かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

東京の茅葺き民家

2009年03月03日 | スケッチ、油絵、写真

  東久留米市柳窪の旧家の茅葺き家屋
 このブログで小平市ふるさと村の茅葺き家屋の屋根ふき替え作業を紹介した。
 それは古いものではあるが、市が管理保存するもので現役ではない。 
 日曜日に隣接する東久留米市で柳窪の旧集落の民家をたずね、ひな祭りを楽しむ企画があり参加した。 
 訪ねた旧家の一つ野村家(写真)は天保9年建築、安政年間に増改築、玄関は大正時代に造ったという。
170年~150年前の建物。
いまだ現役の茅葺き家屋はこの周辺では唯一とのこと。

 ご主人の説明では「囲炉裏で薪を焚くといったことがないので茅の屋根は腐りやすい。葺き替えは人手と材料がなく一気にはできない。 いまは毎年、新潟から職人に来てもらい補修している。一回、表の3分の1分やって、裏も同様にやって6年で一巡する。茅も新潟から持ってきてもらうが、人手と材料の確保のため、保存は大変」とのこと。 
 写真でも3分の2ほど色が違うのがわかる。
小平市ふるさと村の茅葺き家屋の場合、市だから一気にふき替えられたのだと保存の大変さが理解できた。

 
 柳窪は小平霊園の新青梅街道をはさんで反対側。
前にこのブログで紹介した黒目川の湧水があり、ケヤキなど屋敷林が多い。
写真のケヤキ街道はまえにスケッチした(11月のブログに掲載)。
が、また描きたいところ。

 

 この日の企画は旧家のひな祭りめぐり。

参加者は150人を超えた(午前、午後とあったので300人を超えたか)。
地元の環境NPOなどの世話人と野崎さんや奥住さんなどの案内で、春の半日を楽しんだ。
雛人形の古さとか良さとかはわからなかったがーー。  
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