翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

松尾敏男展 (松坂屋美術館)

2018年12月12日 | 美術(その他展覧会含む)

 松尾画伯は院展の同人、平成24年の文化勲章受章者です。平成26年に亡くなられて初めての回顧展でしたが、この日は同氏の長女・松尾由佳さん(ピアノ)と次女・松尾麻里さん(フルート)によるトークとコンサートがあり多くの参加者がありました。長崎出身の画伯による長崎の夜景を画いた大作の前でのコンサートは良かったです。

  若い頃はちょっと冒険したような作品もありましたが、全体に落ち着いた色調の、これぞ日本画という作品ばかりでした。花を画いたものが有名ですが、鳥もお好きだったようで、鳥を題材にしたものもいくつかありました。

 絶筆となった「玄皎想」(2015年)は撮影許可がありましたので、撮らさせてもらいました。