翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

冬の色彩 (神宮東公園)

2024年02月13日 | 自然(公園含む)

 落葉樹は、寒波とともに吹いた強風でほとんど葉を落としています。数少ない色彩を探して公園散歩をしてみました。

 白梅は満開状態です。蜜を求めて来るメジロに出会うのが楽しみですが、今年はちょっとその機会が少ないようです。

 ピンクがかった花が大部分ですが、真っ白な花をつける木も少し混じっています。

 紅梅の方やっと蕾が膨らんできたところで、まだ咲いているとは言えません。探すと1輪2輪咲いている枝もあるという状態です。

 公園の北の端、日本庭園風のエリアに寄ってみました。

 菖蒲池の向こう岸のクロガネモチが、赤い実をつけたままでいます。

 近寄って見ると完熟状態で、いずれ鳥の餌になるはずですが、今シーズンは渡ってくる冬鳥の姿が少ないせいか、まだ実を残したままです。この実は噛むと苦くて、他の食べ物がなくなり最後に食べられるのだとか。苦いので丸呑みする鳥にしか食べられません。

 クロガネモチのそばには、タイワンフウがすっかり葉を落として寒そうに立っています。木に実が沢山残っています。足元にも落ちていますが、モジャモジャ・イガイガのよろい?に覆われているので、美味しくないのかいつ行っても残っています。

 冬景色の公園も探せば色々おもしろい物が目につきます。