翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

プランタン管弦楽団第13回定期演奏会 (愛知県芸術劇場コンサートホール)

2014年07月27日 | 音楽・映画(演劇含む)

 少々怪しげな空模様の下、家内と知人夫妻とともにタイトルのコンサートへ出かけました。幸い行き帰りとも降られることはありませんでした。風は昨日までよりは乾いており、日陰に入れば爽やかさも感じられました。

 プログラム他は下のパンフのとおりでした。指揮者の名前が少々読みにくいと思いますのでここに再掲、中村暢宏氏です。

 私にとっては、初めて聞くオーケストラです。HPで仕入れた事前知識では、名古屋の名門女子学園OG主体のオーケストラとして発足したとありましたので、ほとんど女性?と思っていましたが、1/3位は男性でした。歳はみんな若い!と云うのが第1印象でした。また珍し曲へ挑戦するところも、若さの所以かと思いました。ちょっと暑い中出かけた甲斐のあるコンサートでした。誘ってくれたT氏に感謝です。

 第2曲の「ぐるりよざ」(管弦楽版)はこの地区では名フィルについで2番目の演奏、アマチュアオーケストラでは初めてだそうです。吹奏楽では度々演奏されるらしいのですが、私は初めて聞く曲です。長崎の隠れキリシタンの間で歌われていた、グレゴリオ聖歌と民謡をミックスしたものが題材で、あまり宗教曲らしくなく、不思議な調べの中にちらちらと教会での祈りかなという響きが伝わってきました。珍しい曲に挑むのがこの若いメンバー達のオーケストラらしいところのようです。

 3番目のシベリウス、久しく聴いてなかったのですが、出だしを聞くとよく聴いた曲でほっと安心しました。終章では管楽器の響きが良く、気持ちよく聴き終えました。

 アンコールで演奏してくれた小品は、指揮者自ら曲名を紹介してくれたのですが、「グリーグの・・・・・舞曲」は分かったのですが、途中が聞き取れませんでした。帰ってからNetで検索してみると、作品35 ノルウェー舞曲 第2番のようです。ちょっと聞ける冒頭部分と頭の中に残っていたメロディーとリズムは合った気がします。(また何かで判ったら修正します。)