花は、それぞれに美しさを感じることのできるものです。色も形もその有り様も、そう感じます。ですから写真に撮るとどんな撮り方をしてもきれいだなと思えるものが撮れます。しかしそれだけに、何に美しさを感じたのか、それはなぜなのかを見る人に追求したくなるものを作品として創るのは、難しいものだとも思います。
わたしの写真活動再開からの二十年のなかで、師と呼べる人は三人います。そのなかに「花を撮らせれば」と形容される方がおられるのですが、その方の真似をして撮ってみたことがあります。
やっぱり、技法だけでは無理なようです。なにを表現・追求するのかがはっきりしてから、どう撮るかの技法が決まってくるのです。そんなことがはっきりした試行でした。
しかし、それでも花を撮る面白さは感じることができました。これからも、少しずつチャレンジをしていきたいと思っています。
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