毎年恒例の「春の院展」を、松坂屋美術館へ見に行って来ました。
今回も写真OKでしたので、自分の記憶に残しておきたい作品を、スマホで撮らせていただきました。(傾き、額のカット等の修正をスマホの機能でしております。照明の写り込み等は無理なのでそのままです。説明は、作品名・作者・私の印象 の順です。)
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(1)夜桜 松村公嗣 かがり火の夜桜はちょっと幽玄な感じがします。
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(2)鶴舞う 下田義寛 太陽と丹頂が画かれていますので、日本を象徴するポスターにそのまま使えそうです。
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(3)運河 田淵俊夫 ヨーロッパの街の中を流れる運河の様です。
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(4)彩日和 手塚雄二 鳥の名前は分かりませんが、木の実が色づいていますし葉も紅葉しているようなので秋口に見られる鳥だと思います。
(5)想 河本真理 カルガモ親子が可愛く画かれていました。茂みの中に朝顔が咲いていますので、初夏でしょうか。
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(6)Antinomie 玉井伸弥 カラスとサギ科の鳥の様ですが、図鑑では分かりませんでした。題名は、反対向きというような意味だと思います。
(7)黄金色 中神敬子 ニワトリの親子のようです。手前は中ヒナ?でしょうか。最近熱田神宮境内でこんな真っ黒なニワトリがいます。
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(8)ガフの部屋 大矢亮 スズメが沢山(20羽以上)画かれています。イタリアか何処かヨーロッパの古民家?の雰囲気です。
(9)射る 岸本浩希 初め何が画いてあるか分かりませんでしたが、よく見るとカワセミが水中で魚を捕った瞬間です。カワセミはよく画かれますが、水中でしかも餌を採った瞬間を画かれた作品は初めてです。写真ではよく題材になりますが。
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(10)Jasper 齋藤晴香 帰宅してからJasperの意味を調べてみましたが、碧玉という色が混ざった宝石のことのようで、この鳥(インコと思われます)にその宝石のような印象を感じた事から付けた題名ではないかと思います。
(11)垣にはふ 手塚華 ちょっと凝った垣根にぴったり這うように延びたツタのような植物のようです。最近似たようなシーンを新堀川で見ました。川筋のコンクリート堤で、こんな風雅な景色ではありませんでしたが。
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(12)霜降の頃 川地ふじ子 日本画の題材としては面白いと思いました。
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(13)寒禽図 井上厚 古木か岩棚の上でオオタカと思われる猛禽が獲物を捕らえて食べている所で、下にはむしった羽が落ちています。オオタカが今まさに餌を食べようとしているシーンを画いたものは初めて見ました。(14)は上の方のアップです。
今回も鳥を題材にしたものが多く出品されており、何となく探鳥に行った気分で帰ってきました。