木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
0947-62-3277
焚き火と外飯

ほめ上手?

2011-05-30 18:32:25 | Weblog
さっきメールを見た。
「ブログ拝見しました、貰うの上手ですね、
すばらしいです、またメールさせていただきます」
何、これっ?ほめてるの?日本語可笑しいでしょう。
頭にきた、オイラは催促してもらっているのではないぞzzzz~!
でも、反発すると大人気ないし、その人と同じレベルになるし、、、。
で、深呼吸四回して、冷静になってお返事を送った。
「沢山もらえる、コツをあなたにだけ教えましょう、
貰う前にまず、あげることです、気持ちでもいいし、
モノでもいいし、肉体労働でもいいし、アドバイスでもいいし、
とにかく先にあげまくりましょう、すると、どんどんもらえます、
たいしたものでなくても良いのです、早い者勝ちです」
はたして、この人は喜んでくれたでしょうか?

午前中で田植えが半分終わった。(早稲)
来月の十日過ぎ残り半分を植える。
田植えが終わると、何故かホッとするんだ。
明日から草刈に励もう。

晴れたり曇ったり。
半好日。

「雨の訪問者がもたらしたもの」

2011-05-29 18:08:42 | Weblog

三日続きの雨、さすがに鬱陶しい。
台風の影響で風もあり、横殴りの雨だ。
普段は雨漏りのしない我が館も数箇所でポトポト。
アルミの大きなバットを雨受けに、大活躍だ。
だが、吹き抜けの高い天井から落ちてくる水滴は、
加速され、アルミのバットに大きな音を立て響く。
リズミカルなその音は聞くまいと思うのだが何故か耳を刺す。
後輩から電話「今日開いとう」土砂降りなので確認の電話だ。
まもなく、彼は一枚のレコードを持ってきた。
HEJEN・REDDYのアルバムだ。
A面の二曲目のBLUEBIRDが聴きたいと自分でかける。
「フムムム、、、」いいなぁ、なかなかいい。
こんな三日続きで鬱陶しい雨の日には最高だ。
コーヒーを飲んで帰り際「そのレコード置いて帰れ」
「ウン、カンちゃんにやろうと思って持ってきたんよ」
「、、、、、、、、そうか、サンキュウ」涙が出そう。
古道具屋で見つけてすぐにオイラにやろうと思ったらしい。

他のお客さんもいないのでヴォリュームを上げて聴く。
雨音も雨だれも気にならない、気分上場、飲みたい気分。
ビールを飲もうかと思った時、車があがってきた。
常連の超繁盛の大型うどん店の社長だ。
手招きするので車に行くと後ろを指差す。
後部座席にはでかいステンレスの寸胴鍋が乗っている。
「どうしたんですか」「やる、降ろしない」
ヤッホーッ、欲しかったんだ、最高~!
オイラは忘れていたが、でかい寸胴を欲しいと話したらしい。
自宅の倉庫に何かを探しにいって、目にとまったからと言う。
直径53センチ、高さ51センチ、細い女性ならお風呂になりそうだ。
ツイてる、ツイてる、これは運気上昇の兆しだろう。
あまり嬉しくて、うどん屋の社長に断ってビールを飲む。
「美味そうに飲むなぁ~、もう一本飲みない、おごるばい」
「はい、喜んで~」と素直によばれる。
社長は寸胴鍋をくれて、ビールとコーヒー代を払って帰った。

オイラの周りはいい人ばかりだ。「ウルウル」
ビールのおかげで、よい気分でまどろんでいると電話が。
「居るかい」「居るばい」言うなりガチャと電話が切れた。
まもなく遠い親戚のおばさんがやってきた。
うどん屋の社長と同じく車から手招きする。
このおばさん母の従兄弟の嫁さん。
車を覗くとダンボールに入れた、花や野菜の苗がいっぱい。
「全部やるき、植えない」「全部かい」「そうたい」「ウン」
おばさんは車から降りもせず帰っていった。
これは嬉しいやら困ったやら、多すぎる。
「まぁ、いいかぁ、感謝、感謝だねぇ~」

今日は酒を空けようと思っていたのだが、撤回。
明日は早朝から三日遅れの田植えだ。
雨が上がってくれるのを祈ろう。
それと、飲みすぎに注意だね。
田植えが辛くなる(笑)

雨だが好日

寸胴鍋はビールのケースと比較すると大きさがわかる。

友情に感謝! 二題

2011-05-27 18:15:51 | Weblog
昨日の日記より

昨日、田んぼの代掻きをした。
丁度イベントが三日間あったので。
遅れている田植えの準備に大忙しだ。

東京にオイラより、お金の流れの悪い友がいる。
オイラは家賃も要らないし、米や野菜も山菜もある。
冷凍庫には鹿や猪の肉がまだ60kgもあるのに。
その東京の友人が薄口醤油を送ってくれた。
送料で二食は食えたであろうにと心配している。
ありがたい、本当にありがたい。
きっとオイラが喜んで使ってくれるだろうと思ったのであろう。
オイラが上手に活用してくれるだろうと思ったに違いない。
その、薄口醤油は富山県中新川群上市町でつくられているもので。
色も薄く、上品な麹の香りがする。
手にとって舐めてみる、しょっぱくない、甘みがある。
長年、料理をやっていていろんな薄口を使ったがはじめての味だ。
ラベルに「おでんや煮物に最適」とあるがまずは、非加熱で味わう。
キャベツを半個、荒めの千切りにする。
塩水に浸け、少ししおれてから、水にさらし塩気を抜く。
それをよく絞って薄口醤油を少量入れ、もみ込む。
美味い、甘い、キャベツの甘みも引き出している。
薄口醤油特有の舌を刺すようなあの感じがない。
なるほど~。これは加熱用に使うのはもったいないぞ。
あえて使うなら卵豆腐か吸い物くらいだろうなぁ。
調子に乗ってレタスもやってみる、美味い。
レタスはサッとお湯をくぐらせ冷水にとる。
水気をふき取り、薄口パラパラ、軽くモミモミ。
明日はキュウリと大根とニンジンのナマスにしよう。
それから卵豆腐も久々に流してみるかなぁ。
大切に大切に使いきらせてもらいますよ~!
そうそう、その薄口醤油は霊水仕込みなのだ。
名前は「あなん谷(たん)」、穴の谷霊場承認済みと書いてある。
お礼に米と冷麦と梅干を送った。
量的には勝っているが、内容では負けだ。
まぁ、勝ち負けは関係ない、感謝、感謝だねぇ~!
それと、もう一つ名古屋の友人からも送り物が来た。
彼女は、唯我独尊的変な野菜つくりをやっている(オイラ感)
送ってきたのは「ムクナ」というインド原産の豆の種だ。
早速、蒔いた、早く芽が出てほしい。
ド田舎暮らしで農業は詳しいがムクナの名ははじめて。
早速、検索してみると、なんと、ナント、元気の元ではないか。
インドのアーユルベーダ(合ってる?)にも使われているそうだ。
元気が有り余っているオイラが食べるとどうなるの?
眠っていた○○○症が勃発するのでは(笑)
それはともかく、この豆、別名を「八升豆」ともいい。
一本で八升も収穫できるそうだ、楽しみである。
この豆の発芽をオイラより待っている友達がいる。
そいつは糖尿で色気はあるが、せがれの元気がない。
なんでもムクナのサプリを飲んだことがあるらしい。
なにはともあれ、元気が一番だね。
名古屋に向かって感謝、感謝です。

雨風が強いけど脳天気(ノー天気)のオイラには無関係なし。
昨日も今日も好日だぃ。




アレッ!違うの~!

2011-05-18 18:04:09 | Weblog
先日のタヌキの赤ちゃんの話の続き。

夕方来たお客さんが可愛いアライグマですね」と言う。
「これはタヌキですよ」とオイラ。
「いえ、これは間違いなくアライグマです、隣の家で飼っていました。
「エッ!ほんとう?」
「はい、尻尾に縞があるし、手の形が違います」

「へ~そうなんだ」
ほら、ほら、金網を上るでしょう」



「、、、、、、、、、」→オイラ。
昼に見に来た友人親子と電話。
「カンちゃん、あれアライグマだよ」
「そうみたい、、」
「名前どうするの?」
「面倒だからそのままでいいよ」

タヌキといって持ってきた先輩に電話をする。
「あれ、タヌキとちがうやん」
「へへへ、、やっぱりバレたか」
今回は先輩の「タヌキ」という言葉にすっかり洗脳されていた。
「でも、まぁいいかぁ~」
四匹も要らないので欲しい人あげるよ」
どうやら、オスメス二匹ずつのようだ。


『タヌキの赤ちゃんと財布』

2011-05-17 09:46:35 | Weblog

数日前、素敵なご婦人から誕生祝にと財布をいただいた。
オイラのブログを見て誕生日を知ったらしい.

財布の袋のチャックがいかれて、買い替えを検討していたのだ。
まさに絶妙のタイミングだ、これはオイラが引き寄せたのだろう。
きっとそうに違いない、オイラの引き寄せの法則も現実的になった。
そして、昨日。
中学校の先輩がやってきた
(元やくざ、服役三回トータル十一年、今はボランティア三昧)
「カンちゃん、これこうてくれ(これ飼ってくれ)」
「なんね、猪やら嫌ばい」(以前猪の子を持ってきた)
「タヌキたい」「タヌキやらいらんばい」
「まぁ、見てみらんか、えーらしいぞ(かわいいぞ)」
「タヌキがえーらしいかねぇ」と箱を開けて見る。
掌に乗りそうな子タヌキが四匹モゾモゾしている。
触っても嫌がらない、手のひらに乗る大きさだ。
「どうか」「えーらしいねぇ、こうてみようか」
「ほーらみてみろ」
かくして風の杜の住人が増えることになった。
大人になったら、山に放してやろう。
これは食用ではないので名前をつけねば、。
タ行からタを抜いて、「チー」「ツー」「テー」「トー」に決定。
我ながら素晴らしい命名だと悦に入る。
が、四匹とも同じ顔で大きさもほぼ同じだ。
明日、百円均一で首輪を買って名札をつけよう。
触っているとあ、だんだん慣れてきた。
オイラを親か爺さまと思っているようだ。
「オイラはそんなに垂れ目じゃねえぞ~!」
(タヌキは垂れ目ではなく目のまわりの模様でそう見える)
もう少し色が赤ければレッサーパンダなんだがなぁ、、。
芸を仕込んで客寄せタヌキにするのもいいなぁ。
愛情をいっぱい注げば恩返しも期待できそうだしなぁ。
こりゃぁ、しばらくは楽しめそうだ。
「ウフフフだねぇ」
財布→狸四匹→次は何?
期待に胸膨らむ里山のオヤジであった。