学校給食で米飯を出す目標回数について、文部科学省は、24年前に定めた「週3回程度」から「週3回以上」と改める通知を各都道府県に出した。同省の有識者会議は当初、報告書で「週4回程度」と明記する方向だったが、「給食費が上がる」という意見やパン業界の反対を受け、表現を抑えた。
3月31日に提出された有識者会議の報告は「週3回未満の実施校については週3回程度、週3回以上の実施校については週4回程度など新たな目標を設定することを促すなど、国としては週3回以上を目標として設定することが適切」という回りくどいもの。これに沿って、通知にも「週4回程度など新たな目標を設定する」と盛り込まれた。
従来の「週3回程度」という目標が決められたのは85年で、当時の米飯給食の全国平均は週1.9回だった。その後は右肩上がりに増え、07年度の全国平均で週3回が達成された。文科省は、給食の地場産物の比率を高めるためにさらに増やせないかと考え、有識者会議でも、農協関係の委員は「週4に」「いや週5に」と主張した。
しかし、米飯給食がさほど多くない自治体やパン業界の委員からは「自治体の設備費負担が増え、子どもの給食費が上がる」「給食の安定供給を支えてきたパン食をさらに削るのか」「立ちゆかなくなるパン業者も出る」と「週4回」への反対論が続出。結局、玉虫色の報告書になった。
私は粗食のすすめの幕内秀夫さんを神と崇める人間だが(笑)
粗食の観点からも、食アレっ子を持つ親の観点から言っても
米飯給食は万々歳。
やはり子供には「米」を食べさせないと。
そして米飯に伴ったおかずが理想的。
だけど、これだけ多国籍料理が蔓延して
おかげで子供たちはまさにカタカナメニューが大好きなのは
残念なことだけど、もう致し方ないことかと思う。
そういったものを一切給食から排除してしまうのは
やはりもう今の時代無理なのかなと思うし、子供たちにとっても
多少かわいそうかな(幕内さんごめんなさい)とも思う。
出来れば米飯100%になって欲しいと思うのは山々なのよん、幕内さん(笑)
だけど、私の個人的見解なのだけど
米飯に味噌汁、切干大根の煮物、焼き魚、なんてメニューの日と
油こてこてのパンにマーガリンをたっぷりつけて、シチュー、鳥のから揚げ
なんてメニューの日の午後からの授業の子供たちの集中力や疲れ方?
絶対に違うような気がする。
ここのところ米粉パンなどというものの登場で
もてはやされているけれど
結局は「パン」
パンにキンピラはつかないし、焼き魚もつかない。
確かに自給率は上がるのかもしれないが
「子供たちにもっと米を食べさせよう」というのと
意味が全く違う。
米粉パンと言っても、もちろんアレルギーの子は食べられないしね。
飯粒を食わせんと~~~(笑)