かずっぺ♪のつぶやきブログ

生きてるだけで丸儲け♬

生きづらい

2009-06-22 19:38:19 | つぶやき
変な言い方かもしれないけれど

私はどちらかと言うと厳しい家(母)に育てられたと思っている。


お正月にはきちんと皆で着物を着て、元旦おせち料理を家族で囲み

父親からの言葉を頂き、おとそを飲んで、といった風景だった。

夜も寝る時間になると両親の前で手をついて

「お父さんお母さんおやすみなさい」と言って布団に入った。

小学校低学年の時に、お友達の家に行った時

脱いだ服をきちんと畳んで部屋の隅に置いてということをしたら

友達のお母さんにえらく驚かれたという覚えがあったり

とにかく母には常に

「お父さんの顔にドロを塗るようなことはしないで」と言われた。

社会人になっても、たまたま接客業だったのもあり

みえるお客さんお客さんに

「あぁ~~、OOさんのお嬢さん」と言われ

今思うと常にどこで誰に見られているかわからないといった

緊張感の中で生きていたような気がする。

結婚したらしたで

小さい頃から父親が箸をつける前に自分が箸をつけることは許されなかったし、

どこにも出かけないからといって化粧もしないで1日いることは許されなかった。

いただきものがあれば許可を得るまで封を開けられなかったし

どんな些細なことでも旦那にお伺いを立てろと言われた。

(まあもっともと言えばもっともなのだけど。。。)




そのせいかわからないけど

気付いたら常に自分のやってることに自信がなく

今ので大丈夫だったのたのだろうか、失礼はなかっただろうか、などと

人の目や気持ちが気になって仕方がない。

もちろん厳しく育ててもらったお陰で今となってありがたいと思う事もある。



「インナーマザー」と言った言葉があることを最近知った。

心の中の母がいつもでも常に存在して

思うように生きられない、生きづらいといったものである。

何をしようとしても母の声が聞こえる。



「私の言う事さえ聞いていれば何も間違うことはない」と言われて育った。

母のようにはなりたくないな、となんとなく思ってたいたけど

気付いたら結局同じことをしている自分に気付いてハッとさせられた。



友達のような親子関係はいい悪いとあれこれ言われているけれど、

自分の親に心を開いて悩みを相談したり、愚痴を言ったり、不安な思いを話したりといったことが出来ない関係は寂しいこと。



この間、久しぶりに会った友達にこんなことを言われた。

「親はバカでいいんだよ」

子供のためだったら親はバカになっていいんだよ、といったこと。


まぁ、それが一歩間違えるとモンスターなんたらとかマザコンといったことに

なってくるのだろうけど。



手綱を締めすぎても緩めすぎてもダメなのと同じで難しい子育て。

気付くのが遅かったけれど、

子供たちには私のような生きづらさを覚えて欲しくないと心から願うし

すでに感じてしまっていたのなら、少しづつでもリセットしてあげたいと思う。

コメント (4)
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