翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

秋を探しに

2018年10月05日 | 自然(公園含む)

 暑かった今年の夏、10月になってやっとちょっと秋の気配がしてきたようです。秋は来ているか近所を散歩してみました。

 新堀川には秋らしいもの無し、そうだ公園へ行こうと歩道を公園へ向かいました。街路樹の根元にツマグロヒョウモンがヒラヒラ舞っていました。近づいても逃げる気配なし。少々アップしすぎの一枚です。羽の端が破れたりしているのを見かけますが、これはきれいな羽をしているようです。

 羽の裏側はどうなっているのか?しばらく眺めていましたが、なかなか裏側を見せてくれません。陽を通した状態なので本当の色合いではないと思いますが、どうやら模様は同じ、色は少々黄みがかっているようです。

 公園について「人工の川」に着くとポンプの調子は良い様で、滔々?とした流れにほっとしました。

 芝生広場はしばらく手入れをしてないようで、草茫々という感じです。この状態では保育園や幼稚園のお散歩で子供が来ても走りまわるのは無理です。野球サッカー禁止の立て札が何か空しいような感じです。まず、野球もサッカーもする人はいないでしょう。

 雑草刈りは11月かな?私の住む団地では雑草の手入れ、次回は11月と書いた便りが回っていました。刈った後に鳥たちが餌取りに集まってくるのが楽しみです。

 人工川終点の池には沢山のカルガモが来ていました。私と同じように散歩に来ていたどこかのおじさんがいました。今年も子連れのカモの情報はありませんでした。

 ショウブの池の傍に大きな酔芙蓉が3つあります。少し最盛期は過ぎたようですが、まだかなり咲いていました。

 白は今朝咲いたもの、赤は昨日咲いて、午後から一杯飲んで赤くなり、今日は二日酔い状態のものです。晩秋には切り株だけ残るまで刈り込まれますが、毎年この大きさまで成長する驚くような生命力を持った花(木?)だと思います。

 芝生広場へ戻ってくると、かなり大木だったと思わせる切り株がありました。台風で折れたりした被害がありましたのでこの株もその跡かと思われます。ちょっと驚いたのは、切り株の上に草の種が飛んできたものが小さな芽を出していました。切り株周辺は雑草が生えていませんので、最近まで木は立っており、周りは日陰だったことを思わせます。

 結局、あまり秋らしいものはありませんでしたが、真夏には無かったものが見られ、木々も少しだけ緑があせてきている様で、秋は近くまで来ているようでした。