翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

新堀川下流部散歩

2024年04月15日 | 雑文

 久し振りに新堀川へ行ってみました。もう冬鳥たちは居なくなってるかなと思いましたが、ひょっとすると何かいるかもと期待しながら行きましたが、やっぱりもう居ませんでした。

 僅かに見かけたのはこの2種類だけ。ムクドリとマガモのペアでした。今年は早く帰ったようです。

 さて帰ろかなと思いましたが、今日はもう少し下流まで行ってみようと思い直しました。いつも沢山のカモたちを見るあたりまで来ました。振り返ると工事中の橋の向こうに名鉄電車が通過していくのが見えました。橋の工事は何処まで進んだかは帰りに見ることにしてもう少し先まで行くことにしました。

 国道1号線がJR東海道線を跨ぐ橋の修復工事はどうなったか気になっていたので、その現場まで行ってみました。残念ながら橋の工事は、国道の北側。橋の下に虎柵がしっかり遮断しており警備員さんも目を光らせていてのぞけませんでした。いつか反対側から覗いてみようと思います。

 上が国道、下が東海道線、そして上の写真を撮るために立っている地面の下には地下鉄名城線が走っているはずです。とても複雑な工事で、国道の北側に1車線の仮道路橋を作り1車線分ずつ迂回させながら掛替えをしていくようです。南側地面の下には地下鉄があるので仮道路橋は北側だけにせざるを得ないのでしょう。あと数年?時間も掛かるわけです。工事内容は前に見た看板から想像しています。

 こんなことを想像していたら、踏切のチンチンが鳴って遮断機が降り、電車が通過していきました。上下合わせると数分に1回は通過して行くようです。

 日本の大動脈?の工事現場を見た後、川へ戻りました。旧東海道が通っていたあたりから、下流を見ました。精神川を改修して作った新堀川ですから護岸は上流部とさして変わりません。このあたりは川縁りを歩けませんので、旧東海道の説明看板がある辻へ出ました。

 旧東海道に出ました。昔の面影は道が真っ直ぐでは無く左右にカーブしながら通っている様です。左奥の「宮」方から来て画面右へ曲がります。川を渡るあたりは今の1号線になっていて面影は残っていないですが、少し東へ行くと「鳴海」へ行く旧道があるようです。

 旧東海道の回り角から、南へ行くとまた川へ出ます。道路橋に沿って水道橋らしき橋がありました。川の先に知多方面につながっている内田橋が望めます。

 宮の宿まで行くのはちょっと遠いので、本日はここで終了にして戻ることにしました。

 文斉橋の工事現場の現況です。ちょっと前までは全面カバーで覆われていましたが、もう雨に当たっても良い状態になったのか、新しい橋の本体がむき出しになっていました。CLの印があるあたりが橋の中心でしょうか。下全面に落下防止のネットが張ってありました。前より幅が広くなった様子はありません。元々水処理場への出入口の橋と云うことだったはずで、一般車両の通行まで考えられた改修では無いようです。

 工事中の橋の上流側、名鉄本線の橋を電車が通り過ぎていきました。

 文斉橋の工事は、令和8年までとしてありましたので、まだかなり掛かります。下流の鳥見の為に早い完工を待っています。