夏の鳥の中で「幸せの青い鳥」」とわたしたちが呼ぶオオルリが撮りたい鳥の一つだと書きましたが、冬鳥にも、そう呼ぶ鳥がいます。それは、ルリビタキです。これも♂タイプなのですが、わたしたちの地域では秋の紅葉の時期が過ぎたころに姿を見ることとなります。この鳥も、ぜひ撮りたいと思い、探す鳥です。
上のルリビタキは、数年前にいつも来る場所にきてくれたものです。下は、今年出会ったものです。色合いがずいぶん違い、上はほんとうに鮮やかな青でした。下は、まだ薄い青です。これは、歳がいくにつれて青が鮮やかなものになっていくと聞きました。上のルリビタキは、二、三年前から姿が見えなくなりましたが、代替わりしたのかなと思っています。下は、上とは違ったところで撮ったもので、今年初めて見たところです。かなり若い個体のようです。そして、桜の木に留まっていますが、この近くでオオルリを見つけて撮り、少し移動したところで見つけたルリビタキです。そのあと姿は見ませんでしたから、冬鳥が発つ直前にいて、夏鳥が来たところで、重なって見られたのでしょう。初めてのことでした。
秋の渡りの前に、オオルリやキビタキに出会いたいものです。
ほんとうに、秋のオオルリを見たいものですが、ヒナが孵って給餌の場面などが撮れたら最高なのですが。