50歳の育児日記

うつ状態になり休職、復職
子供の誕生、Uターン・・
50代を目前に授かった子供の育児を中心に日々の暮らしを綴ります

今週のアエラから

2012年03月07日 | 休職の日々
また、AERAを読み始めました。


創刊したからずーっと読んでいましたが、うつの傾向が出てきたころから読めなくなってきました。
創刊当時の話題は、ソ連崩壊。「ゴルバチョフは勝てるか?」という特集号も買って興味深く読んだことを覚えています。


ただ、久しぶりに読んでビックリしたことがひとつだけ。
編集後記に「アエラは女性誌です」・・・って、いつから?最初から?
まあ、確かに最近はそんな記事も多いかなとは思ってはいましましたが・・・


今週発売の12.3.12号の面白かった記事

・橋下「やり過ぎ」の理由
・森永卓郎式イケメン税の真意


橋下「やり過ぎ」・・・は、世に出るきっかけとなった行列ができる法律相談所で同僚だった丸山弁護士の解説が判りやすかったですね。
突破力を武器に人気を集める橋下市長ですが、やりかたに危険なニオイを感じてしまします。でも、そうでもしないと世の中変わらないのか?と思うもどかしさも確かにあるのですが。
片山善博元鳥取県知事の言葉民主主義とは時間がかかる制度」
急速におかしな方向に行かないと良いのですが。

森永卓郎式・・・、突拍子もない非現実的な「イケメン税」ですが、背景にある社会分析には、脱帽しました。


コラムが面白い 週間アスキー

2012年03月07日 | 映画マンガ書籍、テレビに芸能も
週一の通院のお伴は、週間アスキーです。
週間だけあって、読み飛ばせる記事が多いので。早く知りたい記事は、もうネットで知ってるし。
気楽に眺めるにはもってこいの雑誌です。


でも、週間アスキーを読み続けるのは、じつはコラムが面白いからなんです。
さすが出版大手の会社、奥が深いというか、バラエティに富んでいるというか。

もちろん、社外の著名人や業界人もものがほとんどですが、面白いことを書いてくれる人を知っている、書いてくるモノを許容するという奥深さを感じます。


雑誌の質って、結局、雑誌の根底にどれだけ深い理想や思想があるかにかかっているように思います。
エロに徹する、ゴシップを追求するでもいいんです。
それが如実に表れるのが、コラムではないかと思います。新聞の社説も同じですよね。
何言ってんだって社説も多いけど、主張がはっきりしているものは、読み応えがあります。


ある大手新聞社の勧誘員の常套句
「(ライバル誌は)偏ってますよ、ウチはそういうことないから」

それじゃ、あんたの新聞には叩かれても屈しない確固たる信念はないんだな、と
それじゃ、テレビかネットのニュースをみていればイイ、と


今の時代、いろんな論調を簡単に見聞きして比べることができます。
メディアの皆さんには、是非自分の旗を明確にして、信念を貫いて欲しいですよね。
見聞きする側も、いろんな情報に接して、情報の質を確かめて取捨選択する能力が必要ですけどね。


ちなみに、2012 3/20号だと、
・仮想報道 27歳のフェイスブックCEOの「資本主義発見の物語」
・樋口真嗣の暮らしの手帖
・編集長が代筆の 今週のデジゴト

などが面白かったです。
どう面白いかは、買って読んでね~

電話が恐かった

2012年03月07日 | 休職する前
テレビで、自宅でくつろぎながら携帯電話を気にしている主人公にシーンを見ました。
悲しいような、辛いようななんとも言えない気持ちになりました。


携帯電話が鳴って、「どうした?」と相手に問いかけている自分を想像してしまったからです。


休職前、ひっきりなしに携帯電話や会社に電話ががかかってきました
客先や外注先、部下、上司から。
判断を仰ぐものから、トラブル、苦情、叱責、相談、愚痴などなど。


大半が電話してくるまでもないどうでも良いことか、怒られる、責められるものでした。
そういう電話を受けるのも仕事のうち、電話をしてこなくなるほうが事態が悪化するから、なんて思って嫌がらずに、「どうした(どうしましたか)?」と受けていました。


電話ってもどかしいんですよね。
相手の様子がすべてわからないし、相手もこちらの表情なんかを読み取れない。
弁解無用とばかりに一方的に責められれば落ち込むし、どうでもいいような電話に時間を取られてイライラもしてきます。




そのうちに電話がなるのが恐くなってきました。電話があるだけで、いつか鳴るんじゃないかとビクビクしてしまう。
でも、職責上、休日でも電話を切ることができず、たとえ切ったとしても、その間に電話がかかってくるんじゃないかと心配したり・・・


休職後、職場に私への電話禁止令が出たのか、ピタッと電話がこなくなりました。
月に1度くらいのペースで上司が様子を聞いてくる程度です。
突然私が会社からいなくなり、混乱しているはずなのに。
とても助かったし、ありがたたかったです。
それでも、電話が恐くなくなるまで、2,3ヶ月くらいかかりました


今は、ぜんぜん平気です。
もっとも、仕事に復帰しても大丈夫かどうか、やってみなきゃ判らないですけどね。

いい年して怒鳴られ続ける

2012年03月07日 | 休職する前
怒鳴り散らす人っていますよね。


相手を叱責するために
自分や相手を鼓舞するために
自分の力を誇示するために
感情をコントロールできないから
交渉のテクニックとして・・・



怒鳴り散らすって、すごいエネルギーが入ります。
怒鳴られるのは、こちらにミスがあるので期待と愛情を持って叱責していただけると思えば、ありがたいことです。
部下を鼓舞して緊張感を与え、会社を成功に導いたトップは、よくテレビや雑誌で紹介されますよね。


でも、怒鳴られるのもすごいエネルギーがいるんです。
客先の偉いさんや上司に、すごい剣幕で怒鳴り続ける人がいました。
短くて20分、長いと1時間以上も。


客先で、一緒に怒鳴られた後輩が、ひとこと。
「怒られながら、思うんですよ。オレももう40歳超えて、家に帰れば妻と子供がいるのっていうのに、何でこんなに怒られなきゃいけないんだって・・・」


まったくですね。
歳を重ねベテランと呼ばれるようになってくると、頭ごなしに怒鳴られ続けるのるのはツライものです。特に、怒鳴られる理由が良くわからない場合や、こちらの非の程度が小さい場合には・・・


休職する前には、客先や上司にさんざん怒られました。



だんだん、「がんばろう」とも「くそー、見返してやる!」どころか、「あー悪いことをした」とも思えなくなり、「なんでこんなに怒られるんだろう」と思考や感情が止まって行きました。


正直、私には恒常的に怒鳴散らす人が理解できません
大人同士なんだから、ミスはミスとして指摘して、原因や改善策を考えるほうが、よっぽど建設的なのにと、怒鳴られながら考えてしまいます。


心身とも健康なら愛のムチ、
相手がイヤな奴ならパワーハラスメント、
心身が弱っていると・・・


ヒトを救えるのはヒトしかいませんが、ヒトを壊すのも結局ヒトってことなんですかね。