犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

犬旅 長野その1 あさま温泉へ

2016年09月23日 | 犬旅・おでかけ

前評判段階では、9月は残暑が厳しいというはなしだった
奥日光で避暑の味をしめたおかあさんは、

ようし、この際だ、残暑なんてやってられっか、行くぞどこかへ、涼を求めて~

なんていって張り切って次の宿【温泉アリ】を手配した
普段後片付けやらなんやらではおしりが重くて仕方がないのだが、こういうときだけは、動きが素早いのである



たまたま、またまた、忙しくなってしまい、出発当日ぎりぎり(当日AM11時帰宅)までお仕事していたお父さん
前回の奥日光よりもハードな日々だったし、今度の目的地は3~4時間かかるというわけで、今回はお母さんが運転を(本当に)担当することに

おまけに当日の早朝、思いっきり面倒くさい事があり、なんで今日!と憤りつつ対応していたら、あっという間に14時過ぎているじゃないか、こんちきしょう
待っていてくれた家族たちに、すまんすまん、と謝りながら、遅れに遅れて、急いで出発~!



埼玉では晴れていたのに、どんどん曇って、いつのまにか 雨 雨 雨
折からの台風連発で、気圧の関係もあってか、犬たち(特に老犬のほう)はあんまり元気ない
いつもはウハウハするオレコさえ、出発時間も遅かったし、雨降ってきたし、旅だ!という気分もそこまで盛り上がってないらしく、眠くて眠くて仕方ない、っていう様子

関越から行くつもりで『カーナビ・ゆう子さん』に道案内をおまかせ(おかあさんの方向センサーは天才的あまのじゃく)していたら、あらら、いつのまにか圏央道から中央道へ
遠回りじゃん!と鼻息荒く唸っていると、眠っていたお父さんが黙ってむっくりと起き、スマホでささっと調べ、あっちは混んでるからこっちにしたようだ、と、ゆう子をかばう

 ふーん、そう、ならいいけど

とかいいつつ、不承不承、本妻は諏訪湖に向かう
いや諏訪湖が最終目的地じゃないけど
それに、ゆう子も愛人じゃなくて備え付けのカーナビだけど



今回の旅は長野県
アツイのが苦手な犬たち(特にこんちゃん)の避暑と、オレコの川遊びが目的
川自慢の長野県へ行けば本格的な清流があっちこっちでせせらぎかましてる(まあなんて言葉づかい)
長野は仕事でもプライベートでもさんざん行っているので、犀川、梓川、千曲川と、本格派が手ぐすね引いてうねっているのもわかってる

いつも犬たちには寂しい思いや、がまんをさせているので、時折は、こういう犬孝行をしないといけない
でないと植木等がやってきて、楽しげにスーダラ節を歌いながら、天国に連れて行ってしまう(いやそんなことはない)




到着が18時を過ぎる場合は電話してください、とあったので、17時半ごろ連絡
ところが高速を降りたら、思いがげず早く着いて、18時ちょい過ぎ
雨はパラパラ降っていたけれど、まだ明るかった

宿は松本のあさま温泉『坂本の湯』さん
由緒ある立派な温泉宿なのだが、ご主人たちが犬好きで犬OK旅館にしたらしく、実に期待が持てる
ここいらで犬OKな宿は、そうそうないのだ



お部屋に案内してもらい、食事(お部屋でオッケー)まで時間があったので、まずは温泉に行くことにした(交代で)
犬たち、浸かれたのか、探検後すぐに寝てしまった

 なんていうか、肌にまとわりつくような、とろりとしたお湯だったよ

というので、期待していくと、野天湯へGO!の山田べに子さんなら「んーーー!熱め適温!」っていうだろうな、という温度で、なるほど、とろり、としている
湯花はそうでもなくて、照明が暗いこともあるけど透明で、香りもさほど強くない(最近硫黄の香りが好きなんだけど)
おまけに女湯はひとりきり、貸切状態で思わずドリフの鼻歌が出る

 いいゆだな あははん
 いいゆだな あははん

まったく、いい気なもんである

さあ、そんなこんなでまた始まった、2泊3日の長野の旅
避暑だの川遊びだの犬孝行などと抜かしているが、その実、もうひとつの目的は『#真田丸』なのであった

明日は天気次第だが、最終日は真田めぐりが目的だ

折しもドラマは、今週の日曜が『信之』で、来週は『昌幸』である

ならば安房守の菩提寺にお参りに行こうではないか

・・・というわけで次回に続く