一型でも適当に糖質制限。

主婦の平凡な糖質オフの日々

コメントありがとうございます

2017年03月01日 | 日記
こんなコメントをいただきました。



《糖質制限がいいとか、普通に食べたほうがいいとかいろいろ言われますが、人それぞれで会う方法が一番じゃないですかね?(^-^)》


そうだと思います。

私も折に触れて書いてるつもりです
が、糖質制限は全ての人に有用ではないと理解しているつもりです。



《ちなみに、糖質制限するとケトンが増えるのはみなさんご存知かと。》


もちろんです。

皆さんがご存知ないと思って書いたのではありません。

ケトン問題が一型の糖質制限開始のネックになるであろうから、敢えて掲げました。


《普段はいいんです。2型の人と違うのは、シックディになったとき、自己分泌がほとんどない1型は、そのケトン体から一気に血液が酸性に傾いてケトアシドーシスになって救急搬送になる可能性が高いことは意識しておかないといけないと思います。》



これも、そうだと思います。

シックデイで一気にケトアシドーシスに傾く危険性。

嘔吐や下痢、発熱等で身体が脱水を起こしてしまい、
例え基礎インスリンを打っていても、身体は急速に酸性に傾き、
僅か半日足らずでもケトアシドーシスになる危険性。

ですが、それは普通に糖質を食べている人も起こりうる一型の症状だと思います。

糖質制限でケトンが出ているからではないと思います。


《1型でも自己分泌があるうちは糖質制限でもやっていけると思いますよ~。》


そしたらば、自己分泌がなかったら糖質制限はやってはいけないのでしょうか。

私はそうは考えません。
勿論、膵炎や重い腎機能障害、肝機能障害の方は出来ないと思います。

そして、糖質制限をしたくない人も、無理にする必要もないと思います。

でも、始めてみたい。
と思っている一型さんも私のようにいるかもしれません。

でも、あなたは完全に自己分泌がないから無理ですよってことにもならないと思います。

結局、やりたくない人はやらなければ良いですし、
始めたい人は万全の準備を経て始めたら良いのだと思います。


私はまだ、未熟です。

このブログを書くことで、もしかしたらば不愉快な思いを与えるかもしれません。

ですが、そんなことを思っていたらば何にも書けないと思いますので、
そのままで行く気マンマンです。

ただ、時折、いや度々!

独りよがりな駄文が出てくることでしょう。

そんな時はどんどん突っ込んでくださりませ。

反省しつつ、勉強しつつ、改善し、

そして絶対に譲れない部分は譲りません。

なーむー。

一型が糖質制限するには

2017年03月01日 | 日記
一型が糖質制限するには結構、ハードルが高い。


①まず、主治医である糖尿専門医が糖質制限を反対する。

(日本糖尿病協会が認めていないわけだから当たり前と云えば当たり前かもしれません。)


②ケトンがでる心配。

(ケトンについては様々な医療情報が流れていますが、
一型が発症する、絶対的にインスリンが足りなくて起こる糖尿病性ケトアシドーシスを目指すのではなく、
基礎インスリンを打った上での生理的ケトーシスを目指しているのでケトンが出ても恐くありません。
むしろ、歓迎)


③インスリンの単位量が見あわないと重篤な低血糖を起こす可能性。

(これは一番大事!間違えると命の危険性あり)


④主治医を始め、多方面から一型は生活習慣病ではないから『普通に食べて良いんだよ』
と、甘い言葉が降ってくる。

(な、わきゃない。一型こそ、1グラムの糖質摂取の血糖上がり幅が大きい。
単純に考えても一型の方が糖質制限の必要性は高い)


細かく出すと、きりがないですが、
一型が糖質制限をするには、覚悟と強い意思と
インスリン注射量の把握
(自分が糖質1グラムで何れくらい上がり、
1単位で何れくらいさがるかきっちり理解する)


それさえ、解れば始めることは恐くないです。

もちろん、主治医が一番に応援してくれれば最高ですが、殆どの総合病院はだめですもんね…。


健康な方がダイエット目的でやる糖質制限は薬との兼ね合いがないためにハードルが低いけれど、

私たちはしっかりとした準備体制が必要です。


けれど、やる価値はあります。

血糖値だけではなく、肝機能や中性脂肪は改善しますし、

少しずつですが、インスリン注射で増えてしまった体重も元に戻っていきます。

開始こそ難しいですが、理解して始めれば結果には驚きの連続です。(*´ー`*)


食前に8単位打っていた私が、1~2単位で済むようになったのです。


基礎インスリンは絶対に必要な一型でも
食前の単位を減らすことで、
注射のストレスは下がります。
例え打つ回数は変わらなくとも感動は大きい。



そして、センサーが一定量は保険適応なわけですから、毎日、目に見えて数値の把握が出来ます。
これで、やる気も上がります。



あとは、自分の意思のみなんです。


もちろん、糖質制限は万能食ではないです。
全ての人には当てはまらない。


でも、hba1cが7以上だったり、重篤な低血糖で悩んでいましたら、

万全な下準備を経て、例えば5日間でも試してみてはいかがでしょう。
(勿論、試しでも注射単位は勇気をもって下げなければなりません。)


数値の悪化に悩んで、低血糖に苦しんでいる方が
私のように救われることを願っています。