連休二日目は友人の由圭さんとマダムを乗せ
福島県西会津にある
西会津国際芸術村へ
http://nishiaizu-artvillage.com/
廃校を利用してアートコミュニティーを作ろうといういう試みのようで、
我が長男がお世話になっていることでの縁で
訪ねてみました。
ランドスケープアーキテクト(環境を含めた広い意味の空間デザイナー?)
の矢部さんがアテンドしてくださり
とても楽しい時間が過ごせました。
この素晴らしいポスターも矢部さんのレイアウトだそうで、素敵な仕事ぶりですね。
廃校の内部の木のパワーは圧巻です!
多分、天日乾燥している木材でしょうから
乾燥していても木の中の酵素が生きているのでしょう
食べたくなるような、ある種何かの出汁とも思えるような
鰹節的とは違いますが、なんか長時間熟成したような香りが素晴らしく
しゃぶりつきたくなるような感じです
フローリングの木の節が抜けた部分を鉄板で補修した後
生徒が歩くことで綺麗にくぼんだのでしょうか。。。
これ自体がアート作品です!。
ここは国内外のアーティストの卵達が滞在して
去ってゆくときに作品を残してゆく約束事があり
彼らの展示が廊下を飾っております。
この作品は
リトアニアの作家ケスチュティス・ラナウスカスさんの作品「路上に」
写真ではわかりにくいですが、
素晴らしく力のある作品でした。
山奥なのでこんな戦闘機みたいな蛾がいたりして。。。
これは珍しいのでアテンドの矢部さんを含め全員シャッターを切りました!
エグリ・ミチケヴィチュウテさんの「緑の温泉」
とにかくここ西会津は昔から、石器時代頃から、、そのくらい古くから
人が住んでいて
それは他と比べ土壌に栄養がかなり多い土地だからだそうです。
生体エネルギーがヨーロッパの様に高いのでしょう!
続いては会津の歴史ある漆器店へ
会津で最初の西洋建築
今年で築101年
白木屋漆器店の概観
内装も素晴らしい
こんな床もツボです!
それぞれの扉も味があるね。
漆器も素晴らしく何点か購入させていただきましたが
古い建物は何とも良いものですね
そして今日のメイン
震災後は初めてだから何年振りだろう。。。
諸橋近代美術館
サルバドール・ダリを収蔵する世界三大美術館のうちの一つですね。
館内に入る前に、、、この環境、場の空気にに打ちのめされます
素晴らしい空気感、気の流れ!
ダリは実はあまり好みではないのですが、
作品一つ一つがわかる様な気がして
また来たくなってしまう不思議な美術館です。
来るたびに人間という生き物の性や商売、愛などについて
広く再発見させられてしまうので
帰るころには、
また来ようと思ってしまう、素晴らしいつかみがある施設です。
閉館ギリギリまで鑑賞し
夏の美しい空に歓声を上げ
たっぷりの余韻を引きづりながら一路仙台へ
最後の締めに太龍で美味しい中華をたらふく食べて
杏仁豆腐でおしまい!
久しぶりに濃厚な休日でした。
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