カイツブリを観察し続けていると、いろんなことが見えてきて、考えることも多くあります。
6から7月にかけて子育てした一番このヒナは、一羽だけまだ池に残っています。多くはこの池から旅立っていくのですが。そしてもかなり大きくなりました。親鳥たちは8月から二番子の子育てを始めています。一番子ヒナはその様子を見ながら気にしているようですが、親鳥たちは子育てのために多くの餌を採ることに一生懸命で、一番子ヒナが近くに来ると、追い払う動きをします。
一番子ヒナは遠くへ逃げて行きます。それは今も続いています。
おもしろいこと、親鳥の中の一羽は少し寛容で、もう一羽はかなり激しく動きます。
見ていると、動きは激しいのですが、近くなった場合には子育てや自分の餌を確保するためのものらしく、追い出すまでしつくこというものではないようですが。
あまり大きくない池で、しっかり餌を確保することはなかなか難しいようです。自然の中で生きていく厳しさも感じる場面です。以前に椎の実は食べられるドングリですが、その木は自分の枝の下の範囲に落ちた実についてはそこでは発芽しないように土壌を変えてしまうのだという聞いたことがありますが、それを思い出しました。
そんななかで生きていく力をしっかりつけて、一番子も二番子も、そして親鳥も逞しく生きていってほしいと願うばかりです。
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