今年度、4年生の総合的な学習の時間では、防災をテーマに学習を行っています。
27日(火)には、学習の一環として、川北周辺でも地震が起こった痕跡がわかる地層が見られるということで、見学に行きました。
今回は、地層の専門家である北海道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所の方に講師としておいでいただきました。
まずは、教室で、胆振東武地震のような地滑りが川北でも起こるのかということから説明していただきました。
川北は火山灰でできている土地であること、地滑りも十分に起こる可能性があること、その証拠が川北の近くに残っていることを教えて頂きました。
知っているようで知らない自分たちの故郷川北についてのお話に、子ども達も興味津々でした。
教室から飛び出し、地震の痕跡の残る場所の見学へ。
色の違いでどのようにできたのかはっきりわかります。
地層のズレがはっきりと見えます。地滑りの痕跡だそうです。
それぞれの土を実際に掘ってみて、土の質の違いを感じ取ります。
ここの地層のでき方について、図を見ながら説明してもらいました。
地震で地層がずれ、そこが崩れて地滑りが起こった痕跡が見られるそうです。
学校に戻ってから、振り返りの学習をしました。
振り返りでは、いつ起こるかわからない地震や地滑りに対し、日頃から備えておくことの大切さについて、再確認しました。
普段は絶対にできない学習だったので、子ども達もワクワクした気持ちで学習することができたようです。
今後は、今日の学びを生かしながら、防災について理解を深めていきます。