会期は翌日からですが、内覧会の案内をいただいたので一足早く見てきました。名前は知っていますが、展覧会は初めてです。開会セレモニーの中でも名古屋では久しぶり(10数年前と30年位前に開催された由)の展覧会で今回の開催は大変意義あるものであることを強調されていました。
セレモニーの後は会場を見て廻りました。フランス留学中に画いたものが多く、また渡仏中に収集したであろうと思われる京都工芸繊維大学所蔵のアールヌーボーの作品が展示されていました。時間の都合もあったので、ざっと見るに留めましたが、今後開かれる講演会やガイドツアーに参加してじっくり見てみたいと思います。
(追記 12月2日)
「浅井忠の創作-絵画から工芸へ」と題した講演会が、美術館となりの会社の会議室でありましたので出かけました。
講師は、前川公秀氏(國學院大學 大学院客員教授)で、浅井忠出身地ゆかりの千葉県立美術館学芸課長、佐倉市立美術館館長を勤められた方で、浅井忠研究の第一人者といわれる方です。浅井忠の生涯と作品について詳しいお話を聴けました。
(追記 12月8日)
この日ガイドツアー(他所では、ギャラリートークと云ったりします)が有りましたので、好機と思い出かけて見ました。土曜日で良い日なのでたくさんの参加者があるものと、時間に遅れず(10時30分から)に15分ほど早めに行きましたが、わずか5名の参加者でした。なんだか解説してくれる学芸員さんに申し訳ない感じでした。
この日の解説者はこの展覧会を企画からされた学芸員さんで、作品を前にして詳しい話を聴け、1時間の予定を30分近くオーバーして熱心な説明をして下さいました。明治初期の日本の絵画事情も説明していただきとても参考になる内容でした。