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2019夏の旅行・パリ1,2日目

2019年08月09日 | kazun's おでかけ

7月30日~8月7日まで、7泊9日でパリ・ロンドン家族旅行に行ってきました。

私にとっては卒業旅行以来の国で勝手がわからないこともあって、まあ、パプニングのオンパレード

とは言っても、スリに遇うこともなく無事に帰国したので、今はそれも込みで楽しい思い出。

備忘録も兼ねて、4~5回の長いブログになりますが、どうぞお付き合いくださいませ~。

 

★ ★ ★

【7月30日 パリ1日目】

7月30日の午前の便で、羽田空港からパリ・シャルル・ド・ゴール空港に向けて12時間30分のフライト。

カナダに単身赴任中の夫とは、パリ北駅のコインロッカーで待ち合わせです(カフェじゃないとところが笑える)。

夏のヨーロッパは、観光客でごった返してるらしい。

順番待ちで貴重な時間を無駄にしないよう、いつになく綿密なスケジュールを立てて出発しました。

 

美術館や乗り物の事前予約、レストランの予約、観光地から観光地への交通手段のシミュレーションなどなど、すべてバッチリ!!!  のはず。

 

↑午後4時ごろ、無事シャルル・ド・ゴール空港に到着。

ここからは郊外電車に乗って、待ち合わせ場所のパリ北駅(Gare du Nord)のコインロッカーを目指します。

 

↑券売機でいきなり戸惑う。細かい駅名が書いてないから、北駅までいくらかわからない。聞きたくても駅員さんがいな~い。

 

ネットで金額を調べて、とりあえず切符を購入。クレジットカードが使えるのは便利よね。

 

なんとか改札を通れることになった・・・けれど私の切符だけエラーになってしまう。なぜ??

聞きたいけど、ここにも駅員さんがいない。

 

仕方なくみどりの窓口的なところに行って聞くと、だいぶ時間をかけて新しい切符を再発行してくれた。

「裏面の磁気は繊細なので、触らないでください」。じゃあどこを持ったらいいの ???

 

ここまでで30分のロス。やっと電車に乗れて40分ほどかけて無事パリ北駅に到着ーー。

パリ北駅は、空港直通列車や地下鉄、ユーロスターなどが乗り入れている、日本で言ったら上野駅みたいな主要駅です。

 

が、またしても駅の自動改札で引っかかってしまい出口に出られない。

なんでここにも駅員さんがいないの~?? なぜインフォメーションセンターが閉まってるの~???

途方に暮れていると、私の困惑顔に気づいた乗客が、その方の一日フリー切符らしきものを代わりに機械にかざしてくれて、なんとか通過。

おお、ありがたい。

 

そしてまた迷う。

ユーロスター入口方面の3番ホーム近くのコインロッカー。ここへどうしてもたどり着けない。

こんな主要な駅で観光客も多いのに、なぜ道案内のスタッフがいないのか不思議でしょーがない。

ああ、日本ってやっぱりすばらしい。私のやってる仕事って観光客にどんなに役に立ってるかと、仕事の意義を感じたできごとでした。

 

空港から1時間の予定が2時間もかかり、なんとかコインロッカーに到着。

夫とも無事会うことができてどんなにホッとしたことか。

 

駅の外に出てみると、いきなり異国感満点! 駅舎自体が美術館みたいだ~。

 

このあとバスに乗ってホテルに向かうわけですが、定刻通りには・・・来ないよね~~

バス停の電光掲示板にはご親切にもバスが来るまであと1分と表示されるのに、0にならずに20分に戻っちゃう。すぐそこまで来ていたバスはどこへ消えた??笑笑

 

やっとホテルに着いたらどっと疲れちゃったので、この日はホテルお向かいのピザ屋でマルゲリータを買って夕食にしました。

その場で生地を広げ焼いてくれたピザは、結構イケる

そのまま就寝。爆睡

 

★ ★ ★

 

【パリ2日目】

パリに着いて早々、観光の目玉ルーブル美術館へ。

 

観光名所をたくさん通る「路線バス95番」は、出番が多い。いざ、ルーブルへ。

 

わーい、本物のルーブル美術館だぁぁぁ

想像していたよりもはるかに敷地が広く、子どもたちも大興奮。にしても、観光客が多いな~。

こんなこともあろうかと事前予約していた入場券があってよかった。

行列を横目にすんなり入場できました~。

 

1793年に開館された歴史ある美術館と、30年前に建てられたモダンなピラミッドの対比がおもしろい。

建設当初は景観を損なうと相当な非難を浴びたようですが、今となっては違和感ないですね。

むしろ、映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台になったことで、人気観光地化してる?

 

中に入ると、一番に向かうのはやはり「モナリザ」でしょう。

教科書に出てくるような名画が普通に展示されている中、モナリザだけは別格。

厳重にクリアケースに入れられていて、この絵だけは列に並ばないと間近で見られません。

 

 

モナリザの前で立ち止まって写真撮影なんかしていると、警備員さんに急き立てられます。「ほら早く行って、行って~」。

 

さすがにオーラがハンパない

 

こちらも有名な「民衆を導く自由の女神」。

日本じゃ考えられないですが、写真撮影OKなんですね。

 

ミロのヴィーナスも、サモトラケのニケも間近で見られて感動

 

そのほか、惚れ惚れるする名画や彫刻をたくさん鑑賞して、ランチは人気のビストロ「Bouillon Chartier」へ。

お昼の時間をとうに過ぎた3時に行っても、広い店内は満席。

 

 

白身魚のグリルと、鴨肉のコンフィをいただきました。

鴨肉の皮がパリパリして美味しかった~

 

その後、電車でモンマルトルへ。

サクレ・クール寺院を眺めつつ、私と他の家族3人とは別行動。

なぜかというと・・・、生地好きの聖地であるモンマルトルの生地屋街を一人でゆっくり楽しみたかったから。

 

大なり小なり100軒近くの生地屋さんが集まっていて、中でも「Tissus Reine」「Marche St-Pierre」「Moline」は必見。

「Marche St-Pierre」は5階建て。

 

「Tissus Reine」には、リバティ生地がいっぱ~い。

こんなカーテン、かっこいいよね~。

 

かわいいボタンがいっぱいで、萌え萌え~

 

これは鯉のぼり柄? 日本じゃ見たことない。

 

こちらをお買い上げ~。

 

日本ではカットしてほしい生地を顧客自ら裁断台に運びますが、こちらでは物差しを持った裁断専用店員を呼んでその場でカットしてもらいます。

生地にハサミで切り込みだけ入れて、あとは手で生地をビリビリ破いていく。

織り目に沿って切れるのはいいけど、生地が傷まないか心配です。

 

私が2時間半ほど幸せなひと時を過ごしている間に、子どもたちと夫は似顔絵アーティストが集まる広場で似顔絵を描いてもらってました。

 

ここで、パプニング発生。

頼む前に絵描きさんに料金を聞いたところ、「フィフティ、フィフティ」と言い、それを夫は「50.5ユーロ」だと解釈したようです。

が、作業が終わって料金を払う段になったら、「100ユーロ」(1枚に2人描いて50+50)だったという話。 →1万2,000円は高いよ!

現金払いのみと言われても、そんな大金怖くてお財布に入れてない。

でも、向こうも困ってますからね。カードキャッシングできるATMまで連れて行ってくれたのですが、こんな時に限って受付不可と出る。

3軒回ってどこもダメ。

 

最後には、たまたま持っていた日本円なにがしかを高レートでユーロに換金して、ギリギリお支払いした形。焦ったーー

画家さん自身は悪い人ではなさそうですが、もうちょっと言い方をはっきりわかりやすく言って欲しかったわ

こちらも、トータルいくらかちゃんと確認すべきでした。反省

 

モンマルトルの街自体は、アートな香り漂うとてもステキなところでした。

 

そんなこんなで、この日もどっと疲れて就寝。

明日へと続く・・・。

 

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