さんが大阪から他の裁判所へ異動になったら、これは成り立たんな、と即座に却下したりとか。
(検事と同様、判事も数年ごとに異動しますから)

だからまあ・・・この結末は可能性が高い想像が当たった、というより、誰もがそう思うだろう結末だった、と表現した方が正しいですね、はい。


高村さん。
また、合田さん(と加納さん)の登場するお話、読めますよね?
微かな期待を抱き続けても、いいですよね?

『レディ・ジョーカー』 から 『太陽を曳く馬』 まで、ほぼ10年。
それを思えばこの連載は早いサイクルでの登場だったので、嬉しいことこの上なかったのですが、どんな爆弾を落とされるのかと考えると、怖い気もします。

けれど、それでもいい、読みたいです。
待ちます。待ち続けます。

大げさでなく、高村作品を読むことは、殺伐とした人生のささやかな生きる活力なのです。



「新 冷血」連載第三十一回 「サンデー毎日」2010年11月28日増大号~) 続く

2010-11-23 23:41:08 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)   第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)   第十二回~第十五回 (2002年12月19日木曜日)  第十六回、第十七回 (2002年12月20日金曜日)  第十八回~第二十七回 (2002年12月24日火曜日)  第二十八回~第三十回 (2002年12月31日火曜日)

***

●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第三十一回 (「サンデー毎日」 2010年11月28日増大号)

・この日は残業で、いつもの本屋に駆け込んだのが午後9時。売り切れてたら別の本屋に寄らなきゃ、と思ってたら5冊残ってた・・・何でや?
・2003年になって、早くも1/6(月)。どうやら井上克美の方から手がかりがつかめそうな雰囲気。確かに戸田吉生よりは、井上の鑑が割りやすいか。
・そこで警察が掴んでる井上の情報が(←前科があるから)、読み手の私たちにも分かるのだが・・・こんな壮絶な過去があったとは。
・車に関してしつこく食い下がる合田さんを、失笑する土井さん、嘲笑う早見管理官。
合田さんは捜査に関してのミスが、意外にないと思われるのに(『照柿』で美保子さんにバンをかけなかったのは痛恨のミス)、どうして周囲は認めてくれないんでしょ?
・余談ながらこの号と前号の別連載で、『レイテ戦記』に関する記事があります。『晴子情歌』を読まれた方・興味ある方で、内容を知らない方は、ちょっと目を通してもいいかも、です。


★第三十二回 (「サンデー毎日」 2010年12月5日号)

・祝日前なので月曜日に発売。いつもの書店で買う。残り4冊。
・井上の姉の名字、これは「はしした」なのか「はしもと」なのか。読み始めの二行目で立ち止まってしまった。
・子供が「パチ屋」と言うか・・・? 両親が普段から使用してたら、しゃあないか。親を真似して言葉を覚えていくからなあ。
・私も初めて知った、「ツル棒」。これを使用してる井上って、別の意味ですごいわ。
・井上と親しい人間の言葉(悪い評判の)・・・「盗癖はある日突然スイッチが入る」 「スイッチが入ったら半年ぐらいは止まらない」 「ビョーキだって自分で言ってた」 「暴れたくなったら止まらない」
自分自身を制御できない、気分次第でころころ変わる男、か。
(ここまで、2010-11-23 23:41:08)


「新 冷血」連載第二十八回~三十回 「サンデー毎日」2010年11月7日号~11月21日号)

2010-11-09 23:41:51 | 「新 冷血」 連載 雑感
録画していた「カポーティを、ザッと流して観ました。どうにもこうにもトルーマン・カポーティ役の俳優さんの「声」が生理的に合わなくて、観るのに苦労した(苦笑)
『冷血』をそのまま映像にというわけでもないようですが、最後の処刑シーンは怖いもの見たさというか・・・うーん・・・。執行する側もされる側も見守る側も、筆舌に尽くしがたい葛藤が渦巻いてるんだろう。カポーティがこの事件以後、小説かけなくなったことがその証左。

【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)   第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)   第十二回~第十五回 (2002年12月19日木曜日)  第十六回、第十七回 (2002年12月20日金曜日)  第十八回~第二十七回 (2002年12月24日火曜日)

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●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第二十八回 (「サンデー毎日」 2010年11月7日号)

・今回もいつもの書店で購入。残り5冊。
・いつのまにやら大晦日に。加納さんから連絡はあったの、合田さん?
・警察もそこらへんの会社と変わりないよなあ、思ってしまう、早見管理官と合田さんの関係。ソリの合わない、話の通じない、命令下すのが絶対だ、という上司がいるとね・・・。
・盗犯担当の刑事たちからの視点。そうだね、そこには人間の死も血もないよねえ。
・盗んだ貴金属をさばくのは、非常に難しいんじゃなかろうか。そこまでの知恵が、戸田&井上にあるかねえ?
・合田さんの自問。こういうところが好きだ。
・あゆみちゃんの友人・ユキちゃんとアリサちゃん、合田さんとご対面。もしも合田さんに子供がいれば、彼女たちくらいの年齢の子供がいてもおかしくないんだね。


★第二十九回 (「サンデー毎日」 2010年11月14日号)

・今回もいつもの書店で購入。残り3冊。
・合田さんは12~13歳の女の子と何を喋るんだろう、とどきどきしてましたが、それなりにまともだったので安心したというか。しかし年齢に似合わず、流暢に難しい言葉を喋るなあ、ユキちゃん。
・「セリーヌ」は知ってるが、「ファミリア」というブランドがあるの? 車の名前にしてはおかしいと思った。
・合田さんの名刺、私も欲しい~!
・きっと高村さんのお身内かブレインの方に、歯科業界に詳しい方がいると推測していいよね? 『LJ』でも歯科医の秦野氏の描写が凄かったもん。
・合田さんの推理、いよいよ核心に肉薄してきたか?
(ここまで、2010-11-03 23:35:53)


★第三十回 (「サンデー毎日」 2010年11月21日号)

・昼休みに会社の近くの書店へ寄って、ぱらりと見る。・・・うぎゃああ! 読まなきゃ良かった! 午後からの仕事が手につかない! と会社に戻るまで、緩んでしまう表情をごまかしつつ歩いた私。周囲から頭おかしい人に見られていないか、一抹の不安。
仕事はむっちゃ忙しかったので、支障は出ませんでした。
・そしていつもの書店で本日も購入。残り3冊。
・連載前に「捜査は徹底的に書く」と言われていたことを思い出すくらい、しつこくねちっこく描写されてますね~。ドラマ「マークスの山」と比較するのもおかしな話かもしれないが、ドラマではこれは無理だろうな。
・毎回読むたびに「死人に口なし」という言葉が脳裏に浮かぶ。今回もホンマに「どうでもええやろ」と呆れるような、重箱の隅を爪楊枝で突付く過去の事柄がわんさかと・・・。
・早見管理官は、これはこれで「管理官の仕事」をしているんだろうな。周囲はそう思ってないだけで。またそれに気づいてないだけで。幸せな人だわ。
・オレンジのニット帽が井上克美、か。
・この頃から「年末に格闘技の放映」があったんか~。ボンバイエ!
もしや高村さん、リアルタイムで観たということは・・・?
・そろそろ戸田&井上サイドの描写が欲しい頃ですが・・・新年(2003年)の前後にあるか?
・そして読み手がだれかかってきた頃に、季節外れの涼風が吹くのですよ。
しかも電話とはいえ、合田さんと「会話」してる! ラストページ下段、義兄弟ファンは必見!
あんたたち、やっぱり約束してたんやんか~!
「何かを期待」って何~? と叫ばずにはおれん!
(まさか『LJ』から何もなかったなんてことは・・・)

【今回の加納さん その2】
その1はどうした? ということはおいといて。やっぱり嬉しいんだもん。
ともあれ、これでしばらくの間は想像と妄想で過ごせます。
★「元義兄」の表記  今回3回  累計5回
★台詞  「そっちはどんな様子だ?」  「そうか、少し期待してもいいということだな」
期待してるのはこっちもや~!
と、これも義兄弟ファンが思ったであろう王道のツッコミを入れて、今夜はこれまで!
(ここまで、2010-11-09 23:41:51)


「新 冷血」連載第十八回~二十七回「サンデー毎日」2010年8月22・29日合併号~10月31日号)

2010-10-24 22:51:48 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

今回から日付が変わったので新記事です。
「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)   第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)   第十二回~第十五回 (2002年12月19日木曜日)  第十六回、第十七回 (2002年12月20日金曜日)

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●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第十八回 (「サンデー毎日」 2010年8月22・29日合併号)

・本日もいつもの書店で買う。2冊しか残ってなかった。
・買う時に一応「新 冷血」の部分だけ汚れがないか等、軽くチェックするのですが・・・今回はそんなことする余裕もなかった。
・いきなりか! いきなりですか、高村さん! だってまさかの急展開、日付が24日、クリスマスイブになっている・・・。誰がこんなことを予想出来たでしょうか。
・通報から初動体制まで、丹念に描写されているのが読み応えがあってよいのだが・・・あああ、あゆみちゃん・・・。
・「臨場」の単語で内野聖陽さんを思い浮かべた私は、実はドラマを観てない。
・ついに出た! 合田さん(の名前)が!! 待ってたよ~ん♪(・・・と喜んでいいものやら)
・そしてここで2週間待てというのか!? せっかく合田さんが出るかもしれないというのに! 何という焦らし方ですか! WOWOWの焦らし作戦よりも更に上手をゆく、本家本元の高村さん。
「合田」の2文字で2週間耐えろというのでしょうか。ここで2週間開けるのはわざとでしょうか。確信犯と思ってよいでしょうか。
・余談ながら、じょんさん、私もそれを微かながら期待しています。だってイブですもん。もしもなかったとしても、甘い妄想で2週間、耐えましょう。
(ここまで、2010-08-10 23:16:16)


★第十九回 (「サンデー毎日」 2010年9月5日号)

・昨日も21時過ぎまで残業してたので、22時まで開いているいつもの書店にギリギリ飛び込んで、買いましたよ合田さんを!(もとい「サン毎」) 2冊しか残ってなかったので、選択の余地はなし。
・合田さん・・・合田さん合田さん、ああ合田さん・・・(壊れてます)
懐かしい合田さんの習慣や習性がてんこもりの今回。
・お仕事中の合田さんから始まりましたが、この2週間で楽しい妄想をいろいろと見ることが出来ましたよ、ええ(負け惜しみではない)
・あのイラストで、合田さんの携帯電話のメーカー・機種・品番が分かる方がいれば、教えてプリーズ! もしもあれで分かるのであれば、相当なマニアだと思いますが。
・現実の世界(2010年夏)の臓器移植法の改定で、「脳死と診断されたら、家族の判断で臓器移植が出来る」がシンクロしてしまう、今回の医療事故の案件。「心臓にもう個人の名前はない」の一文が、重いです。
・亀有駅近くのイトーヨーカドーでお買い物。相変わらずの清潔さ。
・うーん、ここで合田さんから「クリスマスイブ」(の文字)を見ることになるとは・・・。
この単語だけで、加納さんも思い浮かべてしまう。焦らすわね~。
・四十三歳、合田さん。未だに30代のイメージが払拭できない私。
・『利根川図誌』、また難しそうな書籍を・・・。ちなみにこれも岩波文庫で、何年か毎に復刊されてるそうな。
・赤羽台に住んでいたのは約10年。『照柿』から『LJ』の間に八潮に引っ越したから、赤羽台付近に来るのも約10年ぶり、か。
・えっ、合田さん、サッカー場で試合を観たの!?(「観た」とは書いてないが、そう解釈も出来そう) だって年月とチーム名まで覚えてるんだもん。調べたら試合結果も分かるでしょうが、それは後日にしましょう。
しかしサッカーのチームも増えすぎで、何チームあるのか、何が何やら分からない状態(苦笑)

【追記】 Jリーグの公式サイトでは2002年からしか記録が残ってない!
続いて「ヴィッセル神戸」のサイトを見たら、これがよく分からない(苦笑) 最後に「FC東京」のサイトを見たら、試合結果が残ってた! これ↓です
1999年04月07日 西が丘サッカー場 ( ヤマザキナビスコカップ ) 1対1の引き分け。

・やっぱり凄いね、刑事・合田さん。西日暮里駅から現場に到着するまでの約30分で、犯人(ホシ)の大方の目星をつけている。雑すぎる、土地勘がある、などなど。
・8係の土井誠一警部。これで何人目の「どい」で、何人目の「せいいち」だろうか、とツッコんだのは私だけではあるまい。
(ここまで、2010-08-25 23:20:46)


★第二十回 (「サンデー毎日」 2010年9月12日号)

・本日もいつもの書店で買う。立ち読みしてる人もいたので、平台に6冊くらいはあったか。
・合田さんの持ち物、「リュックにもなる手提げカバン」はどれくらいのお値段だろうか。『太陽を曳く馬』で二万五千円の傘を衝動買いした人だが、この人のお金の価値観はいまいちよく分からん。
・一方の土井警部はグッチのバッグ、推定十万円。
・特4係長・合田さんの部下、主任の野田淳一と川村春樹。前回の土井警部と同じく、これで何人目の「のだ」で、何人目の「はるき」だろうか、とツッコんだのは、これまた私だけではあるまい・・・どころか、「名前、付けて差し上げましょうか」と喉まで出掛かったのも私だけではなかろう(←失礼すぎ)
・高梨家の検分。高梨夫妻の遺体。侵入方法、殺害方法、犯人像などなど、一つずつ積み重ねていく合田さんは、勤続二十一年の刑事さん。
・「いまは一年前に平気だったことが~身体を一寸重くしているのを感じた」 の部分。うーん・・・まだ昨年の事件を引きずってるのだろうか、と少々心配。
メンタル部分で必要不可欠な加納さんを呼び寄せなくて良いの?
(ここまで、2010-08-31 22:37:09)


★第二十一回 (「サンデー毎日」 2010年9月19日号)

・本日もいつもの書店で購入、3冊残ってたので、真ん中を選ぶ。
・合田さんご一行、もとい捜査陣、渉くんのお部屋へ。
・合田さん、いつものように「自分がホシだったら」の視点で渉くんの部屋をチェック。だけどあなたにも子供がおりませんからね。それを棚に上げずに、含めておかないと。
・続いてあゆみちゃんのお部屋。
・『赤と黒』、私も2年半前に読んだが、細かい部分は忘れてる。合田さんのほうが記憶力は上か~。負けた。
・あゆみちゃんの日記、「高梨家」がどういう一家なのかという手がかりになってしまうのね。死人にはプライバシーはないことが、残酷だけど改めて思い知らされる。ことわざの「死人に口なし」とは、よく言ったもんだ。
・もしも私が殺されたなら、ここに記されてることもマスコミで公開されたりするんだろうか、とふと思う。
でもね、どこまで本当か嘘か、事実か虚実かなんて、本人にしか分からんもんだよ。どうしても残したくないこと、言ったりしてはいけないことは、書いたり入力したりしないことがあるもん。
だからあゆみちゃんの日記も、虚虚実実はどれくらいの割合で混ざってるのか、当人にしか分からないって。日記だからって、事実を記してるわけではないってこと。多少はフィクションが混じるもんだ。
だけど「死人に口なし」だから、全ては事実、と捕らえられてしまうんだよねえ。
・あゆみちゃんの本箱の蔵書。「高村薫はないのか!?」と思ったのは私だけ?(笑) 昭和60年代生まれの女の子が読むには、まだ早すぎるかな。
・しかしまったく容赦がない、戸田&井上。
・8係の主任は、本間と島袋。フルネームは出てくるだろうか?
・合田さんを「もとの出発地点」へ戻すのが、加納さんという存在だと思うんだけど、ねえ?
(2010-09-08 00:00:50)


★第二十二回 (「サンデー毎日」 2010年9月26日号)

・購入はいつもの書店で残り4冊。但し「初見」は昼休み、職場近くの書店で。手に取り、「新 冷血」のページを開いた途端、ピン! と来るものがあって、ざっと探す。そして4ページ目。
あったぁぁぁ! 出てたぁぁぁ! これだけで固有名詞と断言してもいい、待ち焦がれていた漢字三文字!
この部分だけを3回読んで、会社に戻る。午後からの仕事が手につかないかも、と危惧したが、意外とヒマだったため、逆に妄想にふける(←アブナイ)
・ここからは平静に、いつもどおりにいきましょう。
・合田さんはジャンケンに弱いのか? 何を出して負けたのか教えておくれ。
・直前までかかわっていた事件も平行して、か・・・辛いね、合田さん。
・野田、川村の主任は、合田さんより数歳上なのか。
・合田さんの「男としてこうあるべき」という思考は、高村さんの理想なんでしょうね。
・強行犯捜査に属していた頃の自身と、今の特4の自身を比較する合田さん。
・10年前に住んでいた赤羽台の変わりように気を取られる合田さん。・・・ホントはこの辺りであの方を偲ぶのかと思っていたのよ。
・『黄金を抱いて翔べ』にある「箱寿司と牛乳」の組み合わせで、物議をかもしたことを髣髴とさせる、今回の合田さんの昼食「握り飯二個と豆乳」。
握り飯の「具」は、おかかか鮭か梅干しか昆布か? ツナマヨは合田さんは食べなさそう。
余談ながら、私は豆乳は飲めない。
・滋賀県の湖北地方と兵庫県の豊岡市にお住まいの合田さんファンの皆さん、お気の毒でございます。この事件さえなければ、2002年末から2003年初に、合田さんは訪問していたのですよ。
ところでこの二つの地域の共通点は? 即座に思い浮かんだのが「温泉」なんだが、違うかな。合田さん疲れてるだろうから、ゆっくりのんびり命の洗濯を、と思ったの。
・加納さんは2002年現在も、大阪にいるのね。
・なのになんで「年末年始は大阪で過ごす」とは言わんのだ、合田さん!?
・加納さんの携帯電話に留守電メッセージを入れたということは、返信があるかもしれない、と期待していいんだろうか。
・『レディ・ジョーカー』連載時も「義兄」の表記が圧倒的に多かったため、「これ、誰?」と首をひねった読者がかなりいたそうな。
というわけで、今回の加納さんは「元義兄」2回。
・しかしあっという間に「犯人」の足取りが判明、というのが・・・。戸田&井上、あんたら合田さんにとっくに見抜かれてまっせ。
・ここで挙げられているコンビニ一覧、高村さんは実際に行ったんだろう・・・なあ。時間も計ったんだろう・・・なあ。
(2010-09-14 22:43:49)


★第二十三回 (「サンデー毎日」 2010年10月3日号)

・今回の表紙の人、数年前にイケナイお薬で再逮捕された某アイドルに見えて、「いつ芸能界に復帰したの?」とうろたえた(苦笑) ほんの一瞬だけですので、ファンの皆さん、ごめんなさい~。
・いつも買う書店で配置換えが行われたので、探すのに手間取る。4冊残ってた。
・合田さんは地どりや鑑はしないのか。係長もいろいろと雑用があって、大変とは思うが、現場重視の合田さんには辛いところだな。
・出たぞ、吉岡くん! 合田さんの天敵!(←違う) 実は登場するとは1ミリたりとも思ってなかった(爆)
しかも今回はフルネーム!(『太陽を曳く馬』では下の名前が出てなかった)
まさかまさかの「吉岡譲」!?(「ゆずる」か「じょう」か、ふりがなはなし) 電車で読んでて、ずっこけそうになったわ。
ちょっと高村先生、《十姉妹》こと「松岡譲」は~? 忘れてしまったんですか~?
・合田さんが手帳に書き込んだ「オレンジ色のニット帽・☆A」と「黒のニット帽・☆B」の、どちらが戸田でどちらが井上か現時点では分からんが(衣装替えてる可能性もあるから)、顔を隠すという基本的なことはやってんだね~。
・高梨家の親族に恐れを抱く。人並みの情、というものがないのか。あくまで「医師」としての立場を優先させるのか。それともこれが「医師の情」なのか。医師としても顔を背けたくなる遺体と化したのに・・・。
(ここまで、2010-09-21 23:07:27)


★第二十四回 (「サンデー毎日」 2010年10月10日号)

・今回もいつもの書店で買うが、先週から平台から雑誌ラックに置場が変わったので、個人的に非常に困る。立ち読みしている人と人の間をぬって取らないといけないから。
・部下の報告を聞き、指示を与え、合間に出てくる雑用もこなす合田さん。ルーティンワークといってしまえばそれまでだが、慣れて器用にやってる感じがします。
・歯科医院の患者さんのカルテから、一人ずつ身元を割り出す作業と、コンビニの映像も解析する作業。とぢらも気の遠くなるような話だが、やらなきゃならないのだ。
・面割れを気に入る吉岡くんに「サングラスとマスクでしのげ」と言う合田さん。かつて写真週刊誌にばっちり撮られて、捜査に支障が出た森義孝巡査部長がおりましたからね~。合田さんも相当堪えたんだろうな、と思いたい。
・高梨家の遺体と対面した親族は、ここで「遺族」になってしまうのね。「遺体」を見て「死」を認識するわけだが、やりきれんなあ。
同時に、一年前のニューヨーク、元妻のことを思い出す合田さん。彼女の「遺体」は出ないままなので、「死」を認識出来ない、したくない心境なんだろうか。
・確かに「遺族」が医師ばかりだと、検視官はやりにくかろう。
・8係の管理官・早見武史。合田さんはこの人とは合わないらしい。そもそも合田さんが「合う」人物は、警察内にいるのか!?
・今回の見過ごせない表現、「身体の声を聞いて損はない」。「合田さん、あなたは義兄の「身体の声」を聞いたのか!?」 あるいは 「自分自身の「身体の声」を義兄に聞かせたのか!?」 と 思ったのは私だけじゃないよね? (私は前者を先に思い浮かべた)
まあ「身体ちがい」ということは分かってますよ。俗に言う「相性がいい・悪い」という意味であることは。だけど普通に文章を読んでいて、稀にドキッと動揺するような表現を織り込むのが、高村さんの特徴なわけで・・・。これがあるから、高村作品を読むのはやめられない。
・事件を報道するNHKニュースを戸田&井上は、テレビかラジオで視聴しているのだろうか。
(ここまで、2010-09-29 00:06:33)


★第二十五回 (「サンデー毎日」 2010年10月17日号)

・本日もいつもの書店で買う。買う前に「歌劇」を立ち読み(笑)
・誰が合田さんの特4で、誰が8係のメンバーなのか、混乱してきたぞ。自分自身の整理のために、一度まとめたほうがいいね。・・・時間があればね。
・『太陽を曳く馬』は特殊な案件だったので、いまいち実感がなかったのだが、今回は階級が一つ上の「係長・合田雄一郎警部」の立場が描かれていて、これはこれで面白い。
・任務分担表を作成している合田さん。「これはどこかで見たな~」と思ったら、『LJ』で東邦新聞社が同じようなことやってましたね。
・七係や大森署にいた頃の合田さんも「中間管理職」の立場と思ってましたが、特4の合田さんの方がよっぽど神経すり減らしてるよね。8係との兼ね合いやら、上司の管理官との確執やら。
・「どんな家族も外から見える姿と実際の姿は違う」 に、『アンナ・カレーニナ』の冒頭部分を思い出す。しかし高梨パパとママの親族にも、いろいろややこしい問題があるようで・・・。これからありとあらゆることがさらけ出されるのかと思うと、死んでしまった被害者にはプライバシーというものはないんだね。そして被害者たちの内面にも心情にも程遠いところで、事態は動いていく。
(ここまで、2010-10-05 22:42:45)


★第二十六回 (「サンデー毎日」 2010年10月24日号)

・何でこんな時間(午後10時)に・・・とお思いでしょうが、母親が「裏番組を観たい」と言うので、リアルタイムで「マークスの山」を観られません! 録画はしてます。
・発売日もいつもの書店で購入、残り3冊。
・今回の描写は<合田シリーズ>では欠かせない部分。シンクロして懐かしい。
・今回の見過ごせない表現、「男の園」。桑田乃梨子さんの「男の華園」を思い出した人も多かろう。男性新体操競技のストーリーなんですが。
・「お野菜の値段、高騰してるもんねえ・・・」と思いながら読んだ、次々出てくる「キャベツ」の描写。ああ、トマトを丸ごと一個食べたい!(←無関係なことは書かないように)
・妹尾一課長。『LJ』で一課長だった神崎さんから、何代後の一課長なのか。
・これでもかと他人に対してキャベツの羅列をした合田さん、ところであなたは「何キャベツ」なの? いろんな虫がついて食い荒らされるほどの美味なキャベツ?
・「外に出ろ」とハッパをかける早見管理管。そう言われたら、合田さんは出て行くってば。出て行きたくてうずうずしてんだから。次回、「あなたは違う」と言われて反発しそうな気がする。
・珍しくラストに5行ほどの余白があったので、少々違和感。損した気分になるのは、文字がギッシリ詰まった高村さんのスタイルに慣れたせいね。
(ここまで、2010-10-17 22:27:44)


★第二十七回 (「サンデー毎日」 2010年10月31日号)

・今回もいつもの書店で購入、残り五冊。
・私の予想は当然外れ、そちらの意味で早見管理官に合田さん反発。
・「最近は滅多に押し出すことはない自分の意思を押し出す」・・・ほー。警部補だった頃も、押し出していたようなイメージがあるんですけど、合田さん?
・土井係長は、ペコさんをもう少し肉体派+大雑把にした雰囲気ですかねえ。
・誰かが吐き捨てた「クリスマスイヴだもの」に複雑な思い。
・合田さん、「死刑だ」と決め付けていいのか? と思いつつも、これはそうなるだろうなあ、とも思う自分がいる。
・「首都圏のコーナンの数は少ない」とあるが、ホンマや、調べたらひと桁しかない。
・「女優にしてもおかしくない美貌のアナウンサー」とは、滝クリですか? 民放最後のニュースといえば、これでしょう。
・あゆみちゃんの日記を読み始める合田さん。しばらくはこの日記が続くんだろうか否か。
(ここまで、2010-10-24 22:51:48)


「新 冷血」連載第十六回、第十七回 (「サンデー毎日」2010年8月8日号、8月15日号)

2010-08-03 22:41:03 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

今回から日付が変わったので新記事です。
「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)   第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)   第十二回~第十五回 (2002年12月19日木曜日)

***

●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第十六回 (「サンデー毎日」 2010年8月8日号)

・本日は月に一度だけ寄る銀行の近くの書店で購入。3冊しかなかったので、ためつすがめつ1冊を選ぶ。
・あゆみちゃん、大人の女性への第一歩。おめでとう。
自分が初めて迎えた頃のことを、つい思い浮かべてしまうが(苦笑)、なーんの知識もないままになりました。下着の汚れを母から指摘され、これこれ、こうこうと教えられてビックリ。
だからあゆみちゃんのように、偏微分方程式のごとく喩えられませんわ。
・私が小学生だった頃のプールの授業では、水泳教室に通っていたクラスメートはデモンストレーションで、自在に4種類の泳ぎ方をしてたのを思い出します。
渉くんも、いつか・・・。
・「中村○子って誰だっけ」とクエスチョンマークが脳裏に瞬いたのは、私だけではないと思いたい。
・イアン・ソープ! この人、一番いい時期に引退したという感じがする。
・高梨父の「行ってもいいかな」は、確かにずるいね。
・たかだか13歳の女の子の口から「ブルガリの時計」という発言が出ることに、ちょっとしたショック。ハイソサエティはこうも違うものなのか。
・アリサちゃんの苗字が「堀山」と判明。
・そう、昨夜から疲れてるよね、あゆみちゃん。あゆみちゃんは家族にいろいろと気を遣いすぎなのですよ。だけど家族の誰もそれは知らないというのが、また神経使って大変なのよね。
だから休めるうちにゆっくりと休んでね・・・。
・と、思いたいが、そろそろ、なのかもしれない。やだなあ・・・怖いなあ・・・。どういう表現や手段で描写していくんだろうか、高村さん。
(ここまで、2010-07-27 23:17:07)

★第十七回 (「サンデー毎日」 2010年8月15日号)

・駅で倒れてから丸一日。ときどき頭痛と、昨日まで痛くなかった首が、上に向けると首筋の左側が引きつる感じがあります。
(追記:キあこさん、お見舞いメールありがとうございます)
・今日はいつもの書店で購入、3冊しかありませんでした。ここのところ隔週ごとに某アイドル事務所所属タレントさんが表紙ですなあ。
・最近はパソコン起動中に「サン毎」に載ってる数独なんぞやっております(笑) 優しいレベル(星ひとつ)なら何とか解けますが、レベルが上がるとなかなか・・・イライラしますね(苦笑)
・今回は戸田視点。読んでいる私たちは猛暑でヒーハー状態なのに、物語はクリスマス前。なのにちっとも寒さを感じられないのは、それだけ今の日本が暑いということか。
・意外というか、戸田は結構「普通」の生活してるなあと思いました。映画観て、水族館行って、工芸展観て、女を買って(今回は買ってないけど) 私よりもずっとアクティヴな生活してますがな。
・余談ですが「関西版ぴあ」がこの秋に休刊。東京はまだあるの?
・戸田の ヤッホー! にちょっとかなり驚き、のけぞった。
(ここまで、2010-08-03 22:41:03)

第十八回以降はこちら


「新 冷血」連載第十二回~第十五回 (「サンデー毎日」2010年7月11日号~8月1日号)

2010-07-21 23:01:04 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

今回から日付が変わったので新記事に。当分はこの状態でやっていきますねー。
「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)   第五回~第十一回 (2002年12月18日水曜日)

***

●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第十二回 (「サンデー毎日」 2010年7月11日号)

・本日もいつもの書店で購入。今回も8冊ほど残ってた。
・第一回で「あゆみちゃんは初潮を迎えてるのかいないのか」と雑感を記しましたが、まだでしたね。
・で、「原腸陥入」って何じゃ!? 初めて知ったぞ、こんな単語。(調べた) これは生物好きなユキちゃんでないと、いや、高村さんでなければ、ありえない表現だ。確かに子宮の痛みや動きは、こんな感じなのかもしれない。、
・あゆみちゃんの容姿の描写が少しだけ出ましたね。天然の髪、子供っぽい顔、当人の弁ではあまり美人ではないとのこと。
・ディズニーシーへは行ったことありません。ディズニーランドですら、16、17年前、二度行ったきり。
・ユキちゃんの名字が「桐原」と判明。アリサちゃんは不明。
・ユキちゃんの家庭も複雑なんだねえ~。
・「考えないために考える」 戸田も井上も、そんなことを思ってなかったっけ?
・「ミラコスタ」ってショッピングモールか? と帰宅後検索したら、公式ホテルのことかいな。
(ここまで、0-06-29 23:38:53)


★第十三回 (「サンデー毎日」 2010年7月18日号)

・いつもの書店で購入。久しぶりに二桁、10冊は残ってた。
・今回は井上克美の視点。いちいち書き出しませんが、擬音の洪水にクラクラします(苦笑)
・この辺りに土地勘ある人々、住んでらっしゃる方々にはたまらないくらい面白いんだろうなあ。
というわけで、ブログ「毎日もたもた」さま のご感想を毎週愛読しております。
・ついに高梨家と戸田・井上が接点を持つのか!? うーん、ここまで長かったよ・・・。
というわけで、もう一つ愛読してるのが、ブログ「パンダはなごみ系」さま  予想、当たりましたね~。先週のご感想を拝読して「そうか!」と膝を打ちました。私には推理力も洞察力も不足してる・・・。
(ここまで、2010-07-07 22:53:00)


★第十四回 (「サンデー毎日」 2010年7月25日号)

・パソコンの状態が悪いので本当に困ってます。ここ数年、気温が高い夏になるとアカン確率が高いように思える。新しいパソコンを買うべきか買わざるべきか・・・と今の気分はハムレット。
・本日もいつもの書店で購入。10冊前後ありました。
・へー、○ジラ松井もこの時期に大リーグ入りだったのか。
・戸田&井上、赤羽駅のマク●ナル●に。その近く(とはいっても徒歩10分くらい?)に、かつて合田さんが住んでいた団地があるんだよー。
・高村さんのこういう描写が、私は好きなんだな。
・「黒羽」って、刑務所? 「赤羽」←→「黒羽」という一対。そこで連想する、あゆみちゃんが読み出したスタンダールの『赤と黒』。
・庭にブランコがある高梨家。「白いブランコ」かどうかは不明。
・高梨家の両親の名前、判明。父・亨、母・優子。
・高梨家の経歴(?)の一部が判明。井上の彼女が診てもらった歯科医は、母の父。
・えー、あゆみちゃんは「歩」の漢字なのか! 弟が「渉」だから、まさかそれはありえんだろうと勝手に思ってたよ・・・。
・高梨家の何ものかに心惹かれているかのような、戸田。
(ここまで、2010-07-14 23:24:11)


★第十五回 (「サンデー毎日」 2010年8月1日号)

・昨日もいつもの書店で買う。8~10冊残ってたかな。
なのに昨日更新できなかったのは、私のパソコンの調子が絶不調なのと、父親が新しいパソコンとプリンターを買ったため、セッティングやらインストールやらをやらされたから。 「自分一人でやれる」と言ったやんけ、くそじじいめー!
・話し変わって、今回は井上克美の視点。
・私の友達に開業歯科医の娘がいるが、「そんな思うほど儲かってへんよ」との弁。苦労話もいろいろと聞かされました。しかし世間的に見れば、「歯科医は儲かる」という思い込みがあるんだよね。
・戸田吉生の「殺しはやらない」発言に反発する井上。とはいっても、結局何をやりたいのだね、井上?
・「女性誌」というのは、多様なジャンルを抜きにしても、ハイクラスのもの・庶民的なものにスパッと分かれてるので、井上の元カノ・里枝は「庶民的な雑誌に載っている〈いい暮らし〉」の記事を読んでいたんだろうか。ハイクラスの雑誌に載っている〈いい暮らし〉の記事とは、かなり違うと思うよ。
・井上と戸田、期せずして高梨亨先生とご対面。但し先生が二人を「認識」したのかどうかは、これからの展開次第で判明していくことでしょう。
・高梨父の描写。「子供っぽさ≠若さ」ではないのだな。きっと高村さんの嫌いなタイプの男ではなかろうか。
・この時の井上の閃きは、後々の展開に繋がる・・・かもしれない。
・ああ、またもABCDか・・・。
(ここまで、2010-07-21 23:01:04)


第十六回以降はこちら

「新 冷血」連載第五回~第十一回 (「サンデー毎日」2010年5月23日号~7月4日号)

2010-06-22 22:34:18 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

今回から日付が変わったので、強制的に新記事に。
「新 冷血」雑感 第一回~第四回 (2002年12月17日火曜日)

***

●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第五回 (「サンデー毎日」 2010年5月23日号)

・昼休みに行った会社近くの書店、「サン毎」売り切れ。JR乗る前に寄った書店、「サン毎」残り3冊。あ、危ない・・・。
・間が空いたせいなのか、私がアホなのか、どちらが戸田でどちらが井上なのか、こんがらかった(苦笑) 物語は、しばらくはこの二人の視点で交互に進んでいくのだろうか。
・高村キャラには潔癖症の人が多いね。
・2002年末の『キン肉マンII世』と『MAJOR』の最新刊って、何巻になるの? もしかしてこれらを購読されたのですか、高村さん・・・?
【追記】 この時点での『MAJOR』の最新刊は42巻になるそうです。キあこさん、情報ありがとうございます。
・前回は戸田が井上のことを「バカだ」と思ってましたが、今回は井上が戸田のことを臆病者のように感じているような、蔑んでいるような。逆に戸田は「考える人」で、井上は「感覚的、直感的な人」の対照を示しているのかな。
(ここまで、2010-05-11 22:28:35)


★第六回 (「サンデー毎日」 2010年5月30日号)

・着替え終わってから残業する羽目に・・・ しかも1時間で終わるはずが、急な別件が入ってプラス1時間半・・・ 大手×ネ×ンのKとTめ、ふざけんなー!! (心象風景はグラス投げつけてる、映画「ハゲタカ」の鷲津さんでお願いします・笑)
・帰りに書店に寄ったら、「サン毎」は3冊残ってました。左右から手が伸びてきて立ち読みを始めるサラリーマンに挟まれたため、選択の余地もなく残りの1冊を手にしてレジへ。
・ATM襲撃、失敗かー。まあ、成功していたらそこでお話は終わってしまいますか?(苦笑)
・最初の方からそうでしたが、戸田吉生が井上克美を、あるいは井上克美が戸田吉生を見たり考えたりする時は、「イノウエ」「トダ」とカタカナ表記ですね。
カタカナは記号代わり、または無機質なものを表記するのに便利。
前回、どちらが戸田でどちらが井上なのか、こんがらがったのはそのせい(ということにしておこう)
・これも最初の方からそうですが、ある部分ごとに「あ、これは○○かな」と高村作品や人物を連想してしまうんですよね~。
あえて今回の分を挙げるなら、「ペンペン草」で『マークスの山』のお蘭、「コインロッカーに捨てられていた人間」で『新リア王』、ムショで『李歐』の一彰や原口組長を。
・ところが今回最も印象に残ったのは、戸田が眺めた空の描写。
・最後の一文で、次回は高梨あゆみちゃん一家か? と思ったのは私だけではあるまい。でも高村さんのことだから、私の容易な予想は裏切られることが多いので、どうなるか分からない。今までの雑感でも、できる限り「次回は、こうかも」という想像を述べるのは、意識して極力避けているのであった。
・ところで合田さんは、今年中(平成22年、西暦2010年)には登場するんだろうか。
(ここまで、2010-05-18 23:41:14)


★第七回 (「サンデー毎日」 2010年6月6日号)

・なぜか今日はパソコンの調子が悪く、5回もシャットダウン! どうしてなのー? ファイヤーフォックスの復元機能で助かってますが。アップしないと眠られない。
・上記のリンク先の画像、×ャニーズのタレントさんは極力ネットで写真を出さないようになってるので、シルエットのみ。しかし本文の最後のページに「これにまつわるオチがあったな」と思ったのは、私だけではないと信じたい。
・予想が当たって、今回はあゆみちゃん。
・今回出てくる脇役(名前だけ出てくる人も)が、ことごとくハイソサエティ。この言葉が分からない人は、セレブリティといえば何となく分かるでしょ。
・カイロ大学とかボローニャ大学とか、世界でも数百年の歴史のある大学を羅列する中学生って、ホンマにいるんかい・・・。
・田口正明くん。平成生まれとは思えないくらい、普通の名前だなあ。この頃の流行の名前、「翔」「しゅん(漢字はたくさんあるので、あえて無視)」「大地」って多くなかった?
・数学オリンピックって・・・(呆然)
・「ゴギョウ=ハハコグサ」と問う六歳の小学生(あゆみちゃんの弟・渉くん)なんて、ホンマにいるんかい・・・。そもそもこのこと自体、知らんわ。
・ちなみに2002年12月当時のタカラヅカの男役のトップは(イシちゃんさんを除く)、オサさん(花組)、リカさん(月組)、コムさん(雪組)、タータンさん(星組)、たかこさん(宙組)。
・あゆみちゃんは多分、世間一般の「タカラジェンヌの男役」のイメージを思い描いていると思うので、特定の人物ではない、と思いたい。
・表紙の人物と「新 冷血」との関連は、「亀有の両津勘吉」です。この人、ドラマで演じてたよね。アニメの声はラ○ール○井さんでしたが、もしや「あゆみちゃん=高村さん」は、この人の声を想像したのだろうか。
・お箸が転がってもおかしい年頃のあゆみちゃん。よく笑うね~。
(ここまで、2010-05-26 00:21:12)


★第八回 (「サンデー毎日」 2010年6月13日号)

・いつもの書店で買うが、2冊しか残ってなかった。どちらも同じように表紙がくたびれてたので、選択の余地なし。
・今回は井上克美の語り。
・《獣王》と《キングパルサー》、パチスロの機種なのか~。
・「漫画のど根性ガエル」ねえ・・・。私は漫画は読んでないので、アニメの方ですね。井上の年代からすると思い浮かぶのはアニメじゃないかなあ。
・「かえるぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ」の早口言葉を思い浮かべてしまうね。言えないけどね(笑)
・今回は「ジャラ、ジャラ、ジャラ」しか印象に残らん・・・。
・と思っていたら、最後に小さな爆弾が待っていた(苦笑) イノウエカツミは女性嫌いか? まあ、あんなどうしようもない実姉がいたら、女性不信にもなるわねえ。いや、おっさんも嫌いだな。結論、人間嫌い。
(ここまで、2010-06-01 22:25:01)


★第九回 (「サンデー毎日」 2010年6月20日号)

・本日は残業から解放。いつもの書店で「サン毎」は8冊くらい残っていた。・・・何でだ?
・パチスロの換金条件(?)なんて、さっぱり分からん。
・戸田はOL狙うことに、今も固執してるのか。OLって、そんな大金は持ってないと思うよ。
『パリ、テキサス』 はタイトルだけ知ってるけど観たことない。
・頼む・・・クリスマスは避けてくれ。クリスマス(とイブ)は義兄弟のものだ!
・あみんの「待つわ」のレコード、買いましたよ(笑) 小学5、6年生くらいか。この当時、消費税なんかなかったし、一枚700円だったかな。
しかしそれをマスの時に利用すんなよ、戸田ー! まあ、「待つ・保つ」にはいいのかもしれんが(←そうか?) いかんせん所詮は女なので、想像するばかりだ。
・「クリスマスキャロルの頃には」が主題歌のドラマのタイトル、ど忘れしたので妹に訊く。妹はこのドラマ観ていたので訊いたら「ど忘れした」という返答。仕方なくネットで調べたら「ホームワーク」というドラマでした。主要人物の一人「うらん」ちゃんを妹は気に入っていたらしい。
・しかし戸田・・・あんた、不気味だねえ・・・。
・当時、チェッカーズのデビュー曲は「涙のリクエスト」だと勘違いしていた。これがヒットしたので「ギザギザハートの子守唄」がデビュー曲だと知った。
・今回は私にとっては「懐メロ」ばかりだなあ(苦笑)
(ここまで、2010-06-08 22:18:10)


★第十回 (「サンデー毎日」 2010年6月27日号)

・早いもので連載10回。本日もいつもの書店で買う。今回は5、6冊は残ってたかな。
・時季としては出てもおかしくない、「クリスマス・イブ」の曲とクリスマス・エクスプレスのCM。
・『餓狼伝』、確信もてなかったので調べたら、夢枕獏さんでしたか。
・パチンコ店の景品交換所。『LJ』で合田さんは「襲われないほうがおかしい」みたいなこと、言ってましたね。余談ながら2日前の「サザエさん」では、波平さんはバカ勝ちしてました(笑)
・で、結局はコンビニ襲撃。
・確かに戸田が言うように、最低だぜ、これ。
(ここまで、2010-06-15 22:53:20)


★第十一回 (「サンデー毎日」 2010年7月4日号)

・本日は残業で書店へ寄るのが遅くなった。別の書店に行かんとアカンかな~と思ってたが、いつもの書店では8冊ほど残ってた。
・今回は戸田のターン(←ゲームかよ)
・「まだ18日ー!?」と思った読者さんはどれくらいいたのだろうか。もちろん私も思ったよ。
・「考えない」どころか、考えてる、考えてるよ戸田・・・。
・最後の最後に出てきた地名「赤羽」で、ギラーン! と覚醒した合田さんファンは、どれくらいいらっしゃたやら。2002年現在、合田さんが暮らしているわけでもないのに、反応してしまう自分がとてもカワイイと思う(←アホか)
(ここまで、2010-06-22 22:34:18)


第十二回以降はこちら


「新 冷血」連載第一回~第四回(「サンデー毎日」2010年4月18日号~5月9・16日号)

2010-04-27 21:41:28 | 「新 冷血」 連載 雑感
【ご注意】  「新 冷血」  を未読の方は、この時点でお帰り下さいませ。よろしくお願いします。

連載一回分の分量が少ないので、キリのいいところで新しい記事を作成します。そのためタイトルは、現時点では中途半端のまま。
あくまで雑感(ツッコミ含む)なので、サラッと読み流して下さい。
発売日当日に更新するとは限りませんが、次号が発売される前までに更新するように努めます。

***

●~*「新 冷血」 雑感●~*
(一旦アップした後に、思い出したことを密かに追加している場合あり)

★第一回 (「サンデー毎日」 2010年4月18日号)

・オープニング、『李歐』の一彰を髣髴とさせる。
・この描写からすると、あゆみちゃんは初潮を迎えてるのかいないのか。
・高村作品史上初といってもいいかもしれない、女性の名前に「○子」と「子」のつかない名前の主要人物(になるのか?)、あゆみちゃん。あゆみちゃんの友達も、ユキ、アリサだもんなあ。
・誕生日。私も覚えがありますが、この年頃の「誕生日」って、ただそれだけでうきうき、わくわくしたもんです。高校の頃は二学期の期末試験真っ只中で、暗い暗い三年間を過ごしました。現在の私だって、誕生日に仕事はしたくありませんが、12月だから無理だもんね~。だけど風邪をひくことが多い、ここ数年の私の誕生日・・・。
・私も『人間失格』は読んでません。読む気がしないし。あゆみちゃんと同じ中学生の頃、図書室で借りた『赤と黒』は、最初の数ページでやめました(苦笑) 2年前に新訳が出たので、それで読了しましたよ。
・また歯医者さんか! (文庫版『LJ』を読んでいる最中なので、真っ先にこのツッコミが浮かんだ)
・赤羽駅!? かつての合田さんが住んでいた最寄り駅。反応してしまうのは性としかいいようがない。
・こんなふうにいろいろととりとめのない事柄を考えた時期が、私にもあったなあ、と懐かしく思う。この頃は、誰でもいっぱしの哲学者。
・さて、この一回目を読んだ時点で、本家本元の『冷血』を読まれた皆さんは、何か、分かっちゃったよねえ・・・? あああ。
(ここまで、2010-04-10 21:44:40)


★第二回 (「サンデー毎日」 2010年4月25日号)

・高村さんの描く東京、いろんな切り口があるんだねと思わせる。<東京>といっても、一つきりじゃないもんね。
・また「戸田」ですか(『黄金を抱いて飛べ』の戸田雄一郎、『レディ・ジョーカー』の戸田義則) 今回はメイン級の登場人物のようですが。
・この戸田吉生、文庫版のマークスくんにちょっと近いか? と一瞬だけ感じたが・・・。
・こんなメーカー名やグッズがあるなんて、知らん。
・また〈a〉ですか(『太陽を曳く馬』参照)
・「ものを考えすぎる」と思う端から「いつ、ものを考えた?」と否定。いや、あんたものすごく「考えてる」よ・・・。
・一回目に引き続き二回目を読んだ時点でも、『冷血』を読まれた皆さんは何かを感じたよね? 高村さんがこの素材をどう料理していくのか。まだまだ序盤。

★第二回に関する参照記事。 「毎日新聞」2010年4月14日 「発信箱:メモ取ることで」

(ここまで、2010-04-18 20:07:20)


★第三回 (「サンデー毎日」 2010年5月2日号)

・前々回、前回に引き続き同じく、梅田の書店で「サン毎」を買おうと寄ったら、
置いてない! 一冊もない!
頭、真っ白け。
この書店、初回は約20冊、二回目は約5冊残ってたのに。こんなことなら会社近くの書店で買うんだった・・・と後悔する前に、すぐさま別の書店へ寄って確認。3冊置いてあった! 良かった~。
・というわけで、井上克美。
・車の描写はさっぱり分からない。だから雑感も述べられない。
・えー、「おまわりさん」って、漢字でこう書くの? ミスじゃないの? それともこれは井上の脳内変換という設定で、こうなってんの?
・前回の戸田に続き、井上も前科者ですか。
・一回目、二回目に続き、『冷血』を読まれた皆さんは感づいたよね?
・一回目~三回目にかけての主点はただ一つ、その人物からのみ。これが「言葉がない世界、言葉がない人間たちを、どうやって言葉で書くか」をなさろうとしている高村さんの一つのやり方かな。
(ここまで、2010-04-20 23:31:11)


★第四回 (「サンデー毎日」 2010年5月9・16日号)

・今日は第一回・第二回掲載された雑誌を買った書店で買う。5冊残ってた。
・会社近くの書店は、珍しくビニールカバーで封印されてるのですよ。見本誌もあることはあるのですが、誰かが買ったようで、なかったの。
・ついにご対面、戸田と井上。
・戸田が井上についてあれこれ思うのですが、「井上はバカだ」みたいな印象しか、読んでいて残らなかったわ(笑) あれだけ繰り返されたら、これはしゃあないわ。
・今更ですが、初回から会話文(「」が付いている)がまったくありませんね。しばらくはこういう文体でいくのだろうか、高村さん。
・中村ノリが大リーグ行くとか行かないとかで揉めたのは、この頃だったのか。
(ここまで、2010-04-27 21:41:28)


第五回~第十一回はこちら。


【追加修正版】 「新 冷血」 連載 雑感について。

2010-04-07 22:29:11 | 「新 冷血」 連載 雑感
「サンデー毎日」 で連載が始まりましたね。
朝刊の広告を見て、高村さんの写真入りで宣伝されていたのに軽い驚き。
きちんと読むのは就寝前に。

ここで、記事のタイトルについてですが・・・。
買う前にちらっと見ましたが、この分量では雑感を述べにくい。
ましてや、日本経済新聞で連載された 『新リア王』 でも、あんな少量ではとてもとても感想なんて・・・。

昨日まで「どうしようか」と試行錯誤してましたが、実物を見て決めました。

推測ですが、数号ごと、十数号ごとに、区切りのいいところがあるはずです。それごとに、雑感をまとめていきます。
そのため、更新は不定期になります。ご了承下さい。

更新がされてなくても、「毎号読んでいる」と思っていただいて構いません。ですからコメント欄で 「新 冷血」 の内容を語っていただいても大丈夫です。ねたばれOK!

それではいつになるのかまったく予測不能な一回目の更新まで、しばしこのカテゴリの更新は空きます。
(2010-04-06 23:53:38)


【追記】
・・・と思ってましたが、一晩経て前言撤回。やっぱり毎号ごとにやります(苦笑)
就寝前に読んでみたら、内容が濃く、いろいろと思うことあり(←まるで誰かさんの手紙だな~)
ページ数が少ないからと、ちょっと見くびってましたね。反省。

それに初読みの印象を大事にしたいという思いもあります。
他の方の雑感を読んで、影響を受けるのも避けたいという消極的な理由も・・・。

購読したその日に出来るかどうか、確約は出来ないのですが、次号が発売される前に記事にします。

ただ、毎号ごとに新しい記事を作るのも気がひけるので、このことについては数号ごとに一つの記事、と割り切ります。


週刊誌の購読というのは、生まれて初めてやることになります。
そういや大昔に、父親がエロ写真やエロ小説目当てに「週刊現代」「週刊ポスト」「アサヒ芸能」を長年購読してましたねー。私も盗み見てましたが(笑) 現在も残ってるのがすごいなあ・・・。

「週刊現代」に載っていた小説で好きなのがあったんです。内容はほぼ覚えてるのに、タイトルと作者が思い出せない。
かつて質問サイトに提示したのですが(苦笑)、回答がありませんでした。(一ヶ月の回答がないと、質問は削除される)

主人公は風見あるいは風間という名字の男、29歳。上司の秘書・恵子、高級クラブのママ、そこで働くホステスで、某政治家の愛人でもあるベルなどの女性たちと関係を結び、最後は課長代理に昇進する・・・という設定のお話でした。

はいそうです、サクセスストーリーの体裁をとった官能小説です。どなたかご存じありませんか?


(2010-04-07 22:29:11)