聴き逃しラジオの文学の世界で、宮沢賢治さんの「永訣の朝」を聞いた。
あまりにも広く深く不思議な宮沢賢治の世界は、
「自分の賢治さん」を持っていたらいいのだと思う。
「あめゆじゅ とてちて けんじゃ」
この印象的な言葉
けんじゃは、賢治にいさん、という少し甘えた言葉だった。
あめゆじゅは、雪にお砂糖をかけたもの、だった。
いままでなんとなく、音の響きから、そんな意味を想像していましたが、
教授のお墨付きとなると、なんだかうれしい。
多くの人が惹きつけられる賢治の書くものがたり。
なんども、なんども、よみかえすたびに、あたらしく みつけるものがある。
藤城清治さんの描く、賢治さんの絵本が、好きです。
銀河鉄道の夜 (無料画像からお借りしました)
この銀河鉄道の夜のジョバンニとカムパネルラも、
親友の保坂嘉内と宮沢賢治に違いないと、腑に落ちました。
菅原千恵子さんの著書『宮沢賢治の青春』が、もっと評価されたらと願います。