秋恒例の美術展、院展へ行ってきました。名古屋での会場は毎回タイトルの美術館です。秋は大作が沢山で、1階上のホールも使っての大展覧会です。また、各地を巡回するので、会期は短かいのがこの展覧会です。そのせいか、いつ行ってもかなりの入場者で、大作が多いのにちょっと離れて全体を見ることが難しいのはちょっと残念です。上の階へは回らない人が多いのか、ゆっくり見ることができました。
パンフ表紙の作品は入り口にありましたが、何故かこれだけは数十センチ角の小さなものでした。
作品リストが提供されないので、見たい人のものを見落とさないよう作品カードを確認しながら見て行きました。概ね最初のほうの展示は著名な方の作品が多く並んでいたようで、見たい人のものは見落とししなかったはずです。
日本画というと花鳥画・山水画のイメージが先に立ちますが、現代的(身近なと言った方が合っているかも)な題材のものが多くなっている、というイメージを強く受けました。日本画と洋画の違いは題材ではなく、絵具の溶剤の違いだけ、という話も聴いた記憶がありますが、公募の作品の展覧会はまさしくそうなのでしょう。